日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

lifeのなかにifがある

スマートフォンに続く次世代端末はウエアラブル(wearable)だと訊いたことがある。ウエアは「着る」「身に着ける」という意味で、「衣服」や「衣類」も指す。 つまり、ウエアラブルとは「着用可能なコンピュータ」なのだそうだ。 スマートフォンは携帯電話とコン…

素敵なヨコハマ物語に感謝を

昨年末、私は『ハマのメリーさんをご存知か』という記事を書いた。そして、その翌日に『ヨコハマメリー』という映画を観た。ちょうど丸1ヶ月前のことである。 自分より若い世代の中村高寛(たかゆき)監督が、あのメリーさんをどう描いているのか、たいへん…

110年の「吾輩は猫である」

昨年から夏目漱石さんの電子書籍を読む機会が増えた。それまでは『坊っちゃん』だけしか読んでいなかった。かつて、石原慎太郎さんの小説『青春とはなんだ』は、<漱石さんの『坊っちゃん』を、昭和の舞台にリメイクしたもの>と訊き、その比較のためにと読…

粋な話に興じてみるのもいい

戦争と平和という言葉を並べるとき、平和を先に言う人は少ないだろう。それは、トルストイの影響ばかりとはいえないはず。平和をイメージするスポーツの祭典のときくらい、その順序が逆になってもいい。 安倍首相が思い出話を披露したことがある。1972年の札…

謎の楽器ストラディバリウス

バイオリンを弾いたことがない人でも、アントニオ・ストラディバリ(1644~1737年)の名前は聞いたことがあるだろう。ストラディバリはイタリア北部のクレモナで、93年という長い生涯のほとんどを、ひたすらバイオリンなど弦楽器の制作に費やした人で…

音楽の言葉使いに耳をすます

松任谷正隆さんに、ずっと前から興味があった。音楽プロデューサー、作曲家、編曲家、自動車評論家で、大学の客員教授でもあるらしい。ご本人いわく、「自分の好きなことだけしかやってこなかった」そうだ。徹底してしつこい性格だと付け加える。 音楽をやるようになった…

十年前に起きた或る事件とは

殿様の名前が書かれた紙を誤って足で踏み、叱られた。少年期の福沢諭吉さんである。 「殿様で悪いのなら、神様はどうか」と今度は、神社の御札(おふだ)を踏んでみた。何ともない。 御札もたまったものではないが、その満ち溢れる探求心に免じて、神様も大目に見てくれ…

年初には技術回帰の一報あり

「必ず青空が見えて虹の上には青い鳥が飛んでいる。いつまでも雲の中を飛んではいない」。1999年の年初、当時の宮沢喜一蔵相が職員に対して、映画『オズの魔法使』の主題歌『虹の彼方に』の歌詞を日本経済になぞらえた訓示だったという。 <稼ぐに追いつく(貧…

強さは必勝法ではなく必敗法

明けましておめでとうございます。いつも読んでいただけること、とてもうれしく思っております。そして、それ以上に皆様のすばらしい記事を読ませていただけることに感謝しております。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。 こちら(神奈川県)も元旦は雪が…