日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

紙も仏もネット通信でゲット

インターネット以前のパソコン通信でのネット通販は、今のように商品を選び「カートに入れる」等の方式はなく、Eメールのやりとりで販売店に見積もりを出してもらい、注文していた。のどかなアナログ感覚であった。 アナログといえば、最近おもしろいサイトが…

“数字と容姿”は美しいか否か

理容室へ行く女性客がいる、と訊いておどろいた。私は(理容室の)待ち時間がいやで数十年行っておらず、家で散髪をしてもらう。 美容室に通う男性は前にもいた。今は男性専用の美容室も人気だとか。美容室はシェービングができないため、女性客は理容室で顔や…

温暖化だけと思えば大間違い

二酸化炭素が増え、地表の熱が宇宙へ逃げにくく、地球の平均気温が上がってしまう現象が“地球温暖化”である。暑い夏が増え、台風が強くなる。他にもいろいろな現象が起きている。 増えた二酸化炭素は海にもたくさん溶けて、海洋の酸性化が進むといわれる。ウ…

負けず嫌いは日本人のDNA

志賀直哉さんの随筆『自転車』によると、10代の頃は自転車マニアだったという。ブレーキもない当時の米国製を乗り回し、東京中の急坂を登り下りしたり、江の島や千葉へと遠乗りをしたそうだ。 鉄道馬車や人力車が主な移動手段だった時代だというので、自転…

言葉は武器にも凶器にもなる

長年の営業職で、言葉一つが売上げに直結したり、顧客を怒らせた体験もある。使い方により、言葉は意味や音感が微妙に変わる。 「愛する」の“愛”は“心”が真ん中に配されているが、「恋」の場合“心”が下になる。<恋は下心で愛は真心>なのだろうか。おもしろい。…

“下から目線”で得られる全体像

<俺はねえ、人を見下げることは嫌いなんだよ。俯瞰(ふかん)ていうと見下げるじゃないか>。映画監督・小津安二郎さんは語った。ローアングル(低い位置にカメラを置いて撮影する)技法を駆使する、小津さんならではの言葉である。 監督がセンチ単位で指示する…

“言葉少な”の嫌われ方好かれ方

以前、<身近な人の嫌いな口癖は?>という内容のアンケートをしていた。約2万の回答の中から、2位は「お金ない」で1934票。そして、4540票という大差で1位に輝いたのはたった一語の「は?」であった。4~5人に1人の割合である。 納得できない、ま…

その金は果たして清潔なのか

小説家・三浦綾子さんは雑貨店を営んだことがあるそうだ。 手記の『わたしは手洗いおばさん』によると、<客が菓子を買おうとする。わたしはすぐに手を水道の水で洗って菓子を袋に入れる。金をもらい、つり銭を払う。そこで、また手を洗う>。 客が1人来れ…

省かずスタンド・バイ・ミー

アメリカのソウル歌手ベン・E・キングさんは昨年、76歳で亡くなった。1961年にはソロで、名曲『スタンド・バイ・ミー』の大ヒットを放った。 1986年、少年の友情を描いた同名映画の主題歌となり、リバイバルヒットしたといわれている。実情では、…

操れないモノに迷うが人の常

日本の芸能界をサラリーマン式とすれば、ハリウッドは自営業式だといわれる。それぞれのタレントが、自分のキャリアを自分でコントロールして、責任も自分で持つ。 アメリカで人気のテレビドキュメンタリー『アクターズ・スタジオ・インタビュー』では、クリ…

からだの記憶力と詩のこころ

箏曲家の宮城道雄さんは、今年で没後60年になる。大阪の公演へ向かう夜行急行列車『銀河』から、列車の外に転落した。救助時点で意識はあったが、惜しくも搬送先の病院で亡くなられた。 8歳のころに失明した宮城さんは、光を断たれ指先の感覚が研ぎ澄まさ…

大型連休を多機能に送るか?

<小さいものに、機能をたくさん詰め込むことが進歩>のごとく、あらゆる商品が多機能化された。腕時計は、ゼンマイ、自動巻きを体験し、今ではソーラー電波時計が手放せない。ただ、ストップウォッチやタイマー、アラームなどの機能を使う機会はほとんどな…