日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

人間

からだの仕組みは誰もが同じ

交際中の異性がいない日本の男性が7割で、女性は6割なのだという。 国立社会保障・人口問題研究所によると、1987年の調査以来で過去最高とのこと。調査は5年に1回の実施で、このデータは一昨年6月のものである。 全国の独身者約8700人から回答…

脳には脳の選ぶ道があるのか

“モノ”をインターネットでつなげるIoT(Internet of Things)。 アシストスーツを着て重い荷物を軽々と運ぶ人。農地では無人の耕作機械が動き、建設現場にドローンが飛び交う。そして、自動運転の車。 この先、人工知能の活用で“仕事や暮ら…

“為す人”達の好奇心と探究心

珍しいこと、未知のことなどに興味をもつ心が“好奇心”であるのなら、物事に深い知識を得たり原因を解明しよう、という気持ちのことを“探究心”という。 このふたつのこころは連係が深く、貫く人の意志は強い。 司馬遼太郎さんは中学1年の思い出を『随想集風…

名酒の名酒ぶりを知るために

わかりやすい体験談に感銘を受ける。 <暗い夜をくぐり抜けてきた人は、ともしびの明るさが胸にしみる>という。 1970年に「東京空襲を記録する会」を結成した、作家・早乙女勝元さんの体験だ。敗戦の夏に平和を実感したのは“灯火管制の解除”であり、「平和…

団塊しらけプレッシャーゆとり

“団塊世代”は、第二次世界大戦直後の1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)に生まれ、日本の高度経済成長、バブル景気を経験。第一次ベビーブームの3年間の合計出生数は約806万人だという。 その後は“しらけ世代”と呼ばれ、日本の学生運動が下火に…

口に関する下世話事あれこれ

「口が減らぬ」は、口達者で理屈を並べて言い返したり、勝手なことを遠慮なくしゃべったりするさま。私は、同性よりも異性との会話でこのケースによくなる。お笑いの感覚なので、言い合ったあとはスッキリ感がある。「口ずさむ」ような会話が楽しめればいいと思…

悩ましき判断は先送りになる

昨年7月に亡くなられた永六輔さんは、草創期のテレビ人である。しかし、1966年にテレビのヒットバラエティ番組『夢であいましょう』が終了すると、活躍の場をラジオに求め、翌年の1967年には『誰かとどこかで』がスタートした。 <テレビに出れば有…

みじかびを楽しく働くサイズ

1969年に放送された万年筆のテレビCMがウケにウケた。<みじかびのきゃぷりきとればすぎちょびれすぎかきすらのはっぱふみふみ>。 用意された台本がつまらないから、即興で詠んだ歌だという。大橋巨泉さんである。短歌のあとにはひと言、「わかるネ」・…

相手の表情をうかがう作法?

1983年6月の公開だというから、もう34年も前の映画ということになる。森田芳光監督で主演は松田優作さん。『家族ゲーム』という映画である。 家族が心から向き合うことを避けて暮らしていることを表現するため、(一家が)細長い食卓で横一列になって食事…

他人事と自分事は入れ替わる

傘が活躍する時期になっている。しかし、雨の日はまだ少ない。 雨の予報で外出時に傘を持ち歩いても、使わないで済むことがある。そういうときは、なんだか損をした気分になる。電車の忘れ物ランキングでも、傘が1位をキープし続けているようだ。 暮らしの…

こうすればうまくいかない事

逆発想をできる人の話や記事がおもしろい。 糸井重里さんのウェブサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』は、1日の総ページビューが約140万の有名サイトだという。手帳やタオル、カレーのスパイスなどのオリジナル商品を、幅広く扱い、(数十万部が売れている)『ほぼ…

話の始まりはエピソードから

読んだり聞いたり、書くのも、私はエピソードが好きだ。 エピソードの意味は、挿話(そうわ)。文章や物語の途中、演劇の幕間などに挟む短い話。などとあるが、心惹かれるものはこちらである。<ある人物や物事についての興味深い話>。 渡部建さんと児嶋一哉…

中途半端なき「褒め」と「叱り」

実力派の漫才コンビ「ナイツ」の塙宣之さんと土屋伸之さんは、2002年に漫才協会に入り、内海桂子師匠の一門になった。そして07年に「寄席にも出たい」と、落語芸術協会にも入った。 その際、お世話になった師匠は(「笑点」でおなじみの)落語家・三遊亭小遊三…

「手持ちぶさた」な人間の器

19世紀末に、“写真が動く”という(新発明の)見世物として始まったのは映画であり、その宣伝用の“貼り紙”としてスタートしたのが映画のポスターだ。 告知のポスターは映画史の幕開けから存在らしい。日本では初期に、各映画館が地元印刷所に作らせて、発注元…

“どんでん返し”の弟分たち

最近は減ったが、外での飲み歩きをさんざんしている。とはいえ、ひとりで飲むと間が持たないため、必ず相棒を見つけ連日引っぱりまわす形におさまるのだ。 歴代の相棒の顔を思い出すと、おバカな想い出までもよみがえる。その中で、かなり異色でおもしろい相…

