日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

ビジネス

お得感の裏には当然訳があり

或るレストランの料理メニューで、コースが2つあるとする。リーズナブルなコースが4千円で満足コースは5千円也。これだとお客さんの選ぶ決め手がないそうな。 もし、2つのメニューに豪華プラン1万円コースを加えたらどうなるのか。3つのコースを設定す…

必要のないものが必要な時代

段ボールはシルクハットの内側が汗で蒸れないように、通気性を保つ裏地材として開発されたらしい。その発祥は1856年の英国だ。後に米国で、瓶などの緩衝材、包装材として普及することになる。 もし、今のような使われ方をしていなければ、シルクハットの…

宅配ビジネスの原型は天秤棒

夕方ニュースの『Nスタ』(TBS)を見てホラン千秋さんのファンになった。メインキャスターを務めて2年というが、頭の回転がよく、とにかく上手いのである。 芸能界入りは中学生の時で、初めての仕事は『魔法戦隊マジレンジャー』という戦隊モノだという。そ…

格言やジョークが当てはまる

<健康のためなら、死んでもかまわない>。<私は同じことを二度言わない。もう一度言っておく。私は同じことを二度言わない>。こういうジョークが好きだ。そして、<絶対になんてことは絶対にないんだ>と。 フランスの劇作家アルマン・サラクルーの格言だ…

短所の修正より長所を活かす

「令和」を初めて聞いたとき、私は“いいな”と感じた。「平成」のときはなにかピンとこなくて、“自分は「昭和」の人間だから”という意識が強かった。それは今も変わらない。“好き嫌い”は人それぞれであるが。 昭和の戦後に誕生した(初の名人として)将棋史に名を残す…

隆盛を極めたフィルムの写真

2018年に日本を訪れた外国人旅行者が、3000万人を初めて超えたらしい。ちなみに、前年は2869万人とのこと。初めて1000万人を超えたのが2013年。わずか5年間でほぼ3倍に増えた計算だ。 政府は、訪日客数を2020年に4000万人、2…

ボケたふりで切り抜ける手口

テレビ『きょうの料理』は、NHKで1957年より60年以上にわたって放送されている料理番組。また、テレビ朝日系列の『徹子の部屋』は、1976年から現在で放送43年目を数える長寿番組である。 テレビ界を代表する二つの長寿番組には共通点があると…

もたもたできぬ決済の争奪戦

9月になれば夏が過ぎ去ったという気分だが、この夏の暑さはまだ居座るかもしれない。平成最後と称されたこの夏は、日本列島が猛暑に包まれた。 思えば、昨夏とはあまりにも違いすぎた。観測記録のある1886年(明治19年)以降の最多記録に並んだ昨夏は、…

働き過ぎをやめられない人達

「魚が売れたからって魚屋が、ほかの魚屋を集めてお祝いをしますか?」直木賞をはじめ、あらゆる文学賞を固辞した山本周五郎さんの言葉だ。 『樅ノ木は残った』を新聞に連載していた頃、読者が周五郎さんに手紙を送った。<私は貧乏書生で新聞を定期購読できま…

新技術で溢れるアナログ業界

デジタル技術で廃れた業種がある。 自身の体験ではフィルム写真の業界である。 フィルムを売り、現像・焼付で潤った業界だが、デジタルカメラやスマホの出現でそれらの作業はいっさい不要となった。 印刷業界も活字を組合せていた時代とは様変わりして、多く…

愚直な一歩一歩のクオリティ

インターネットが一般化されてから今も、ブラウザを開けばヤフーの画面が(最初に開く)ホームページに設定したままだ。初めは検索エンジンとしての使用が主であったが、速報性のある情報源としての使い方が増えている。 ヤフー株式会社代表取締役社長・宮坂学…

ログイン&ペイメントで繁盛?

“爆買い”でおなじみの中国人観光客は、スマートフォン片手に買い物をするという。人気ランキングや新商品に関する中国語のネット情報をチェックするらしい。それらの情報は頻繁に更新され、突然売れ筋が変わることもよくあるとか。 ネットの口コミ情報が消費…

世間のルールは肌で感じよう

<歯を食いしばれ! グーがいいか? パーがいいか? それともチョキがいいか?> うっわぁ~!! これって軍隊じゃん、と思いきや、今は日常に交わされる家庭内の会話らしい。腕白小僧を持つママたちが、いたずらした子どもを直立不動にさせて、こう叫ぶとか…

雨の降る日は天気が悪くない

最近、朝は気持よく晴れていてウキウキしてでかけると、午後は急に曇りだして雨がぱらつくことがよくある。「天気予報もいいお天気のはずだったのに」とつい愚痴が出てしまう。 さて、詩人の土井晩翠さんが昭和の初めに書いた随筆に『雨の降る日は天気が悪い』…

出会いは7秒のムードと7%のトークから

タイトルからいくと、合コンのためのキャッチフレーズみたいであるが、新規開拓などの飛び込み営業での実体験の話である。もちろん、合コンにも活用はできる!(かもしれない)。 まず、相手にインパクトを与える話をしようと思ったら、 初対面のイメージは7…

シナリオになくてはならない隠し味

『発想はシナリオ風に』というエントリーで、私は構成とテーマについて軽く書かせていただいた。しかし、いくら構成とテーマがしっかりしていても、それはドラマや映画のおもしろさとは別物である。これから、シナリオにおける(料理でいう)「旨み成分」につ…

発想はシナリオ風に

かつて、シナリオの勉強をしていたことがある。1年で50本。課題の作品を書いた。教室の仲間たちと、8ミリ映画でも作ろうかと盛り上がり、とても楽しかった。しかし、その頃から仕事が忙しくなり、時間帯が合わなくなってやめた。 そこで教わったことは今で…

卒業発言

AKB48のセンターである前田敦子さんが、アリーナコンサートで卒業宣言をした。彼女は最近のドラマでは、脇役で脚の不自由な女の子を自然体で演じていた。 (AKB48のセンターで)華のあるあっちゃんとはまったく別人のように感じて、その演技力に感心…