日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

悲喜こもごもな「お金の体感重量」とは

1億円のお札の束はどれくらいの重さと厚みなのだろう。そういえば、元銀行員の知り合いから<紙袋に1億円入れて持ち歩いた>という話を訊いたことがある。なんでも巨額な現金の移動は紙袋の方が気付かれなくて安心だとか。 名古屋市にUFJ銀行の「貨幣資料館」…

メディアこそがメッセージでメディアは質ではなく量で発展する

<メディア・イズ・メッセージ>とは、カナダの英文学者で文明批評家のマーシャル・マクルーハン(1911年~1980年)が唱えたメディア論である。 話の中身はコミュニケーションのわずか7%のウエイトで、初対面のイメージは7秒で決まる。残りの93%…

月と深層海流の間で保たれる大切なものとは

米国のアポロ11号で人類が初めて月に降り立ち、月面からの中継映像を見ることができたのは1969年の7月。45年も前のことである。コンピュータが故障した時のためにと、Pickett社の“計算尺”を司令船に搭載したそうである。 世界初のポータブル関…

「穏やかな心根」が善意や税金を食い物にする「卑しい心根」に

明治の初め、米国の動物学者エドワード・モースは東京の街で、4人の人力車夫がたむろする場所に歩み寄った。自国の辻馬車屋がするように、客を奪い合うかと思えば、しない。長さの違う麦わらで“くじ”を引き当てた一人がモースを乗せた。残った3人はいやな顔ひと…

CSの下剋上がすごいことになっているではないか

2004年から2006年の3シーズンの間、プロ野球のパシフィック・リーグではシーズン上位3球団によるトーナメント方式のプレーオフ制度が実施されていた。その間、レギュラーシーズンで2度1位になったソフトバンクが、プレーオフで敗退して日本シリ…

メロドラマとは日本映画界の造語だとずっと思い込んでいた

"メロドラマ"の定義は、<視聴者をメロメロにさせようと意図して作るドラマ>のことなのだ、と勝手に解釈していた。しかし、調べてみるとそれはちがうようであった。メロドラマとは、<愛し合いながら、なかなか結ばれない男女の姿を感傷的に描く>ギリシャ語のメロス(…

箱書きという概念で文章が格段に楽しくなった

自分にとってよい文章の条件とは、わかりやすいこと。 何を言いたいのかがよくわかっていれば、難しい言葉をわざわざ使わなくとも、誰にでもわかる平易な文章が書けるはず。 そこに“楽しさ”が加われば、書くことが“楽(らく)”になる。 シナリオの文体は<映像が浮か…

腸に関する豆知識を集めてみたら超おどろきの事実が判明した

「掃除をすれば、心がきれいになる」と感じる。きれい好きな悪人もいるかもしれないが、ふつうは、身の回りをきれいに保つ人が、強盗や詐欺を働くとは思いたくない。そういえば数年前に、『トイレの神様』でべっぴんさんになる、というような曲が一世を風靡(ふうび)し…

ビリー・ワイルダー作品がおもしろすぎて目を離せない

数々の名作を残した映画監督で脚本家のビリー・ワイルダーは、晩年のアカデミー賞授賞式で50年以上も昔の一言に感謝した。 ナチスの迫害から逃れようと、欧州から米国へ移住する際、メキシコの米領事館でビザを申請した。送還されれば命を失う危険のため、不安な…