日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

拓郎節で若者と化す熟年たち

一昨日、吉田拓郎さんの首都圏ツアーがパシフィコ横浜・国立大ホールで行われた。 今回は、市川市、東京、大宮、東京、横浜。2ヶ月リハーサルして数少ない公演だと、ご本人が笑いながら言っていた。「北は埼玉から南は横浜まで」が今の活動範囲だという。ライ…

飄々とした一面に心惹かれ

長年、居酒屋とは縁があり、人並み以上に呑みすぎるわが身としては、店のトイレにもお世話になっている。 年を経て店のスタイルも変貌しているが、いつのまにかトイレの貼り紙が礼を言うようになってきた。 昔の常套句は、“一歩前へ”や“○○こぼすな”であった…

無礼傲慢な××賞の選考委員

今月の初めは若手プレイヤーによるイカしたジャズセッションを聴き、今週は吉田拓郎さんのコンサートへ行く。そして、12月には岡林信康さんの弾き語りライブのチケットもゲットした。拓郎さんは初めてだが、岡林さんとは数十年ぶりの再会になる。 思えばシ…

四字熟語が逆さに替わり納得

作家・水上勉さんの小説『飢餓海峡』にあった。<木蔭で陽当りがわるいから、茸(きのこ)が生えている>。(本州最北部の貧しい村にある)粗末な家の屋根の描写である。 松茸などがありがたがられる一方で、じめじめした場所に育つ陰の生き物という印象がキノコ…

チャンネルをまだ回してた頃

“消える魔球”は本当にあるという。遠近両用の眼鏡をかけてキャッチボールをすると、機能の異なる二つのレンズの境に球がさしかかったとき、消えて見えるらしい。高齢者野球を取材した新聞記者が書いていた。 『巨人の星』の伴宙太は魔球を捕るのに特訓を要し…

物怖じと人見知りをしない人

若かりし頃、人生の先達者たちからたくさんの刺激をもらった。この方からの影響も少なくはない。竹村健一さんである。 テレビのトーク番組『竹村健一の世相講談』(1978年4月~1985年3月)では、小渕恵三さん、大平正芳さん、石原慎太郎さん、(大統…

“人生の終わり”の後悔とは

都会の夜に慣れた目には、山あいの満天の星が明るすぎる。あまりの密度に驚嘆しつつ、星同士が衝突しないのか心配にもなる。 ところが、星と星の混雑度は「太平洋にスイカが3個程度」なのだという。宇宙は気が遠くなるほど広い。それだけに謎解きをあきらめな…

何気ない見出しでわかること

知ったつもりで読むと、思い込みとの相違を感じることがある。『“メリットわからない”4割…電力自由化』。本日の新聞記事にあった。 4月に始まった、「家庭向けの電力小売りの自由化」についてのアンケート結果が、取引監視等委員会により公表された。 電力の…

神無月は神在月でもあるのか

読書の秋なのに、紙の本を読む機会がめっきり減っている。今もあるのかどうかわからない。買ったばかりの本を開くと、余分な紙を折り畳んだ不体裁なページに出くわすことがあった。製本の際の切り損ねである。 この裁断ミスのページを“福紙”または“恵比須紙”…

男前は女で 女々しくは男なり

『喜劇 男は愛嬌』(松竹)という映画のタイトルが印象深い。46年も前の映画である。森崎東監督デビュー作『喜劇 女は度胸』の続編らしい。映画の本編を観たか記憶は怪しいが、タイトルはしっかり憶えている。 “女々しい”という言葉は男のためにあるという。…