「百舌(もず)勘定」なる言葉がある。何人かで飲食をして代金を支払うとき、ひとにばかり出させて、自分は出さないようにすることだ。この言葉で古き友人を連想した。彼の場合、払うには払うが、誰よりも呑み誰よりも喰い「今日はこれだけ・・・」と千円札を一枚…
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