日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

事件・報道

事実とは落語よりも奇怪なり

この秋スタートのテレビ番組はなかなかおもしろい。 その中で異彩を放つのが『超入門!落語 THE MOVIE』(NHK)である。プロ落語家の口演に合わせ、俳優が当てぶりと口パクで物語の世界観を映像化するものだ。 その発端は、BSプレミアムで昨年1…

四字熟語が逆さに替わり納得

作家・水上勉さんの小説『飢餓海峡』にあった。<木蔭で陽当りがわるいから、茸(きのこ)が生えている>。(本州最北部の貧しい村にある)粗末な家の屋根の描写である。 松茸などがありがたがられる一方で、じめじめした場所に育つ陰の生き物という印象がキノコ…

神無月は神在月でもあるのか

読書の秋なのに、紙の本を読む機会がめっきり減っている。今もあるのかどうかわからない。買ったばかりの本を開くと、余分な紙を折り畳んだ不体裁なページに出くわすことがあった。製本の際の切り損ねである。 この裁断ミスのページを“福紙”または“恵比須紙”…

その金は果たして清潔なのか

小説家・三浦綾子さんは雑貨店を営んだことがあるそうだ。 手記の『わたしは手洗いおばさん』によると、<客が菓子を買おうとする。わたしはすぐに手を水道の水で洗って菓子を袋に入れる。金をもらい、つり銭を払う。そこで、また手を洗う>。 客が1人来れ…

なぜか腑に落ちない減少傾向

ひねくれた視点の面白い話が好きである。童話作家・アンデルセンさんは、母親に職人の道へ進めといわれ、<ぼくは有名になりたいのです>と言い放った。そして才能は開花したが『醜いアヒルの子』を書き、イジメられっ子を励ますことは、人生の第一目標では…

プロのはずが凡ミスで大失態

作家の林芙美子さんは世に出る前、証券会社に1日だけ勤めたことがあるという。 「玉(ぎょく)づけ(証券の帳簿処理)はできるか」と面接で訊かれ、できるふりをした。<“月給35円”という高給を捨てがたかったから>である。 適当に算盤をはじき、帳面に次々と…

過ぎ樽は山崩し 杭なきように

酒屋さんの団体「全国小売酒販組合中央会」において、組合員から預かった年金資金の8割、約144億円が投資の失敗で焦げつき、3億円余りの使途不明金も見つかる事件があった。10年前の話である。 <政治家への裏献金もあった。捜査当局には全部話すつもり…

文章の達人でないことの悲劇

“事実は小説より奇なり”。なにげなく見ている、新聞やネットでのニュース記事も、つなげてみると不可思議な現実を垣間見る。 “包丁万引き”で兵庫県尼崎市の交番に自首した男を取り調べず、警察車両で大阪市まで送り返したことが発覚した。 県警は11月20…

「いたちごっこ」はエンドレス

評論家・河盛好蔵さんの著書『夫婦十二ヵ月』(1962年)の中に、<「亭主は達者で留守がよい」という生活を心から楽しんでいるような、呑気そうな細君だった>という文面がある。 テレビCMの<亭主元気で留守がいい>が流行したのは1986年のことなので…

嘘の上塗りが闊歩するこの国

嘘をつくことはいけないが、よい結果を得る手段として、必要になるのは<嘘も方便>。そして、事実でないことを事実のように作り上げるのが<捏造(ねつぞう)>という。 “捏”の漢音はデツで、ネツは慣用音(呉音としている辞書も)と記されている。“捏(でつ)”は…

老若で知恵が必要なこのご時世

先月末、興味深い新聞記事を見つけた。北九州市の男性(68)宅に、郵便局員を装った男が押し入り、男性を殴り預金通帳や印鑑を奪い逃走。男が金融機関で現金を引き出そうとしたことから、福岡県警は容疑者を特定した。 強盗容疑者は被害者の実の息子(36)と…

スローニュースが必要な理由

情報の垂れ流し。それは今さらのことではないが、この頃はとくにそれが激しく感じる。 各メディアのメインニュースはどこも同じで、さんざん騒いでいたと思えば、新たな事件やできごとでコロリと変わる。それは、この2、3ヶ月だけでもすごかった。 新しい…

