日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

生活・娯楽

じわり増える人工知能の出番

<人間の業の肯定を前提とする一人(いちにん)芸>。立川談志さんは落語のことをこう言い表した。誰にもあるやるせなさや弱さを笑いでくるむから、ほのぼのとする温かみがどこかにある。 八代目・桂文楽さんには小言の流儀があったという。小言の種をためてお…

非効率の中に潜むものがある

懐かしいテレビドラマに『とんま天狗』がある。あの“鞍馬天狗”を下敷きにしたコメディ時代劇だ。大村崑さん扮する主人公は名前を“尾呂内楠公”といい<姓はオロナイン、名は軟膏>が決めぜりふとなった。 番組スポンサーの主力商品名を、そのまま主人公の役名…

コロッケの至芸から初音ミク

続く秋雨でコートを着たかと思うと、翌日は汗ばむ陽気で半袖に戻る。一昨日は、横浜の中華街で食事したあと、真夏の陽気である山下公園を散歩。ものすごい人出であった。 そして夕方にはコロッケさんのコンサートを楽しんだ。昼と夜の部とも超満員で大盛り上…

素朴な疑問で知らぬことを知り

一昨日(10月2日)は、語呂合わせで「豆腐の日」だったらしい。 スーパーマーケットの見切り販売のワゴンで、豆腐や油揚げ、納豆など、大豆製品が入っていることがよくある。割引シールを貼っても、売れ残ってしまうことも多いとか。 群馬県前橋市の相模屋食料と…

二足のわらじと二刀流の効能

<二足のわらじを履く>とは、ひとりで2つの職業を兼ねるという意味ではなく、2つの職業が両立しないことをいうらしい。たとえば、勤勉な警官の裏稼業が怪盗だったとか。 野球の大谷翔平選手は二刀流といわれている。しかし、打者を打ち取ることと、投手を…

淡々と過ごしたい市井の生活

ジャンルに関わらず、何気ない言葉が自分にとっての名言になる。 <大事なことはたいてい面倒くさい>。宮﨑駿さんの言葉が忘れられない。「創りながらテーマを見つける」、「台本がない」、「少しずつ創っていく」などと、宮崎監督独特の創作法と緻密な作業の積み…

頭でわかっても違和感がある

流行語や新語の意味をわからず困ると感じる人は、7年前の40%から55%に増えているらしい。その割合は加齢とともに高まり、60代では70%近いとのこと。 上の世代がスマホなどからネットで、若者の言葉を頻繁に目にするようになったからなのだろう。…

和ませることに長けた立役者

急速な戦後復興を続ける日本を、アメリカは“驚き"の目でみたという。やがてそれは“警戒"、“脅威"へと変わっていった。 日本製品の流入は目を見張るものがあった。ナショナル(現パナソニック)、ソニー、東芝などの電化製品。トヨタ、日産、ホンダなどの自動車…

現金を隠して金を使わせる法

“値上げはぜんぜん考えぬ”で始まる。フォーク歌手・高田渡さんの曲『値上げ』である。今、ユーチューブで懐かしく聴いていた。“当分値上げはありえない 極力値上げはおさえたい”。お得意の高田節で、言葉尻が徐々に変わり始める。 高度成長期にて、公共料金…

追いやられるモノには要因が

AI(人工知能)は1950年代からブームと低迷を繰り返し、今は第3次ブームにあるという。とくに新しい技術ということではないらしい。 それぞれで実用化が始まり、その応用範囲は広いというが、どうもピンとこない。 証券会社のゴールドマン・サックスは…

消えゆく物から宿る文化とは

あの時代、ラジオのディレクターはみんな若くて志があった。コンサートへどんどん足を運び、お気に入りのシンガーをディスクジョッキー(DJ)に登用する。ダイヤルを合わせた若者はお気に入りのDJを見つけ、初めて聴いた曲を輸入レコード店で探し出す。 テ…

身をさらすか隠すかのゲーム

NHKの朝ドラや数々のドラマの主題歌を作り歌い、自身もドラマ・映画に出演。あの『逃げ恥』ではドラマと主題歌『恋』が大ヒットを記録した。“自由な遊び心”を持つ星野源さんは、コメディアンとしての一面ものぞかせる。 テレビの草創期にも、音楽・演技・…

ネット漬けにアナログ癒やし

ポケットの中で熱くなったり、使わなくても電池が勝手に減っていく。私のスマートフォンのことである。スマホとの付き合いは、(iPhone発売後の)アンドロイド初代機からなのであるが、いまだに馴染めないでいる。 できればスマホよりタブレット、それよ…

短夜の如く移りゆくモノたち

明けやすい夏の夜を「短夜(みじかよ)」という。今も、夏はひえひえの麦酒が一番なのか。<昨日は今日の古(いにし)へ 今日は明日の昔>。室町時代の歌謡集『閑吟集』の一編だ。時の歩みは速い。 <もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のこと…

現代語かと錯覚している言葉

立った状態で作業ができるスタンディングデスクが注目されている。それまで、オフィス環境の改善は、座る姿勢やディスプレーの位置にばかり注意が向けられた。 座って作業すること自体、(必ずしも)健康に良くないことがわかってきたという。1日10時間以上…

