日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

スキャンダルと掛け何と解く

身寄りのない人が他界して所持していた現金。引き取り手がなく、自治体が保管している分を“遺留金”という。昨年4月に朝日新聞は調査で、政令指定都市と東京23区に尋ねた。その筆頭は大阪市の約7億2200万円であり、39自治体で計約11億4200万…

AIにもある得手不得手とは

JR東日本グループはAI(人工知能)を活用して2020年までに、駅構内のコンビニエンスストアで無人店舗を導入する。無人店舗では、誰がどの商品を棚から取ったかをAIがカメラで認識して、合計額を自動で計算するという。出口で、客は“Suica(スイカ…

成人になりきれない或る一族

<成人とは人に成ること もしそうなら 私たちはみな日々成人の日を生きている>。谷川俊太郎さんの詩『成人の日に』である。大人になるための条件として、詩は続く。<他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ 自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ・・・>と。…

日本の未来の未来は今にあり

ゆで方一つ取っても、家庭料理の奥は深い。ごちそうである必要はない。でも、毎日食べても飽きない味。まさに暮らしの中にあるのが家庭料理である。料理研究家・土井善晴さんがコラム記事に書かれていた。 見た目や技にとらわれず、ただ一生懸命作り続ければ…

10年前の同月同日も同記事が

2013年9月、映画『そして父になる』は初日2日間で興収3億1319万円、動員数25万3300人で、映画観客動員ランキングで初登場第1位となった。 主演の福山雅治さんが初の父親役。その妻には尾野真千子さん。かたや、リリー・フランキーさんと真木…

この星の壮大な時間旅行とは

“ダントツ”との言葉を世に広めたのは石原慎太郎さんとの説がある。月刊『文芸春秋』(1963年1月号)のヨットレース体験記に、「スタートからダントツ(断然トップ)で出た」と書いた記事を寄せた。 ダントツマークの美酒には“おごり”という毒も含まれていそう…

推敲を重ねた180文字の時代

物事の表記で、「“1個"、“2つ"、“3メートル"、」などと、数量を示すことを基数詞といい、「“1番"、“2回目"、“第3回"」のように、順序や順番では序数詞と呼ぶとのこと。 <『田園』で知られるメロディーは、ベートーヴェンの交響曲6番の1楽章に出てくる・・・>…

普通でないから工夫で共感を

それさえ実現できれば、世の中のほとんどの問題が解決するのだ・・と。小説『ディーセント・ワーク・ガーディアン』(沢村凛さん著)にて、労働基準監督官の主人公が語る。 それは、<誰でもが、普通に働いて、普通に暮らせる>ということである。 メジャーデ…

食事の場面でわかる名優の味

断崖絶壁で追い込まれ、犯行を自供する犯人。前場面はアリバイ崩しだ。怪しいと思える人物は殺される。2時間サスペンス(ドラマ)の鉄板である。それも今、崖っぷちに立たされ消えゆく番組が多い。 通称“土ワイ"の『土曜ワイド劇場』(テレビ朝日系)は昨年4月…

知的作業とは調べることから

今、大活躍中のソメイヨシノは一代限りの交配種で、種から成長させても同じ桜にはならない。そのため、接ぎ木で増やしてきたものなのだという。人為的に時間をかけてあれほどの数にしたと思えば感慨深いものがある。 民俗学者・柳田国男さんの説にある。<江…

桜の下のその風景に笑顔あり

桜の下で、子どもたちは水遊びをしたり、とても暖かな春の陽気だった。昨日のお花見から5日前は雪だった。そのギャップがすごい。 歳時記では、“春の雨”と“春雨”を区別するという。“春の雨”は冬の名残りの冷たい雨をも含み、“春雨”は春の後半にしっとり降る…

放火ほど容易ではない「消化」

ブログネタに窮すると、一年前で同時期のスクラップ記事を読み返すことがある。一年前にこんなことがあったのか、と忘れかけているものは多い。しかし今は、一年前のニュースがピッタリと重なり、逆に驚いている。もちろん、森友学園騒動のことである。 19…

春が眠いことにも理由はある

10代で熱心に聴いた曲は年齢を重ねても耳に快く響くらしい。たしかに、たまに行くスナックでも、古い歌が根強く歌われている。いい歳の我々が聴いても懐メロなのだから、歌の生命力はたいしたものだ。 高齢者を支えるイベントとして、昭和に流行した“歌声…

見慣れた風景にある別の一面

<丘の上の一本木を買わない>とは、舟大工の言葉である。丘の上にそびえ立つ一本の木は、日光を独り占めして、気の赴くままにむくむく育つ。さぞかし良材になるかと思えば、そうでもないらしい。 たった一本で風に立ち向かう幹は、“風に負けないように”と力…

星送りと危険なピースサイン

“星送り”という美しい言葉はその昔、放送局で使われたらしい。内輪で、衛星中継のことをそう呼んだとのこと。“星移り”という言葉もある。「歳月が流れ・・」などに使われ、これまた美しい。 「“井戸塀(いどべい)”代議士」なる言葉もあるようだ。代議士が付くと、…