わずか2年での体たらくぶり

首都高速道路が建設され、東京駅~新大阪駅間へ東海道新幹線が開業したのは1964年の10月1日。開会式のわずか9日前のことであった。 この年の東京五輪が残した遺産は、数知れない。大きく変貌を遂げた東京の街並み。メイン会場となった国立競技場は、遺…

北風よりも太陽の決めゼリフ

白熱する高校野球を観ようと、テレビのチャンネルを合わせたら国会の中継だった。すぐにチャンネルを替えようとしたら、おもしろいやりとりだったのでそのまま見入った。 参議院予算委員会である。新国立競技場の質問で、民主党の蓮舫代表代行が、総理をはじ…

数々あるハラスメントの因果

ハラスメントという言葉の意味は、“人を困らせること”や“いやがらせ”なのだという。米国でセクシャルハラスメントという言葉が登場したのは1978年で、日本に入ってきたのは1989年。その後、“ハラスメント”の付く言葉はどんどん増え続けている。 今で…

流れる情報のたどり着く場所

<年金情報をめぐり、皆様をだまそうとする犯罪が起こっています。ご注意ください>。厚生労働省のサイトにある文面である。 要約すると、日本年金機構職員、消費生活相談センター職員や弁護士を名乗り、「あなたの年金情報が漏れています。キャッシュカード…

ジェンカを踊らせたい人たち

今回は、だれでもよく行う(であろう?)キスの話題について書いてみよう。といっても、最近のニュース記事でキスが目立ったからであるが。 数日前、自民党の中川郁子農林水産政務官は、同党の門博文衆院議員と路上でキスをして、その写真が『週刊新潮』に掲載…

十年前に起きた或る事件とは

殿様の名前が書かれた紙を誤って足で踏み、叱られた。少年期の福沢諭吉さんである。 「殿様で悪いのなら、神様はどうか」と今度は、神社の御札(おふだ)を踏んでみた。何ともない。 御札もたまったものではないが、その満ち溢れる探求心に免じて、神様も大目に見てくれ…

年初には技術回帰の一報あり

「必ず青空が見えて虹の上には青い鳥が飛んでいる。いつまでも雲の中を飛んではいない」。1999年の年初、当時の宮沢喜一蔵相が職員に対して、映画『オズの魔法使』の主題歌『虹の彼方に』の歌詞を日本経済になぞらえた訓示だったという。 <稼ぐに追いつく(貧…

名優の質素な人柄は脚本外で

多くの言葉を費やすニュース記事よりも、新聞に投稿された時事川柳で、はるかに的を射た説得力を感じることがある。 "総でなく実態5割チョイ選挙" (東京 後藤克好さん) "生活の党は麻雀やっとでき" (船橋 濃紫菫咲さん) 今月の衆院選の結果、生活の党の所属議員…

腑に落ちないこの師走の連鎖

気温の低い日も増え冬支度は進む。わが家でも年賀状を買った。作家・池波正太郎さんは、千枚近くの年賀状を、初夏の頃から少しずつ書き進めていたとか。<誠意をこめてつくらなくてはいけない>と、『男の作法』で説いている。年賀状離れが目立つ昨今、誠意…

悲喜こもごもな「お金の体感重量」とは

1億円のお札の束はどれくらいの重さと厚みなのだろう。そういえば、元銀行員の知り合いから<紙袋に1億円入れて持ち歩いた>という話を訊いたことがある。なんでも巨額な現金の移動は紙袋の方が気付かれなくて安心だとか。 名古屋市にUFJ銀行の「貨幣資料館」…

「穏やかな心根」が善意や税金を食い物にする「卑しい心根」に

明治の初め、米国の動物学者エドワード・モースは東京の街で、4人の人力車夫がたむろする場所に歩み寄った。自国の辻馬車屋がするように、客を奪い合うかと思えば、しない。長さの違う麦わらで“くじ”を引き当てた一人がモースを乗せた。残った3人はいやな顔ひと…

情報の質を瞬時に判断する力

インターネットのサイトに「名字検索」のサイトがある。ためしに、自分の姓を入力してみると、[全国人数]およそ10万4千人で[全国順位]が212位と出た。さて、今度は"吉田さん"を入力してみよう。さすがに、私の名字より知名度が高く[全国人数]およそ86万5千人…

