2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
大阪を生涯、離れなかったという。作家・司馬遼太郎さんである。そこでは一極集中の東京とちがい、事象を相対化して眺められる。 アイデアや集めた素材を発酵させる適度な湿り気も、大阪の街と人にあるらしい。そして、幾重もの歴史の層により作品の史料も手…
民放の開局に合わせて、駅前や商店街などに受像機が据えられたのが1953年だという。街頭テレビである。東京・新橋駅前に(プロレス中継で)力道山の雄姿を観るため2万人が集まったそうな。その黎明期にテレビは高根の花であった。 今はスマホでどこでも動…
かつて、セールスの講習を何度も受けた。落とし所(クロージング)、セールストーク、押しと引きのタイミング等・・・いくつものノウハウを聞いたが、飛び込み営業は実戦あるのみ。 英語でいうと「フット・イン・ザ・ドア」らしい。ドアに足をはさめれば、セール…
戦国武将や歌人も温泉を好んだそうな。武田信玄が湯村温泉に、藤原定家は有馬温泉、徳川家康も熱海温泉へと湯治に訪れた記録があるという。 この3月も忙しく、やっととれた連休で熱海に一泊して温泉を楽しんできた。このご時世でさぞかし閑散かと思いきや、…