日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

隠居には好きなことが似合う

通信の主役が固定電話から携帯電話に移る中、(2017年度末の時点で)固定電話の契約数は1987件だという。2000万件を割り込んだのは1971年度以来で46年ぶりだった。ピークの97年の6322万契約から約3分の1の減少である。 加入電話の全…

付加価値が主役に躍り出る

ヒネリや機知に富んだ話が好きである。“失敗は成功の元”とは、、こうすれば失敗するということを学ぶことであり、まちがってもすぐに訂正できる方法を知ることは大事。 失敗の許容範囲を知るのと知らないのではその差が大きい。また、若いときの心配はたいて…

よきライバルと粋で付き合う

<本当にベストだったと思うためには、自分のみならず相手のベストも必要だ>。現役だったイチローさんが雑誌のインタビューに答えたときの言葉だと記憶する。 <はたちの日 よきライバルを 君に得て 自ら当てし 鞭いたかりき>。こちらは西条八十さんの葬儀…

授かった2つの耳と1つの口

<この面相で、この脳みそで、この運動神経で、この環境で・・・。どうやって面白く生きていこうかってのが、人生だと思うんですよね>。俳優・山崎努さんの言葉だったろうか。 人は自分の気づきたいことしか気づけない生き物だという。 人間術として勉強さ…

呼びさます記憶でのAI助言

芥川竜之介さんの短編『世之助の話』にある。主人公が子どもの頃、手習いに行くといたずらっ子にいじめられた。おとなになっても墨の匂いをかぐたびに、当時がよみがえる・・・と。 大抵な事は嗅覚との関係が強いのか。この季節なら、夕暮れどきに漂う蚊取り…

五輪と五感の大切な意味とは

インターネットは便利である。その検索のつけ刃で恐縮だが、五輪マークの意味を調べた。「青・黄・黒・緑・赤」の五輪マークは、オリンピック創始者、ピエール・ド・クーベルダン男爵が考案した。 世界の五大陸「ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニア」…

思い浮かぶ夏の風景と風物詩

白い雨脚から涼しげな名がついたらしい。夕立の別名に「白雨(はくう)」がある。急な雨で遊びが中断され、走る子どもたちの“はしゃぎ声”が聞こえてきそうだ。 そういえば、井上陽水さんの曲の中にも『夕立』があった。青空がかき曇り、水煙を立てて降り注ぐ雨。…

自分の思考や言葉にツッコミ

“楽しむことに忙しそうな人”がいる。うちの奥さんは「暇が大嫌い」と言いながらよくお出かけをしている。 引き寄せ術の達人は、<すべての出来事が一番いい事のために起こる>との認識のようだ。意味のない平行線の会話でも、「幸福とは実はこういう時間の中に…

袖すり合うも他生の縁となる

もう過ぎたが、7月25日は“かき氷の日”だという。7・2・5で「夏氷」との単なる語呂合わせだけかと思ったが、1933年7月25日、山形県で当時最高気温となる40.8度を記録したことでこの日になったとのこと。なにごとも理由がわかれば頭に入りやすい…

当たる素材を嗅ぎ分ける嗅覚

1943年に『姿三四郎』でデビューした黒澤明監督は33歳だった。当時、戦争で他の監督が出征していたという状況下である。 60年当時、映画界は名監督が多くいて、助監督を長く経験してから監督デビューするのが普通だった。やっと映画監督になれた時に…

存在を楽しく許すは あの映画

落語のいいところは、損得と関係なしに“その存在を楽しく許している”ということらしい。そこには、演者とお客さんで共感が持てる“笑い”が介在している。 ヒットシリーズ映画『男はつらいよ』には、「落語のエッセンスをふんだんに感じる」と称されることがよく…

反則技の影には記録的ドラマ

自分で食べるものは自分で作る。簡単な料理に凝った時期がある。そのとき、食材を床に落とした。捨てようかと思ったがもったいないので拾って調理した。恥ずかしいことであると思ったが、奥さんに言った。 <大丈夫よ、それは「3秒ルール」といって、みんなや…

耳に優しきグローバル経済?

この時期にお決まりの記事が出る。総務省が今年1月1日現在の日本の人口を発表。日本人は1億2477万6364人となり、10年連続の減少だという。 その減少幅は1968年の調査開始以降で最大。1億2500万人を下回ったのは、1996年以来で23…

風や雲と語るのが一番なのか

こういう話が好きである。<どういう局面で長考するのか>との問いで、昭和の名人・大山康晴さんは即座に答えたという。「うまくいきすぎている時だ。落とし穴はないのか、と」。棋士はときに手番の一手を指さず、深い瞑想に沈む。 ノートに書いたことは消しゴ…

席取り合戦の予約札みたいに

<御殿も、薔薇も、おひめさまも、手の届くところすべてのものが金になった>。金子みすゞさんの詩『金のお好きな王さま』にあった。その王さまは金が好きなようだ。 校長や教頭が自分の子どもたちを教員採用試験に合格させるべく、県教委の幹部に現金を渡し…