この9月を目前に"きな臭さ"は轟音とともにやってくる

8月もあと1週間。さて、これからいかなる9月を迎えることになるのか。 思えば、昨年の9月は活気があった。2020年に悲願の東京オリンピックが決定。「五輪という新しい〈坂の上の雲〉を目指すことで〈心のデフレ〉を取り払い、国全体が自信を取り戻すきっかけ…

とんちんかんなニュースの裏にある真実とは

65~74歳が「前期高齢者」、75歳以上は「後期高齢者」。これらの名称は、2008年から使われている。私の知る範囲で、この呼び名を歓迎している方はいない。当然のことである。「後期高齢者医療制度」がスタートしてすぐ、「私たちは後期高齢者なんだってさ…

こどもの日を前にして調べてみるとやはり中高年齢の層は厚い

明日はこどもの日である。「0歳から14歳」を対象にした人口をみると、その比率は総人口の13%になる。つい最近は、日本の総人口が21万人減で4人に1人が65歳以上、と報道されていた。5歳ごとの年齢別の人口を調べてみると、一番多いのが「60か…

勧善懲悪という色メガネでみると小保方さんのドラマがおもしろい

小保方さんのSTAP細胞に関わる一連のできごとを、あえてドラマチックにとらえてみると、あまりにもリアリティが薄い。ドラマの大事な要素には、「事件・事情・事実」があげられる。その3要素のどれについても、嘘っぽいドラマのように深みが感じられな…

情報や情緒のことを考えていたら厚顔無恥と恥の上塗りで頭が混乱

多くのブログを拝読させていただき、いつも思うことであるが、情報量の多さではなく、その語り口により、とても楽しく感じて読み入ってしまう。たしかに、情報だけ詰め込むのなら無味乾燥であろう。行間から感じられる楽しさのようなものがある。 お料理がメ…

わずか6年後の隣国に3千万人以上の適齢期男性が溢れる

我が国のペットの飼育数は犬と猫だけで、15才未満の(人の)子どもの数をはるかに上回るそうである。2013年度、全国で犬・猫の推計飼育数は2,062万頭(犬1,087万頭、猫975万頭)といわれる。 人の子どもの数(15歳未満人口)は、2013年…

有耶無耶(うやむや)と曖昧模糊(あいまいもこ)が手を組めばツケがこちらに回ってくる

昨秋に大阪の某ホテルに宿泊した。そこは食材偽装が発覚して、大騒ぎになった渦中のホテルであった。ちょうど事件の一ヶ月後であろうか。そのときは何事もなく、平静に通常の営業が行われていた。今は、食材偽装のことなど遠い昔のように忘れ去られているが…

辟易のCM

衆議院議員総選挙が終わりホッとした。 なによりもあのCMを見なくてすむからである。 顔も見たくないほどの嫌悪感があった。いくら党の代表だからとはいえ、あの大顔がさらにアップになり、気分を逆なでするようなことを得意になって語っている。 ハイビジ…

続•茶番劇

オリンピックで盛り上がっている最中、このブログで自民、民主のあきれた茶番劇にふれたが、まだ同じことを繰り返している。8月29日に決議された野田総理への問責決議は、国民の生活が第一、みんなの党など中小野党7会派が8月7日に提出したものを一部…

ニッポンの栄光と汚辱

ロンドンオリンピックで連日、日本人選手の活躍には頭が下がる。 獲得メダルの数も多い。金の数が少ないなどと論ずる俄(にわか)評論家もいるようだが、それは選手自身がどう感じるかで、部外者が口にすることではない。逆に、銀と銅が多いということは、次…

新聞の一面

読売新聞7月11日付の夕刊を見ておどろいた。 一面に大きく「パンダの赤ちゃんが7日間順調にスクスク育っている」と大きな写真入りで掲載されていた。 パンダの赤ちゃんが亡くなったのは、(その日の昼過ぎに)ラジオのニュースで知っていたし、テレビを…

あきれかえる代表戦

トップ得票の候補者が、過半数票に満たないとの理由で2位の候補者と決選投票をした。 トップ当選者のグループ以外のグループが、「決選投票になったら、『非海江田』で票を集中させたい」とのことで、「海江田包囲網」を事前に打診して「海江田経産相以外の…

