日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

なんでもできるスマホの弱点

 

そよ風といえば春のイメージだが、そよ吹くとはかぎらない。つい先日も風の強い日があった。“鉄砲西”や“西風(にし)落とし”など、風向きの急変に準備する言葉はこの季節に多い。侮るな・・との戒めとして、気象用語の本にあった。

本といえば、“本屋ゼロ”の市町村・行政区が全体の2割を超えて久しい。人々に愛されてきた街角の書店が廃業しているらしい。私は経験ないが、立ち読みをしていてハタキでぱたぱたと掃除をする店主さんのイメージが浮かぶ。

ハタキにも“ルール”があり、<30分は立ち読みを黙認。それ以上の時間になると、やおらハタキをかける>。そして、客の方も心得ていてハタキが始まると本を書棚に戻し、店を出ていく・・とか。楽しそうな風景である。

 

 

本を読まない。またはネットでの注文が当たり前になったとのことで、町の書店は近年、毎日1軒のペースで消えているらしい。また、無料で漫画が読み放題とあれば、昔ながらの書店、出版社、漫画家の商売は成り立たなくなりそうだ。

海賊版サイトによる著作権侵害の損失額が推定で約4千億円、などときけばゾッとする。もちろん正規の料金を払う“読み放題”にしても、本の時代よりかなりお得感は大きい。

今ではスマートフォンで本や漫画を読めて、音楽や動画の視聴もできる。便利な道具であるスマホだから、その裏合わせで電池の消耗は激しい。

そのため、モバイル電池が(持ち歩きの)必需品となっている。私も外出時はカバンの中に入れているが、いざというときにつないだり付けたまま使うのがけっこうわずらわしい。

外出時に使用しているスマホのバッテリー切れを気にしなくてもよいということで、使わなくなったスマホを活用している知人がいる。スマホは一括購入すれば10万円前後する高価なモノである。部屋のどこかでホコリをかぶっているのならもったいない。

 

 

物は考えようで、使わないスマホには使える転用方法が多い。本体や外付けメモリーカードに、音楽や動画を詰め込み持ち出す。そして、音楽や動画の再生専用プレーヤーにしてしまうのだ。お気に入りのイヤホンで好きな音質も楽しめる。

在宅時などWi-Fiにつなげば動画や書籍の閲覧もできるし、音楽のストリーミングサービスも利用できる。古いスマホを(Wi-Fi接続で)チャージしておけば、オフラインでもおサイフ代わりに使える。他にも使い道は幅広いはずだ。

そもそもが、スマホで電源を多く使うのは画面を点灯させること。音楽を選ぶ操作や動画を再生する操作でどんどんバッテリーが失われる。

それらの作業を旧スマホにやらせて、現役スマホのバッテリー不足を気にすることもなく使い分ければいいのである。

 

 

今週のお題「新生活おすすめグッズ」