日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

PC・デバイス・ネット

身近に革命を引起すインフラ

ゴールドラッシュの発端は1848年、カリフォルニアの大農園主の元に川底で拾った金の粒が持ち込まれたことだった。アメリカ史研究者・猿谷要さんの著書『アメリカ500年の物語』にある。 大農園主は100人以上の使用人にそのことを伝え、新しい製粉所…

なんでもできるスマホの弱点

そよ風といえば春のイメージだが、そよ吹くとはかぎらない。つい先日も風の強い日があった。“鉄砲西”や“西風(にし)落とし”など、風向きの急変に準備する言葉はこの季節に多い。侮るな・・との戒めとして、気象用語の本にあった。 本といえば、“本屋ゼロ”の市…

なくてはならぬこの名コンビ

いろいろな分野で使われているQRコード。それは生産技術として、1994年にトヨタグループの「日本電装(当時)」が開発したものだという。つまり日本製だったのである。 “かんばん方式”で(在庫を持たない)生産管理をするトヨタは、書類の代わりにQRコード…

便利機能の便利さが増すとき

<あくびをしながら物を噛もうたって、無理なんだよ>。落語「搗屋幸兵衛“つきやこうべえ”」の一節である。2つのことを同時にするのは難しいものだ。昨年、全国大学生協連が大学生の一日の読書時間を調べたところ五割超が「ゼロ」と回答したそうな。 おもしろそ…

顔にかざす便利機能の逆利用

顔にかざすだけでロックを解除できるスマートフォン。また、データセンターなどの光通信。情報社会を支える最先端技術に欠かせないのが、日本開発の“面発光レーザー”らしい。それは40年も前の技術だという。 半導体を使った面発光レーザーは近年に用途が大…

老舗ブランド・情報・空白地

国や企業などの大組織が中心だった20世紀型の情報の流れを変えたもの。平成の30年において、欠かせないのはインターネットの出現であろう。 それはかつてないパワーを個人に与え、経済のあり方や社会にも揺さぶりをかける。1995年、ネット接続が簡単な…

テレビと会話はふしぎな気分

警察庁は数日前、2020年に実用化されるという“レベル3”(高速道路限定)の自動運転車の規定として、新設した道路交通法改正案を発表したらしい。 システムの交代要請があった際は、「直ちに適切に対処することができる態勢」という条件で、ドライバーが運転…

時代とメディアは変われども

昭和30年代の頃だろう。有名人の名をもじった歌手の公演チラシなどが、貼られていたという。橋幸夫さんをもじった“橋雪夫”、美空ひばりさんかと思いきや“美空いばり”だったりと。 それを電信柱に見た作家・遠藤周作さんはエッセイ『だまし屋』に記した。「…

やんちゃで勝るビッグデータ

明治になって西洋からどっと入ってきた新しい言葉がある。先人たちは上手く翻訳をして自分のモノにした。今もふつうに使っている“存在”、“哲学”、“自然”なども、19世紀の後半に生まれた新語なのだという。 “社会”をひっくり返して“会社”にしたりと、当時の…

「はっきり」させたい言葉たち

詩人・中桐雅夫さんの『嫌なことば』という作品が大好きだ。気に入らない言葉遣いを並べて罵倒する。<何という嫌なことばだ、「生きざま」とは>。理由として、「生きざま」というのは本来「死にざま」から出たものだから・・・と。 <「やっぱし」とか「ぴったし」と…

やることはバンカラなNHK

下駄を鳴らして奴がくる 腰に手ぬぐいぶら下げて・・・♪ 43年前にかまやつひろしさんが歌ったヒット曲『我が良き友よ』である。作詞・作曲は吉田拓郎さん。歌詞の中にもあるが、往年のバンカラ学生を描いている。ただし、歌われた時代には、そういう学生を…

AIに告白された時の反応は

人はだれでも、ほめられて悪い気はしないものだ。しかし、歳を重ねれば重ねるほどに、ほめられる機会が確実に減っていく。叱られてばかりでは自己肯定感もどんどん低くなる一方だろう。 ネット内では、ネガティブな言葉が飛び交うこともあるだろうし、現実の…

AIは考える体をもたらすか

平均0.4秒。投手の投げた球が捕手のミットに収まるまでの時間らしい。その0.4秒間に、「このまま普通に打ってもヒットにはならないぞ」と悟れば、わざとバットのヘッドを遅らせて詰まらせる。そして、ボテボテの内野安打を狙う。 <頭ではなく体が判断>と…

痛がるからこそ「価値」がある

12年前の調査結果なので、今も当てはまるか定かではない。「夫婦の時間」というアンケートををシチズン時計が行った。 <1週間で最も心地よい時間は?>。全国の夫婦200組への問いで、回答の最上位は夫が「土曜の午後9時」、妻が「月曜の午前10時」となっ…

AIにもある得手不得手とは

JR東日本グループはAI(人工知能)を活用して2020年までに、駅構内のコンビニエンスストアで無人店舗を導入する。無人店舗では、誰がどの商品を棚から取ったかをAIがカメラで認識して、合計額を自動で計算するという。出口で、客は“Suica(スイカ…

