日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

後の先とはいったい何だろう

相撲通の作家・宮本徳蔵さんいわく、<69連勝の双葉山はどんな敵に対しても泰然自若として些少の動揺をも示さずに勝った>とのことである。相手の力士が自滅していくような印象すら受けたと記した。 その双葉山のDVDを見て研究した白鵬は、“角界の父”と…

その人の名は 立川談志さん

立川談志さんが落語協会から脱退し、立川流を創立したのは、2人の弟子が真打ち昇進試験に落ちたことが発端だったという。 昨秋、学術や研究、芸術、スポーツなどの分野で活躍した人に贈られる紫綬褒章を受章された立川志の輔さんは、2011年に亡くなった…

ネコやトンボ、ヒト等の雑談

イヌ派、ネコ派とよくいわれるが、私はどちらも好きである。ただ、ネコとの同居体験はあるが、イヌと暮らした経験はない。 ネコもヒトと同じような仕組みでアルツハイマー病になるらしい。東京大などの研究グループがその事例を発見した、という。ネコの病変…

聞くのも記すのもコツと経験

自分がなにかを書くようになると、自然と人の話に耳を傾けるようになっている。それはネタ探しでもあるが、読むこととはちがう情報への興味が増しているからだ。ネット時代で情報源は多彩になり、何を流行と感じるかも人それぞれであるが、人から聞くことが…

ロボットと身近になれるのか

<政府が開発を進める「多言語音声自動翻訳システム」が、あと1年ほどで完成にこぎつける見通しになった>と、2005年1月の新聞記事にあった。日本語、英語、中国語、韓国語の4言語を対象に携帯電話などを通じ、音声と文字で翻訳する仕組みとか。 電話口…

ノーベル選考の日本作家たち

ノーベル賞の選考は秘密裏に行われ、その過程は受賞の50年後に公表されるそうだ。 鎌倉の川端康成邸を訪ねた三島由紀夫さんは、茶の間のテレビでロカビリーの番組を一緒に観た。1958年(昭和33年)3月のことである。 ロカビリーという激しいリズムの…

脳内に関する読み物が面白い

とくに意識しているわけではないが、脳に関する本はよく読んでいる。それも、医学的見地からではなく、読み物として楽しんでいるのだ。 年明けに、興味深い新聞記事を読んだ。頭で思い浮かべた言葉の一部を、脳波の変化から解読することに成功したという。障…

自動・ネット・エコで競争する車

<ネクスト・ワン(次の作品さ)>。最高傑作は何かと聞かれ、こう答えた。 チャップリンの名言だといわれる。 今、車の業界はネクスト・ワンに向けた過激なレースが行われている。無人運転の技術も進んでいるようだ。テレビのCMでは、駐車場での自動車庫入…

仕事始まれど正月はまだまだ

正月2日と3日の箱根駅伝が終わると、<仕事が待ち受けている>という気がしてならない。ちなみに、私は今日から仕事であるが。 “駅伝”は、もともと古代の交通制度なのだという。唐の仕組みに習い、諸道の所どころに駅を設け、緊急の官使が用いる駅馬、不急…

この時期 想うは寺山修司さん

本年もよろしくお願い申し上げます。いつも読んでいただき、ありがとうございます。そして、皆様のすばらしい記事をたくさん読ませていただけることに感謝しております。 明けて新春。366日、8784時間のまっさらな1年はすでに始まっている。明治の文…