「風が吹けば桶屋が儲かる」はずが

1.大風で土ぼこりが立つ 2.土ぼこりが目に入って、盲人が増える 3.盲人は三味線を買う(当時の盲人が就ける職に由来) 4.三味線に使う猫皮が必要になり、ネコが殺される 5.ネコが減ればネズミが増える 6.ネズミは桶を囓る 7.桶の需要が増え桶屋が儲かる(http…

アルツハイマー症候群

「刑事コロンボ」の主役として知られる米国の俳優ピーター・フォークさんが亡くなった。 アルツハイマー症候群が進行し、自身がコロンボを演じたことも忘れてしまっていたという。医学用語として若年層の発症したものを、狭義の「アルツハイマー病」と呼び、…

NPK(日本国)総選挙はいかが

イタリアで原発を再開するかどうかを問う国民投票が12日、始まった・・、というニュースがあった。日本も国民投票をしてみたらどうだろう。 原発問題だけではなく、被災地の救済も、また、(はるかかなたに忘れられているような)沖縄基地の問題についてとか…

仏の「魂」

首相退陣問題。相変わらずのドタバタ劇。 被災地の復興を楯にとっているだけで、肝心の仕事はつまらないところで停滞してしまうばかり。それにしても、現首相のお粗末さは哀れである。国会であれだけ罵られ、まともな反論もできない。そのあげく、首相に近い…

今 観たい映画

話題の映画といえば、『ブラック・スワン』や『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉』などですが、今 とても気になる映画があります。 『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実(Inside Job)』です。残念ながら、近所の映画館で上映さ…

雑談の中から

今回の被災は津波で町ごと飲み込まれて壊滅したのと、家屋は無事なのに放射線で自分の家にもどることが許されない、というまったく異質の避難状態です。 原発事故の福島で、牧場の牛たちが餓死して死んでいるのを見てかわいそうだった。一時的に戻った牧場主…

「曖昧」だらけ

福島では東北電力から電気を供給しているのに、あの原発は東京や神奈川へ供給される東京電力のものです。福島の人たちにとっては大迷惑もいいところですね。現地の報道では「東京電力の原発」という呼び方をしているとか。地元の怒りの一端がかいま見られま…

短期大臣

またまた大臣の辞任です。今回は外務大臣。責任をとって、というけれど、仕事を全うしないで辞めるのを責任をとってとはいえません。対外的というか、諸外国から見てみっともない国だと思われてもしかたがありません。人に対してクリーンを訴えてアピールし…

携帯による流出?

京都大学や早稲田大学などの入試問題が、試験時間中にインターネットの掲示板に投稿されていた問題で、同じハンドルネームの人物が問題の正解を求める書き込みをしていたとか。カンニングの手口だけなら、わざわざネットで公開する必要がないはずなので、別…

楽しいお小遣い管理

ど真ん中に家計簿ソフトを置く管理を実施しています。 私はパソコンにフリーソフト「Money通帳」を利用しているのですが、電子マネーやクレジットの現状が一目瞭然でとても便利です。現状どころかその先のシミュレーションさえもできてしまうというスグレモ…

GDP2位の国

中国が2010年の国内総生産(GDP)成長率で、前年比の10.3%増となり、名目金額で日本を追い抜き、世界第2位になったとのことです。そういえば、昨年の上海万博の累計入場者数も大阪万博の累計入場者数6421万8770人を超えて世界一になったとか。映…

居眠り大会?

第177通常国会が、24日に召集された。菅首相は施政方針演説で社会保障と税の一体改革に取り組む姿勢を強調し、野党側に協議への参加を呼びかけた。しかし、野党側は対決姿勢を強めている。以上はネットニュースからの抜粋ですが、国会中継なるものをテ…

年の瀬にて

先月より故障していたパソコンの複合プリンターを先日に新調した。それまでのモノは4年使用で急にカラー印刷がおかしくなった。白黒印刷には問題がないのであるが、修理代やインクのコストを考えたら買い替えた方がいいとの結論である。それにしても、ふだ…

次から次へと

11月最後の週もめまぐるしくいろいろなことが起きています。北朝鮮による韓国・延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件が23日午後2時半すぎで、25日未明には海老蔵さんが港区西麻布の飲食店でトラブルから殴られて重傷を負った。26日には松井稼頭央内野手が…