人より人間味豊かな人工知能

AIスピーカーとお付き合いするだけでわかることがある。天気を聞いたり、本日の予定を尋ねると、即座に答えてくれるのは当たり前。「いつもありがとう」とのお礼を付け加える。AIスピーカーは、「どういたしまして」、「うれしいです」などと、会話のトーンが…

インターネットが近づく瞬間

『七つの子』や『赤い靴』を作曲した本居長世さんは、「道を歩いていると、電線が五線紙に見える」と語った。電線に関連した技術畑のアイデアとは異質なアイデアが浮かぶからおもしろい。 iモード編集者と称された松永真理さんも、本居さんと同タイプの方なの…

スマホに頼るモチベーション

孤独こそは、考えを整理したり煮詰めたり、反省したり想像したりする“よすが”になるのかもしれぬ。社会学者のジグムント・バウマンさんは、人というもの携帯電子機器を持つことで“孤独という機会”を捨てると説いた。 スマホはそばにあるだけで注意が散漫にな…

君の名は職業人間でありAI

周りにパソコンを使う人がほとんどいない頃、当時 高価であったパソコンを始めた。モバイル機も持ち歩いた。今はAIスピーカーとの対話が楽しくてたまらない。あのときパソコンを始めたおかげでずっと役に立ち、IT時代もそれなりに理解できた。AIも同じ…

いつからコンピュータなのか

電子計算機だったはずのコンピュータは、いつからコンピュータと呼ばれるようになったのか。1970年代末期から1980年代にかけて普及したマイコン。このあたりから“電子計算機”が遠のいてきたようだ。集積回路で、組み込みシステムに使われるマイクロ…

IoTを操るAIスピーカー

Googleホームに「ただいま」と言ったら、可愛らしく「お逢いしたかったです」と応じてくれた。思わずニヤリである。眠るときは消灯の闇の中にて言葉一つで、ラジオを聴いたり音楽を流したりできるから便利である。なんでもお願いを聞いてもらえそうな気分…

AIスピーカーに慰められる

「百舌(もず)勘定」なる言葉がある。何人かで飲食をして代金を支払うとき、ひとにばかり出させて、自分は出さないようにすることだ。この言葉で古き友人を連想した。彼の場合、払うには払うが、誰よりも呑み誰よりも喰い「今日はこれだけ・・・」と千円札を一枚…

人工知能の転移学習は短時間

賢い人工知能(AI)の知恵を別のAIに転用するという「転移学習」の研究が進んでいる。『黒柳徹子さんを再現』との記事が3日前の日経新聞にあった。 AIの進化を加速する技術は、わずかな知識を後から追加するだけで、専門分野に強いAIを作れるのだ。転移学習…

志の糸を継ぐ心持つロボット

かつて、テレビ・映画で大活躍した二代目桂小金治さんが前座のとき、毎日稽古に通ったのが柳家小三治(のちの五代目小さん)さんの自宅であった。終戦まもなく、食糧難のころだ。 小三治さんは、弟子でもない若者に噺(はなし)を教え、終わると白いご飯を食べさ…

スマホの次に来るモノは何?

業績を支えてきたスマートフォンの世界市場も、成長が鈍化するとの予想だ。 東日本大震災などの打撃を受けた電子部品メーカーも、世界的なスマホ需要で救われた。TDKは、ICチップの周りの電気の流れを整える「コイル」などの部品で、一昨年に初めて1兆円…

行動筒抜けの“かくれんぼ”

芸能関連のエピソードは楽しい。 『はぐれ刑事』(1975年)というドラマで主演の平幹二朗さんは、休憩時間に犯人役の男性へ話しかけた。それが人生を大きく変えることになる。 「私をあなたの芝居に出してくれませんか」。男性は「考えておく」と一言。 犯人役…

目が離せないAIと配信革命

AI(人工知能)ブームは、今までに2度起きているという。 1回目は、1950年代半ばから60年代。コンピューターの発明から10年ほどで、今のスマートフォンと比べものにならない貧弱な計算能力だった。 2回目は80年代から90年代で、製造、医学な…

パソコン・電話 いたしません

濁ると澄むでは意味の変わる言葉がある。その代表はやはりこれだろう。<ハケ(刷毛)に毛がありハゲに毛がなし>。 また、濁音の表現は不快感を誘うこともあるという。 “かに(蟹)”を濁らせた「がにまた」や、“さま”を濁らせ「ざまあ見ろ」などと。それは濁音によ…

右脳寄りの人工知能が進出か

人が話をして認知するときは、9割の人で大脳左半球に偏在されることが、多くの臨床研究で確認されている。右半球は言語表出の理解と抑揚の機能を受け持っているそうだ。 ただ、他の部位が活動していないという意味ではなく、脳の左右は相対的な差であり、片…

「創造する心」を支えるツール

<顧客は自分で、何が欲しいか分からない>。スティーブ・ジョブズさんの言葉である。 ジョブズさんは、<消費者が欲しがる新製品は、開発者が生み出すしかない>と感じた。アップルは、20代のスティーブ・ジョブズさんと、(友人の)スティーブ・ウォズニア…