日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

日常生活に感じるものは何か

かつて流行ったテレビドラマ『ビーチボーイズ』で、民宿の娘を演じた広末涼子さんが言った。<夏のある国に生まれて、私は幸せだと思う>。夏には夏だけの時間の進み方があるような気がするから・・・と。太陽のもと、日常を離れた自由な時だ。 今は日暮れも早…

ホットとクールなメディアは

カナダの英文学者、文明批評家であるマーシャル・マクルーハン(1911年~1980年)は、電波時代の予言者とも言われ、「未来の未来は今にあり」との発言で、未来の兆しを現在に発見する能力の持ち主であった。 「メディア・イズ・メッセージ」という独自の文…

成し遂げる人はやばい習性も

すごいことを成し遂げる人は業が深く、やばい習性もあるらしい。それは、波乱万丈の振れ幅が、凡人よりも激しいということでもあるようだ。人生の“すごい”絶頂と“やばい”破滅は表裏一体なのだろう。 興味深い話はやはり“やばい”方なのか。『平家物語』に記述…

隠居には好きなことが似合う

通信の主役が固定電話から携帯電話に移る中、(2017年度末の時点で)固定電話の契約数は1987件だという。2000万件を割り込んだのは1971年度以来で46年ぶりだった。ピークの97年の6322万契約から約3分の1の減少である。 加入電話の全…

付加価値が主役に躍り出る

ヒネリや機知に富んだ話が好きである。“失敗は成功の元”とは、、こうすれば失敗するということを学ぶことであり、まちがってもすぐに訂正できる方法を知ることは大事。 失敗の許容範囲を知るのと知らないのではその差が大きい。また、若いときの心配はたいて…

よきライバルと粋で付き合う

<本当にベストだったと思うためには、自分のみならず相手のベストも必要だ>。現役だったイチローさんが雑誌のインタビューに答えたときの言葉だと記憶する。 <はたちの日 よきライバルを 君に得て 自ら当てし 鞭いたかりき>。こちらは西条八十さんの葬儀…

授かった2つの耳と1つの口

<この面相で、この脳みそで、この運動神経で、この環境で・・・。どうやって面白く生きていこうかってのが、人生だと思うんですよね>。俳優・山崎努さんの言葉だったろうか。 人は自分の気づきたいことしか気づけない生き物だという。 人間術として勉強さ…

呼びさます記憶でのAI助言

芥川竜之介さんの短編『世之助の話』にある。主人公が子どもの頃、手習いに行くといたずらっ子にいじめられた。おとなになっても墨の匂いをかぐたびに、当時がよみがえる・・・と。 大抵な事は嗅覚との関係が強いのか。この季節なら、夕暮れどきに漂う蚊取り…

五輪と五感の大切な意味とは

インターネットは便利である。その検索のつけ刃で恐縮だが、五輪マークの意味を調べた。「青・黄・黒・緑・赤」の五輪マークは、オリンピック創始者、ピエール・ド・クーベルダン男爵が考案した。 世界の五大陸「ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニア」…