日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

日本相撲協会に“物言い”を申す

2010年、横綱・白鵬は5回優勝している。全勝が4回と14勝1敗が1回。その中で63連勝という記録も達成している。大活躍の年であったが、5月頃から明るみに出た大相撲野球賭博問題で、史上初のNHK生中継が中止となり、表彰式も優勝旗と賞状のみ…

映画界を支えてきたアナログ技術の職人芸

2013年4月、ある映画照明技師の訃報が伝えられた。熊谷秀夫さん。84歳であった。多くの映画人にとって、忘れられぬ存在の人である。1948年に大映京都撮影所に入所して、55年に日活東京撮影所に移籍。81年からフリーになった。 生涯を通じて照…

秋の夜は更けて“からだ”と“こころ”の寿命の差について考えてみた

東京・国鉄蒲田駅の操車場で、身元不明の他殺体が見つかった。殺害されたのは誰か・・・。ご存知、松本清張さんの『砂の器』である。新聞連載が始まったのは1960年5月だった。判明した被害者は、51歳の元巡査。「すでに50を過ぎた老人」と書かれて…

文章を使わずに文書を作成する「ものぐさ術」を会得するには

小椋佳さんの作曲法はすごい。自分の詩を書き留めたノートを読みながら自然に曲ができてしまう。ただ、それだけ。楽器はまったく使わない。 ある日、吉田拓郎さんは、松本隆さんから“新作の歌詞”を受け取って、本人の前で手元のギターをとり、コードを弾きな…

『俺たちの旅』は俺たちになぜあんなにウケたのだろうか

1975年10月から始まったドラマの人気がすごかった。毎週日曜日20:00~20:54に放送され、友人と外で遊んでいても、この時間に帰るという者が続出であった。まだ、ビデオテープレコーダなどが家庭に存在しない時代であった。 私も観てみるとおも…

昔取った杵柄(きねづか)は大事にとっておこう。それが何よりの個性なのだから。

若い頃のシーンはモノクロよりもセピア色に近い。最近、よく思うようになっている。吉田類さんのテレビ番組『酒場放浪記』のオープニングに出てくる古い酒場。かつては、ああいう酒場が多かった。そして、出会った人もたくさんいた。 人生に偶然はなく、すべ…

“3秒、5秒ルール”が存在していることを最近知っておどろいた。

少し前のこと、自分で料理をして食材を床に落としてしまったが、もったいないからと拾って調理した。こういうことは恥ずかしいことであり、人にもいえないのであるが、うちの奥さんに言ってみたところ、<大丈夫よそれは「3秒ルール」といって、みんなやっ…

この霜月(しもつき)も昨年同様でにぎやかになりそう

相談ごとがあり、初代中村吉右衛門さんの家を訪ねた六代目尾上菊五郎さんが、話がまとまらないため、電話を借りるふりをして受話器を壊して帰ってきたという話はおもしろい。常識を踏みはずすにしても、<役者子供>は愛嬌があって楽しい。 昨秋の園遊会で、…