日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

PC・デバイス・ネット

目が離せないAIと配信革命

AI(人工知能)ブームは、今までに2度起きているという。 1回目は、1950年代半ばから60年代。コンピューターの発明から10年ほどで、今のスマートフォンと比べものにならない貧弱な計算能力だった。 2回目は80年代から90年代で、製造、医学な…

パソコン・電話 いたしません

濁ると澄むでは意味の変わる言葉がある。その代表はやはりこれだろう。<ハケ(刷毛)に毛がありハゲに毛がなし>。 また、濁音の表現は不快感を誘うこともあるという。 “かに(蟹)”を濁らせた「がにまた」や、“さま”を濁らせ「ざまあ見ろ」などと。それは濁音によ…

右脳寄りの人工知能が進出か

人が話をして認知するときは、9割の人で大脳左半球に偏在されることが、多くの臨床研究で確認されている。右半球は言語表出の理解と抑揚の機能を受け持っているそうだ。 ただ、他の部位が活動していないという意味ではなく、脳の左右は相対的な差であり、片…

「創造する心」を支えるツール

<顧客は自分で、何が欲しいか分からない>。スティーブ・ジョブズさんの言葉である。 ジョブズさんは、<消費者が欲しがる新製品は、開発者が生み出すしかない>と感じた。アップルは、20代のスティーブ・ジョブズさんと、(友人の)スティーブ・ウォズニア…

「学ぶ」ための大切な基本動作

将棋の史上最年少棋士・藤井聡太四段(14)は、デビュー11連勝で新記録とのこと。5歳の時、(くもん出版から販売されている)「スタディ将棋」を祖母から贈られたのが、将棋を始めるきっかけになったという。 幼稚園の時に<将棋の名人になりたい>という言葉…

アメーバ化するビッグデータ

最近、「コネクテッドカー」なる言葉をよく耳にする。 昨年、トヨタと米マイクロソフト(MS)で合弁新社「トヨタ・コネクテッド」を、米国に設けるという記事を見かけた。 車から集めるビッグデータを分析する会社であり、車のIT化を担う人材確保も目的のよう…

どちらにも強みと弱みがあり

営業関係の仕事が長いせいか、関西弁のイントネーションは仕事に役立つと常々思っている。挨拶ひとつでも和やかになるからである。 それでも、一瞬意味がわからないこともあった。関西出身の人と仕事をしていたときである。 「だいじょうぶか? 自分」と声をか…

言語明瞭なる独り言の時代

<行く年や猫うづくまる膝の上>。師走の作なのであろうか。夏目漱石さんの一句である。 今日は漱石さんが没して100年の命日だという。また本年は、(『吾輩は猫である』にもその名が登場している)英国のシェークスピアが、没後400年の節目を迎えている…

スマホ発信によるビッグデータ

目が覚めたら有名人になっていた。38年前に刊行された筒井康隆さんの小説『おれに関する噂』である。 ある会社員の情報が世の中へ筒抜けになってしまう。女子社員をお茶に誘ったことが翌日には、日本中で話題になるといった具合に。 自分の情報が知らないと…

逆手で利用される身近な機器

<OA機 電源切れば 俺の勝ち>。サラリーマン川柳の優秀作である。最新の機器に手こずる人の奥の手らしい。 昨今は、報道機関の電源スイッチに、手を伸ばそうとする政治家を連想してしまう。<都議会、リオ五輪視察中止を決定>などの記事では、もはや電源…

紙も仏もネット通信でゲット

インターネット以前のパソコン通信でのネット通販は、今のように商品を選び「カートに入れる」等の方式はなく、Eメールのやりとりで販売店に見積もりを出してもらい、注文していた。のどかなアナログ感覚であった。 アナログといえば、最近おもしろいサイトが…

モノのインターネットのこと

IoT(Internet of Things)とはモノのインターネットの略である。最近、耳にすることがとても多い。 スマートフォンの普及など、センサーの小型化・低価格化が進み、センサーを搭載できる機器が増えたことがその背景。 世界のIoT市場は…

凡人は真似するが偉人は盗む

親族を装う振り込ませ詐欺の被害は、7割が首都圏(1都3県)に集中しているという。付け焼き刃の方言でボロは出したくない、というのが犯人の心理らしい。 方言には効用があるようだ。地元の人同士のつながりを強めることで、人の心を故郷につなぎ留める役割…

AIとビッグデータの繋ぎ先

トヨタ自動車が、米マイクロソフト(MS)との合弁で、(米国に)車から集める“ビッグデータ分析”のための会社を設けたという。数日前の新聞記事にあった。 車のIT化を担う人材確保と、分析結果を自動運転に生かす。先行のグーグルを追い、車各社のIT人材争…

デジタルクローンに託す想い

コンパニオン(companion)の意味は派遣接客業とはちがい、(ある行動を共にして、親密な関係にある)仲間や友のことのようだ。 その語源は中世ヨーロッパで、ラテン語のクム(共に)とパニス(パン)を合わせ、“パンを分かち合う仲間”となったのが始まり…

