2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧
昨秋に大阪の某ホテルに宿泊した。そこは食材偽装が発覚して、大騒ぎになった渦中のホテルであった。ちょうど事件の一ヶ月後であろうか。そのときは何事もなく、平静に通常の営業が行われていた。今は、食材偽装のことなど遠い昔のように忘れ去られているが…
白鵬という人間にずっと興味がある。たしか、大関から横綱になる頃からであったろうか。無敵だった朝青龍に勝てる男が現れた、という感じで注目をした。 白鵬の、(主な力士との)幕内対戦成績をみれば、朝青龍と13勝12敗である。逆に、朝青龍は白鵬だけに…
英国の歴史学者及び政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソン(1903~93年)が56年前に唱えた法則は、現在にもよく当てはまるようである。 1958年の著書『パーキンソンの法則・進歩の追求』にて提唱されたものである。 その第1法則が「仕…
1年ぶりの吾妻山(神奈川県二宮町)である。厳密にいうと、昨年より6日早く訪れた。 雲ひとつない快晴であった。家から見える丹沢連峰はよく見えた。その前日も天気はよかったが、山は見渡せなかった。出かける際、確認したら富士山側は靄っているのか? 心…
この頃は横着をして、文章の入力にボイスレコーダーを駆使している。 車に乗りながら、テレビを観ながら、お酒を飲みながら、などと、あらゆるところに持ち歩いて、言葉の断片が頭に浮かんだら録音している。そして、それを再生しながら、タブレットの音声入…
モデリング【modeling】という言葉がある。形成や造形一般を意味し、特に3次元グラフィックスで立体物を形成すること、とのこと。この言葉を、人の生きざまに置き換えてみるとおもしろそうである。あれこれ説明をするより、行動をした方が早い、というタイ…
「私は嫌いな人に会ったことがない」と言ったのは、 映画評論家・淀川長治さんである。「人」ばかりか、淀川さんからは映画の悪口を聞いたことがない。 私は平凡な作品だと思っていた映画でも、淀川さんが誉めているのを聞くと、あらためて観なおしたりして…
単純化された話は、相手に対する説得力が増す。具体的で、映像的で、ユーモアがあればもっといい。何かを勉強しようとするとき、難しく考えようとする傾向があるのはもったいない。シンプルであればあるほど身につくであろう。 逆転の発想でおなじみのロケッ…
私はいつも「にっぱちの法則」と呼んでいるが、「80対20の法則」や「パレートの法則」などと言われている。経済学者のパレートが発見した、仕事効率を考える時に役立つ黄金比率のことである。 2割の金持ちが全体の8割の資本を持つとか、2割の社員の売…
右脳のことを書こうと思ったら、『右脳左脳が右往左往』というタイトルがパッと浮かんだ。しかし、念のためにネット検索をしてみると、ほとんど同様な言葉がどんどん現れてきた。パッと浮かぶというのはまさに右脳的。それが、多くの人の右脳へ同じように浮…
川端康成さんの『伊豆の踊子』、『雪国』、『古都』など、代表作といわれるものは一通り読んでいるが、印象に残っているのは『眠れる美女』くらいであろうか。川端作品のイメージとちがう一面を感じた作品であった。川端さんは、清く正しく美しい小説を書く…
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 さて、「一年の計は元旦にあり」の意味を調べてみると、おもしろい発見があった。 明代の中国で編纂された『月令広義』という、年間行事や儀式等についての解説書の中の“四計”という項の…