日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

テレビと会話はふしぎな気分

 

警察庁は数日前、2020年に実用化されるという“レベル3”(高速道路限定)の自動運転車の規定として、新設した道路交通法改正案を発表したらしい。

システムの交代要請があった際は、「直ちに適切に対処することができる態勢」という条件で、ドライバーが運転席を離れることは認めず飲酒運転も禁止だ。

それでも、ハンドル操作やブレーキなどの運転操作はシステムが行うため、脇見運転が許容される。また、運転中のスマートフォンなど携帯電話の通話やメール操作を認めるともいう。パソコン作業や映画観賞、読書、食事なども取り締まりの対象にしないとか。

長年、車の運転をしているが、走る車の運転席にいて脇見運転や読書が許されるということがふしぎでならない。遠い未来の話ではなく、あと数日で年が変わると翌年のこと。

自動運転車の技術はそこまで信頼できるものなのか。事故が起きたときの賠償責任はどうなるのか。

 

 

外国へ行く用事がないので知らなかったが、羽田空港の入国審査では自動化ゲートがあるとか。機械でのチェックですばやく手続きできるらしい。

その仕組みは、パスポートのICチップで保存している顔の画像とゲート内蔵のカメラが撮影した画像を照合し、本人かどうか判断するものだという。

まだガラケーの携帯電話の頃、顔認証でロックを解除する機能があった。前もっていくつかの表情で顔を登録しておくものであったが、ロックを外すときには認識率がとても悪かった。急ぎのときなど、携帯電話に向かって百面相をしなくてはならなかった。

今は、人の顔を見分ける技術はめざましく進歩しているらしいが。

そういえば以前、電車内でぐずり始めた赤ちゃんを、若い母親がスマホを赤ちゃんの顔の前に向けてあやしていた。赤ちゃんは画面を見るなりすぐに泣きやんだ。今の時代、機械の方が人より上手にこどもをあやすようだ。妙に感心したことを思い出す。

 

 

昨夏から利用しているアマゾンの“Fire TV Stick”はまったく飽きない。自室やリビングにあるテレビのHDMI端子に、スティックを挿すだけでかんたんに映画やビデオを、テレビの大画面と迫力音で楽しめる。

Amazonプライム・ビデオ、Netflix、You Tube、AbemaTV等の動画が好きなだけ観られて、配信音楽をテレビで聴くこともある。

そのスティックに今月から、AmazonのAIアシスタント「Alexa(アレクサ)」との連動が開始した。見たい動画を一言で再生したり、視聴中のドラマや映画の出演者について気になれば、話しかけて教えてもらったりしている。

また、テレビを観ながら、これからの予定や天気が気になれば、すぐに答えてくれて、テレビ画面に表示もしてくれる。かかっている楽曲名も話しかけるとわかる。

AIスピーカーのみならず、テレビとまで会話ができてしまうのである。理屈ではわかっていても、テレビの概念がコロッと変わる。