意識や表現もアレンジしだい

物陰から“ぬっと”現れる。物陰から“ぬうっと”現れる。その「ぬっ」と「ぬうっ」には違いがあるという。以前に読んだ新聞のコラムにあった。 不意に現れ出るさまを「ぬっ」といい、のろい動作で薄気味悪く、不意に現れるさまが「ぬうっ」なのらしい。たった一文字で動…

子どものときからあのまんま

位置商標というのがあるらしい。特定の場所に配置された図形や色で商品が識別できる場合に認められるものだという。 特許庁によると、国内での位置商標は約50件が登録されている。その中に日清食品ホールディングスの主力商品である「カップヌードル」も含ま…

たんたんとすぎる毎日がいい

この梅雨は例年になく雨が続く。たった一年前のことも記憶から遠ざかるが、昨年の今頃に東京あたりでは早々に梅雨明けをしていて、盛夏のような天気が続いていたようだ。 海の誕生は3月1日だという。地球の歴史(46億年)を1年のカレンダーに換算した場合…

思い立ったが吉日のアイデア

文化人類学者・川喜田二郎さんの著書である『発想法』(1967年)、『続・発想法』(1970年)を夢中で読んだことがある。とくに興味を持ったのがKJ法。 KJ法は、考案した川喜田さんのアルファベット頭文字からとった呼び名である。それはバラバラに存…

AIはちがう角度で具象化を

今、土日以外は毎日仕事をしているが職種は別々。時間は数時間か半日程度。出勤時間も6時台、7時台、11時台とまちまちで、一日で複数のこともある。期間限定で空き時間をぬって動き回る仕事もしている。 スケジュール管理は以前から、パソコン、スマホ、…

賞味期限に違いはあるけれど

私には、“どうでもいいような話”にときめいてしまう癖がある。 缶詰の賞味期限は2年から3年。そもそも賞味期限はメーカーが決めた「おいしく食べられる目安」だという。保管状態が良ければ半永久的に持つとの説もある。 かつて、日本缶詰協会で十年くらい前…

今の景気は良いのか悪いのか

最初のバイトは1日900円だった。大卒の初任給が3、4万円の頃だったと思う。横浜駅隣の、平沼橋にある大きな球状のガスタンクの下での肉体労働であった。真夏の暑さで水をがぶ飲みしたのを憶えている。 本来、千円のはずが派遣会社が百円だけ鞘抜いてい…

身近に革命を引起すインフラ

ゴールドラッシュの発端は1848年、カリフォルニアの大農園主の元に川底で拾った金の粒が持ち込まれたことだった。アメリカ史研究者・猿谷要さんの著書『アメリカ500年の物語』にある。 大農園主は100人以上の使用人にそのことを伝え、新しい製粉所…

身元判明のためにQRコード

長年、私は“気になる記事”をスクラップしている。昨夏、「火葬した夫が帰ってきた」との記事を見つけた。 一昨年6月下旬、江戸川で意識不明の男性が見つかり、搬送先の病院で死亡したとのこと。その3日前に千葉県警松戸署へ行方不明届が出ていた。警視庁亀有…

必要のないものが必要な時代

段ボールはシルクハットの内側が汗で蒸れないように、通気性を保つ裏地材として開発されたらしい。その発祥は1856年の英国だ。後に米国で、瓶などの緩衝材、包装材として普及することになる。 もし、今のような使われ方をしていなければ、シルクハットの…

話に具体力をもたらせる数字

今年の6月は雨が多いようだ。71年前の6月13日に太宰治さんが知人女性と、玉川上水(東京)へ身を投げた。 『人間失格』など青春の純真さで心に残る作品を次々と発表。戦前から戦後の混乱期を駆け抜けた38歳の生涯であるが、日本文学史上に深い刻印を残…

人類の文化にはそれがある

まだパソコンが一般化する前の時代に、横浜駅近くの銀行を会場に借りた写真の展示会があった。得意先の手伝いで、地元の写真コンテストの入選作品の飾り付けを行ったが、閉店後の時間帯でも行員さんたちは無言で事務処理に追われていた。 今はデジタル処理な…

時を経て形を変える和食の心

1990年に43.8%だったのが、一昨年(2017年)は27%に減ったらしい。朝食にご飯を食べる人の割合である。家庭の食事もこの20年で様子が変わり、和食が減少傾向にあるようだ。家族一緒に同じものを食べる食卓も減っている。 “現代家族論”の著作…

おもしろい要素を見つければ

<人生ってアップで観ると悲劇であるが、ロングで観れば喜劇である>。先日、テレビで脚本家の倉本聰さんが言っていた。おもしろいということは、お笑いやおふざけということではなく、好奇心なのだと思っている。 かつて、お世話になった方の口癖は「なにか…

人間味を意識するは人工知能

昨年、北海道大学でAI(人工知能)の研究チームが、写真をもとに俳句を作る人工知能を開発したという。コンピューターが自ら学ぶ“深層学習”で、小林一茶さん、高浜虚子さん、正岡子規さんなど俳人の約5万句を学習。その名も「一茶くん」だとか。 ひとまとまり…