モノのインターネットとAI

IoT(Internet of Things)”は、「モノのインターネット」の意味だとか。スマホで温度調整をするエアコンなど、様々な機器をネットへつないで便利に使う仕組みらしい。米調査会社によると、2020年の世界の市場規模が200兆円に拡大するといわれている。…

ヒマな時間をどうつくるのか

自分が自由に使える時間のことを“可処分時間”というらしい。任天堂の社長であった岩田聡さんは8年以上も前から、“可処分時間”という発想で経営を語っていたという。 デートや旅行、家族と過ごす時間・・・。手ごわい競争相手がいるからこそ、魅力的な商品を…

人工知能は味方になりうるか

人工知能(AI)の進歩がめざましい。ロボットの頭脳となるこの分野への投資は、世界的なブームだという。車の自動運転や介護ロボット、ロボトラクター・・・。10~20年後には国内の労働人口の49%の仕事が、AIやロボットに置き換えられるとの推計も…

ロボットと身近になれるのか

<政府が開発を進める「多言語音声自動翻訳システム」が、あと1年ほどで完成にこぎつける見通しになった>と、2005年1月の新聞記事にあった。日本語、英語、中国語、韓国語の4言語を対象に携帯電話などを通じ、音声と文字で翻訳する仕組みとか。 電話口…

人工知能にはビッグデータを

LINEのトーク画面にスタンプを送ると残高照会できるという。 みずほ銀行がこの秋から始めたサービスである。国内金融機関で初の取り組みである。ネット上で店番号や口座番号、パスワードを登録し、LINE上の同行の公式アカウントに専用スタンプを送る…

新聞の片隅から見聞できる「今」

何気なく新聞をながめて見つかる記事はなかなか興味深い。 中学校長らの隠れたばこで、校舎ぼやが発生。教員が消火をした、という記事があった。2015年10月22日午後8時25分頃、福岡県久留米市の市立中学校で、教員のたばこの火の不始末による“ぼ…

ビッグデータに操られる時代

中国・上海の食品加工会社で、食品消費期限切れ問題が発覚したのは、昨年の今頃である。品質保持期限を過ぎたチキンナゲットなどを日本マクドナルドやファミリーマートに納めていた。肉の多くが期限を半月近くも過ぎ、商品によっては臭う肉まで利用していた…

ミレニアル世代への情報収集

1980年代から2000年代初頭に生まれた若者のことを、アメリカではミレニアル世代と呼ばれるそうだ。幼い頃からネットに親しみ、“デジタルネイティブ”ともいわれる。パソコンの所有率は9割を超え、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を…

ロボットにおける不気味の谷

先月20日午前10時、ソフトバンクが専用サイトで人型ロボット「ペッパー」の予約受付を始めたら、初回の1千台が1分間で売り切れたとの発表。 ペッパーは、人の感情を理解し、人との会話やニュースなど外部環境に影響を受けて自分も感情を持つロボットで…

ネットの自己修正メカニズム

インターネットの歴史スタートは1950年代、コンピュータの発展と共に始まったという。時を経て、1993年での双方向電気通信でやり取りされた情報総量の中、インターネットによるものはわずかに1%。それが2000年になると51%に成長し、200…

自宅LANのただ乗り要注意

消費税3%が導入された1989年に銀行では“1円玉両替機”が置かれていた。100円玉を入れると、50枚包んだ1円玉の筒が2本出てくる。私もお世話になった記憶がある。 釣り銭不足のため、商店主らが銀行に列をなした。昨春には5%から8%へと消費増…

データを支える紙とテープ達

かつて読んだ筒井康隆さんのショート作品『おれに関する噂』がおもしろくて忘れられない。 まったく無名のサラリーマンがある日、突然有名になり、マスコミに追いかけ回される。すべての情報が筒抜けになり、同僚の女子社員をデートに誘っただけでも、日本中…

ロボットが手軽なデバイスに

かつて、渥美清さんが<食べている姿を人に見られたくない>と書かれた記事を読んだことがある。また、小沢昭一さんも<ひとりで食べる飯がいちばんうまい>と語っていた。交友の幅も広く、会話名手な方たちだから意外に感じた。 そういえば私も、人と盛り上…

ウェアラブル端末で温故知新

かつて、一億総白痴化と言ったのは、評論家・大宅壮一さんである。「テレビというメディアは低俗であり、テレビばかり見ていると、想像力や思考力を低下させてしまう」との意味合いである。 また、「かぶりつきの女の子は馬鹿づらばかり・・・」とロカビリー音…

四角四面にならない視覚情報

よくあることであるが、人と話していておたがいに、頭の中で描いている人物像は、完全に一致しているのに、名前がまったく出てこない。なにかのきっかけで思い出せるのであるが、それを待つ時間がもったいないので、名前抜きで話がどんどん進行していく。 あ…