日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

たんたんとすぎる毎日がいい

 

この梅雨は例年になく雨が続く。たった一年前のことも記憶から遠ざかるが、昨年の今頃に東京あたりでは早々に梅雨明けをしていて、盛夏のような天気が続いていたようだ。

海の誕生は3月1日だという。地球の歴史(46億年)を1年のカレンダーに換算した場合の話であるが。ちなみに、人間が四大文明を築いたのは、大みそかの午後11時59分。

壮大な仮説はおもしろい。地球に水と生命をもたらしてくれた恩人は小惑星らしい。数億年にわたり水を含む天体が地球に衝突を繰り返し、海が誕生したとか。地球のもたらした成長のおかげで我々は生きていられる。

学生時代に、給与の高さだけでなく(仕事を通して)自分が成長できるかどうかを考え、企業を選んだ方も多いだろう。いわゆる“働きがい”である。

 

 

<サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ>。高度成長期の真っただ中の大ヒット曲『ドント節』(クレージーキャッツ)である。底抜けに明るい植木等さんの歌声が懐かしい。

二日酔いでも寝ぼけていてもタイムレコーダーを<ガチャンと押せばどうにか格好がつく>もの・・・だと。

高度成長期は増え続く仕事と企業間の競争も激化。無理をしなければやっていられない。だったら居直って気楽な稼業ぐらいの気持ちでおやんなさいという歌である。

<明日も、なにもない日にしよう>。こちらは近年のポスターだ。東京メトロサントリーが「働く」をテーマに作ったコマーシャルだという。毎朝毎晩、大勢の人を乗せる鉄道のように、たんたんと(安全な)毎日が過ぎる方がいい仕事も多いだろう。

 

 

胎児と胎盤とを繋ぐ命綱は“ヘソの緒”である。その“ヘソ”も誕生後は日常生活で何ら役に立つことがないと思われている。それでもヘソは中心になくてはならないものらしい。“ヘソ曲がり”の私がいうのだからまちがいない。

そしてヘソは球技の世界ではただものではないという。<攻撃ではボールにヘソを向けない>とはサッカー。パスを受けるとき、攻める方向にヘソが向いていれば鮮やかな速攻につながるからだ。

野球のスイングの<ヘソで打つ>は、体が開かないようにするためであり、テニスでは相手選手への正対を崩さぬために<ボールはヘソで見よ>とのこと。今まで意識していなかったヘソも、意識してみると(ヘソは)司令塔のようにも思えてくる。

自分の体について知らないことは多い。1キログラムの体脂肪を減らすには7200キロカロリーを消費しなければ・・・。ダイエット本にあった。運動に換算すれば、マラソン数回分にもなるそうな。

<「いつか」でなく「今」始めよう>。<生まれ変わるなら生きているうちに>。あるジムの標語らしい。たんたんと毎日を過ごしていても、知らないことが見えてきたり、自分は生かされている、と感じることがよくある。

 

 

今週のお題「2019年上半期