着想・意識・疑問の深層心理

この時期の快適な履物といえば、ビーチサンダルである。通称“ビーサン”は、海辺だけではなく、街なかで自由に履きこなす人も多い。 このアイテムを世界に広めたのは日本のメーカーだという。内外ゴム(本社・兵庫県)が1955年に売り出した。1913年創業…

つながることで得られるもの

モノとモノをつなぐと言われても、理解しにくいのがIoT(Internet of Things)である。パソコン、スマートフォン、タブレット端末がインターネットにつながるのはよくわかる。それがIoTでは、ネットにつなぐものが家電、自動車、センサーなど様々なもの…

自由時間は8万時間らしいが

体長10mのジンベエザメが神奈川県の小田原市沖3キロの海に現れた。本日のニュースで目撃情報が流れていた。 サメの体には浮袋がないため、泳ぎ続けないと海の底に沈む。深海ザメのオンデンザメは泳ぐのをなぜやめたのだろうか。一昨年、駿河湾で捕獲され…

伝承されない能力と継続の力

かつて投手王国といわれた阪神タイガース。若きエース江夏豊投手の背番号は「28」。 映画『博士の愛した数式』で、博士に扮する寺尾聰さんのセリフにあったと思う。<江夏は完全数を背負った選手だった>と。 “完全数”とは、己の数を除き、割り切れる数をす…

身近の意外なモノにハマる今

先月から週に数回、早朝に短時間の用事ができた。朝食はどうするか。すぐに浮かんだのは納豆とごはん。妻に頼まずとも、このパターンでいける。 家では酔っている時間が長く、ごはんを食べることが少ない。こういうことがなければ好きな納豆を食べられない。…

現金の嫌われる時代らしいが

アメリカの経済学者・ケネス・ロゴフ氏は『現金の呪い』にて、現金をなくす提案をしていた。それも、高額なお札から段階的に廃止して、最後は紙幣をなくすべき・・だと。 100ドル札で100万ドルを用意すると大きめの袋に入るが、10ドル札や硬貨ではたいへ…

行きと帰りで遠いのはどちら

<♪ 帰り道は遠かった 来た時よりも遠かった・・・>。昔、流行った歌の歌詞にある一節である。はたしてそうであろうか。疑問を持つのはおもしろい。 フランスの心理学者がパリの街並みを写真に撮り、人に見てもらう実験を行ったという。写真を見る時間はま…

連休明けAIは憂鬱になる?

日曜日の終わりが近づくと、翌日のことを考えて憂鬱になる。学生や勤め人の誰もが覚えのある心の動きだろう。“ブルーマンデー”や“サザエさん症候群”なる言葉もあったが、今はどう表現されているのか。 昨日の日曜日も大型連休の最終日と重なった。高速道路で…

容器変われど旅の供はこれ?

俳句の世界で、5月は初夏らしい。旧暦の5月が新暦で6月から7月に当たるとのこと。五月雨(さみだれ)とは、梅雨の別名なのである。 まだまだゴールデンウィーク。今も旅の道中を満喫されている方は多かろう。 その昔、松尾芭蕉の紀行文『おくのほそ道』に…

お茶目な名人の居眠りに客は

夏のような春が続く。この時期も愛飲される方は多かろう。ペットボトル入りのお茶だ。ラベルには「品名・緑茶(清涼飲料水)」とある。寒い時期に温めて飲むが“清涼”とはこれいかに。食品衛生法のくくりでこういう表示になるらしいが。 発酵させずに飲む日本茶に…

憧れずに歩けない時代もある

20年前(1998年)には3232あった市町村が、2016年10月の時点で1718にまで減ったという。規模の拡大で市は増えたが、町は1994から744になり、村は568から183になった。 さて、50~60年前の市町村の数はどうだったのか、ネ…

日本の未来の未来は今にあり

ゆで方一つ取っても、家庭料理の奥は深い。ごちそうである必要はない。でも、毎日食べても飽きない味。まさに暮らしの中にあるのが家庭料理である。料理研究家・土井善晴さんがコラム記事に書かれていた。 見た目や技にとらわれず、ただ一生懸命作り続ければ…

普通でないから工夫で共感を

それさえ実現できれば、世の中のほとんどの問題が解決するのだ・・と。小説『ディーセント・ワーク・ガーディアン』(沢村凛さん著)にて、労働基準監督官の主人公が語る。 それは、<誰でもが、普通に働いて、普通に暮らせる>ということである。 メジャーデ…

知的作業とは調べることから

今、大活躍中のソメイヨシノは一代限りの交配種で、種から成長させても同じ桜にはならない。そのため、接ぎ木で増やしてきたものなのだという。人為的に時間をかけてあれほどの数にしたと思えば感慨深いものがある。 民俗学者・柳田国男さんの説にある。<江…

桜の下のその風景に笑顔あり

桜の下で、子どもたちは水遊びをしたり、とても暖かな春の陽気だった。昨日のお花見から5日前は雪だった。そのギャップがすごい。 歳時記では、“春の雨”と“春雨”を区別するという。“春の雨”は冬の名残りの冷たい雨をも含み、“春雨”は春の後半にしっとり降る…