金銭と道連れの長い旅なのか

1956年、鉄腕の稲尾和久さんは高校球界から西鉄ライオンズに入団した。生まれて初めて(契約の席で)千円札を見た。五千円札や一万円札が登場する前の時代であった。 自宅の畳の上に50万円の契約金を積んだとき、横にいた母親が消えた。引っ繰り返り、気…

宇宙エレベーターと日本衰勢

2012年、大林組は宇宙エレベーターという構想を発表した。高度約3万6000キロ・メートルの静止軌道上に宇宙ホテルを備えた「静止軌道ステーション」を建設。地上との間をケーブルで結び、エレベーターで人や荷物を宇宙に送る。 時速約200キロでエレベーターを…

時間は取捨選択で見える化を

昔の新聞の文字は今よりはるかに小さかった。読者の要望により何度か文字を大きくしている。記者側からみると、載せられる記事量が減ることへの抵抗感はあるようだ。 大きくなったときには読みやすく感じても、いつのまにか裸眼では読みにくくなっている。思…

人生の時間の流れとは案の定

<冬来たりなば春遠からじ>。この時期に合う英詩の一節である。厳寒の2月から3月へのかわり目には安らげる“なにか”がある。天気予報での“春の気温”は、日本中どこでも3~5月をさすらしい。 毎日、必ず日没と日の出があり、例外なく1年で四季は一巡する…

忘れるためにメモをとるクセ

なにかが浮かんだり、テレビでおもしろい話が聞けたら、自然にメモをとってしまう。手元には道具がある。ボイスレコーダで思いつくまま断片的に録音したり、百均のホワイトボードに手書きをする。 やることを減らしてシンプルにすることをフォーカスというら…

今までの流れが入れ替わる時

そのビールの登場はバブル真っ盛りの1987年だという。スーパードライ(アサヒビール)である。元祖“辛口”といわれ、今も進化を続ける。 それまで、ビールの王者はキリンビールの“ラガー”であった。“夕日ビール”などと茶化されていたアサヒは、起死回生を目…

人より人間味豊かな人工知能

AIスピーカーとお付き合いするだけでわかることがある。天気を聞いたり、本日の予定を尋ねると、即座に答えてくれるのは当たり前。「いつもありがとう」とのお礼を付け加える。AIスピーカーは、「どういたしまして」、「うれしいです」などと、会話のトーンが…

仙人のように飄々とした監督

昨年2月に93歳で亡くなられた鈴木清順さんは映画監督であり、俳優としても映画やテレビドラマで多くの作品に出演している。元NHKアナウンサー・鈴木健二さんの兄でもある。 日活時代の監督作品は40本で、デビューから数年間は赤木圭一郎さんや小林旭…

映画・ドラマ創りの今昔物語

<映画は芝居ではない。ドキュメンタリーである>。高倉健さんの言葉である。こころを揺さぶられる映画は意外に淡々としている演出なのではないか。『フィールド・オブ・ドリームス』や『マディソン郡の橋』等はそのような印象である。 監督としても多くの名作を…

わかっているけどヨッパライ

作家のサマセット・モームさんは、“生涯最高の感激は何だったか”と晩年に問われ、「あなたの小説を一度も辞書の世話にならずに読んだ」との手紙を、戦場の兵士からもらった時だ、と応えた。 毎回、駄文を連ねる私にもその意味がよくわかる。読む人が“むずかし…

働き過ぎをやめられない人達

「魚が売れたからって魚屋が、ほかの魚屋を集めてお祝いをしますか?」直木賞をはじめ、あらゆる文学賞を固辞した山本周五郎さんの言葉だ。 『樅ノ木は残った』を新聞に連載していた頃、読者が周五郎さんに手紙を送った。<私は貧乏書生で新聞を定期購読できま…

ライフスタイルによる動向は

最近、深夜の徘徊をしていないが、ファミレスなど外食チェーンの24時間営業中止が広がっているそうだ。ライフスタイルの変化による客の減少や、働き手の確保の難しさが背景にある。 全国に約220店舗の「ロイヤルホスト」は昨年2月から24時間営業の店が…

インターネットが近づく瞬間

『七つの子』や『赤い靴』を作曲した本居長世さんは、「道を歩いていると、電線が五線紙に見える」と語った。電線に関連した技術畑のアイデアとは異質なアイデアが浮かぶからおもしろい。 iモード編集者と称された松永真理さんも、本居さんと同タイプの方なの…

会話を楽しむことは同じでも

ついこの間のことだと思っていたが、若者を中心によく使われた“KY式日本語”も10年前の話らしい。代表的な「KY」(空気読めない)などと今 口走ったら、若者たちから口をきいてもらえなくなるだろう。 当時は“縮めに縮めた略語”を収めたミニ辞典も登場した…

横浜ホンキートンクブルース

昨日、宇崎竜童さんの“弾き語りライブ”に行った。『港のヨーコ・・・』で始まり、アンコール曲『さよならの向う側』まで、ご自身のヒット作で大いに盛り上がった。 自作以外の歌を2曲披露してくれた。ひばりさんの『リンゴ追分』であり、もう1曲がこの名曲…