人の中にある曖昧さが面白い

ラーメンを食べたくて入った店で、迷わずカレーを注文して、カレーを食べながらあきれ返っていることがよくある。思うこととやっていることの“矛盾さ”がふしぎなのだ。 外来語を重ねた日常会話もかなりの矛盾含みだ。 <車でドライブ中に不慮のアクシデント…

継がれゆく人情というDNA

<煮凝の とけたる湯気や 飯の上>という句がある。 明治生まれの俳人・鈴鹿野風呂(のぶろ)さんの作品だという。 “にこごり”は、「煮凝り」や「煮凍り」とも書くそうな。 前の晩にこしらえた煮ものの煮汁が寒い台所で凍り、その中に魚の身がとじこめられている。…

脳における男女のちがいとは

早いもので、2月の1週間目がもう過ぎゆく。 <梅二月 ひかりは風と ともにあり>。俳人・西島麦南(ばくなん)さんの句である。 いつも光が、(気温にさきがけて)次の季節の到来を告げる。日脚も伸び、東京では冬至の頃より日の出が10分ほど早く、日の入り…

「泰然自若」を実践できる人達

勝負の世界と商品開発は別物だが、記録や形を残す人たちには共通するモノがある。「“なにか”を成した人」の話は、ジャンルの違いを超えてとても興味深い 昨年、アップルは13年ぶりの減収減益で、「成長に陰りか」と話題になった。iPod、iPhone、iPa…

言葉を獲得する以前のコミュ

「人工知能」や「ロボット」という単語が氾濫する昨今、(すでにある)身の周りのものを見ても、私にはロボットのように感じてならない。 たとえば全自動洗濯機。スイッチひとつでなんですべてができてしまうのだろうか?使う度に感心する。二槽式洗濯機に比べたら…

人生に句読点を打ちやすい国

本年もよろしくお願い申し上げます。 いつも読んでいただき、ありがとうございます。そして、皆様のすばらしい記事をたくさん読ませていただけることに感謝しております。 <7・2・3(なにさ)から 7・2・4(なによ)に変わる デジタルの 時計見ながら 快…

幸せホルモンは心の持ちよう

<亭主元気で留守がいい>。このフレーズがテレビのCMで世間に広まったのが1986年(昭和61年)のことである。“格差社会”や“自分で自分をほめたい”などと並び、当時の流行語になっていた。 今よりはるかに景気のいい時代にマッチした、新鮮なフレーズだ…

飄々とした一面に心惹かれ

長年、居酒屋とは縁があり、人並み以上に呑みすぎるわが身としては、店のトイレにもお世話になっている。 年を経て店のスタイルも変貌しているが、いつのまにかトイレの貼り紙が礼を言うようになってきた。 昔の常套句は、“一歩前へ”や“○○こぼすな”であった…

物怖じと人見知りをしない人

若かりし頃、人生の先達者たちからたくさんの刺激をもらった。この方からの影響も少なくはない。竹村健一さんである。 テレビのトーク番組『竹村健一の世相講談』(1978年4月~1985年3月)では、小渕恵三さん、大平正芳さん、石原慎太郎さん、(大統…

“人生の終わり”の後悔とは

都会の夜に慣れた目には、山あいの満天の星が明るすぎる。あまりの密度に驚嘆しつつ、星同士が衝突しないのか心配にもなる。 ところが、星と星の混雑度は「太平洋にスイカが3個程度」なのだという。宇宙は気が遠くなるほど広い。それだけに謎解きをあきらめな…

よくある噴飯モノのできごと

その昔、小学校で先生から「ひとの嫌がることを進んでしなさい」と児童が教わった。日本語はむずかしい。ある男の子は、女の子の嫌がることをしながら歩いたという。 数年前の文化庁「国語に関する世論調査」では、“噴飯モノ”を「腹立たしくて仕方ないこと」と誤解…

異端者だから成し遂げられる

作詞家の創意や意図に、前から興味が強い。自然に生まれたようなフレーズにも、隠されている秘密があるように思うからだ。 童謡の『ゆりかごのうた』(詞・北原白秋さん)に“黄色”を感じるという説がある。 <ゆりかごのうたを カナリヤが歌うよ・・・>。 そ…

鑑賞よりも感賞の確率に興味

作家の感性はおもしろい。 <あくびを するとき ネコのかおは花のようになります>。まど・みちおさんの詩『ネコ』の一節である。 小さな口を開け、目鼻がグシャッとなるネコのあくびは、ダリアやバラに見えなくもない。 凛として美しいキキョウ(桔梗)のなか…

見も知らぬ恩人と運の貯金

フーテンの寅こと車寅次郎は実に惚れっぽい。そして最後はフラれるのだ。映画『男はつらいよ』の目玉は、毎回登場のマドンナである。 数々の恋愛の中では、何度か受けいられるも自ら身を引く始末。もっとも寅さんの恋が成就したら、名作が48本も続くことは…

粋にもてなす日本人のお家芸

歳を重ねる度に知らないことが増えていく。 「少し刺し身を切りますか?」、「握りがいい。つけてくれ」。すると職人はおもむろに鮨を握り始める。 作家・早川光さんのコラムにあった。30数年前、早川さんが入った東京下町の鮨(すし)屋での会話である。 職人と…