日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

スマホの次に来るモノは何?

業績を支えてきたスマートフォンの世界市場も、成長が鈍化するとの予想だ。 東日本大震災などの打撃を受けた電子部品メーカーも、世界的なスマホ需要で救われた。TDKは、ICチップの周りの電気の流れを整える「コイル」などの部品で、一昨年に初めて1兆円…

行動筒抜けの“かくれんぼ”

芸能関連のエピソードは楽しい。 『はぐれ刑事』(1975年)というドラマで主演の平幹二朗さんは、休憩時間に犯人役の男性へ話しかけた。それが人生を大きく変えることになる。 「私をあなたの芝居に出してくれませんか」。男性は「考えておく」と一言。 犯人役…

カセットという響きのブーム

ブームにも大小があるのだろう。アナログレコード・ブーム、といわれても、私の周りでレコードを聴いている人は知らない。「カセットテープ・ブーム再び」との記事も読んだが、こちらのブームはいかがなものか。 CDなどの普及で、1990年代に音楽の記録媒…

物欲のない若者が欲しいモノ

人それぞれで違うはずだが、若者はあまり買い物をしなくなったらしい。“物欲なき世代”とも言われる。可処分所得(収入のうち自由に使える額を示す)の伸び悩みが原因なのか。 スマホの普及で月々の支払いがかさみ、(健康保険など)社会保険料の負担も大きく、他…

やすらぎ、オレンジデイズな郷

テレビドラマがヒットといわれる基準は、視聴率10%を超えるかどうか、にまで下がっている。脚本家・倉本聰さんによると、駄目になったのはトレンディードラマからだと。 地べた目線でドラマの脚本を書くのが信念である倉本さん。「(作り手たちが)自分の生…

モノや情報で人とつながる今

昭和30年代のこと、某出版社が文学全集の刊行を企画した。松本清張さんの作品が議題にのぼったとき、編集委員の一人である三島由紀夫さんは言ったそうだ。「清張作品を入れるなら、私は編集委員を降りるし、わが作品の収録も断る」と。 純文学と大衆文学の壁…

時代は関係ない気がしてきた

松本隆さんが作詞した曲を一度も聴いたことのない人は、いないかもしれない。作詞活動は今年で47年。1980年代は松田聖子さん、近藤真彦さん、薬師丸ひろ子さんたちに詞を書き、歌謡曲の全盛期を支えた。 90年代以降もあらゆるアーティストに詞を提供…

“半世紀余り”のそれぞれは

ハッピーマンデーが導入されて17年になる。その前まで、“体育の日”は10月10日と決まっていた。それは、前回(1964年)の東京五輪の開会日にちなむ日であり、昭和を生きた日本人には忘れられない日である。 あの五輪は、招致決定の翌年(1960年)の…

うまくいかない画像サイズに

たまの読書も、紙媒体ではなくなったせいなのか。 以前、よくあった製本の際の切り損ね。買った本を開いて、余分な紙を折り畳んだ不体裁なページを見つけたことが懐かしい。 裁断ミスのページは「福紙」または「恵比須紙」と呼ばれたらしい。それは、陰暦10月…

「好き嫌い」の感情と体内時計

今年のノーベル医学生理学賞は、米国のジェフリー・ホールさん、マイケル・ロスバッシュさん、マイケル・ヤングさんの3氏に贈られる。業績は「概日リズムをつかさどる分子的な仕組みの解明」だ。 私はノーベル賞なるものに興味がなかった。しかし、今回のこの賞はと…