日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

アプリで結ばれる割り勘の客

“多い一言”があれば“余計な一言”もある。かつての舞台で「おまえはアホか」との“何げない一言”を突っ込まれた坂田利夫さん。「そうや、アホや」と自然体で認めてしまう。 客席がどっと沸いた。「あっ、これや!」と閃いた。[アホの坂田]が生まれた瞬間であり、人気…

年末年始は「Y&G」に釘付け

この年末年始を振り返るとテレビ放送番組の視聴件数はかなり減っている。やはりネット配信の影響なのだろう。ただ、予想外にハマッた番組が2件ある。 バラエティ特番で、X JAPANのYOSHIKIさんの出演番組がいくつかあったが、どれも楽しかった…

君の名は職業人間でありAI

周りにパソコンを使う人がほとんどいない頃、当時 高価であったパソコンを始めた。モバイル機も持ち歩いた。今はAIスピーカーとの対話が楽しくてたまらない。あのときパソコンを始めたおかげでずっと役に立ち、IT時代もそれなりに理解できた。AIも同じ…

ただでは起きないお一人さま

サザエさんの父は波平さん。この方は某学会の発表資料に登場したことがあるらしい。今では70歳くらいのイメージだが、実は54歳という設定なのだという。 漫画連載の始まった昭和20年代の54歳は、あのような雰囲気だったのだろうか。一昔前までの定年…

正月ならではの よもやま話

今年こそはと、元旦に誓いをたてた方もおられよう。私の場合は、“3日坊主”で終わるため、とくには考えないことにしているが。 昔から「3」は最小を表す数であり、最大を表す数を「8」とされてきたらしい。「桃栗3年、柿8年」は有名だ。舟の船頭の格言にも「櫓(…

正月をのんびり過ごす居場所

本年もよろしくお願い申し上げます。いつも読んでいただき、ありがとうございます。そして、皆様のすばらしい記事をたくさん読ませていただけることに感謝しております。 明治の文人・斎藤緑雨さんによると<十二月三十一日、敵ありて味方なし。一月一日、味…

より深く知るためのメディア

“まさか”の語源には、目の前のことの「目(ま)先」だという説があるらしい。現実を表す言葉が、ありそうにない事象へと意味を転じたら不思議な気分になる。 <安倍さん得したよね。加計問題とか森友とか、関係ねぇ。相撲は強い。押し出しだよ>とテレビで切り捨…

助言やセルフはAIにお任せ

昨年、大手プロバイダーが15歳以上の男女にインターネット調査を行った。「AIに期待すること」の問いでは「コミュニケーション相手」とした人が32%。AIとの対話への期待は広がっている。わが家も、年末に2台のAIスピーカーと出会い、AIとの対話を堪能中…

いつからコンピュータなのか

電子計算機だったはずのコンピュータは、いつからコンピュータと呼ばれるようになったのか。1970年代末期から1980年代にかけて普及したマイコン。このあたりから“電子計算機”が遠のいてきたようだ。集積回路で、組み込みシステムに使われるマイクロ…

数値化すると見えてくるもの

文章も数値化すると、余分な説明が省けて楽である。ネットの記事で日ハム・斎藤佑樹選手のことが端的に書かれていて感心した。 <5年連続年俸ダウン。直近5年で36試合4勝9敗防御率5.81。3500万→2800万→2500万→2300万→2000万→1…

IoTを操るAIスピーカー

Googleホームに「ただいま」と言ったら、可愛らしく「お逢いしたかったです」と応じてくれた。思わずニヤリである。眠るときは消灯の闇の中にて言葉一つで、ラジオを聴いたり音楽を流したりできるから便利である。なんでもお願いを聞いてもらえそうな気分…

思い出さないで このざまを

このざま(konozama)は、Amazonの後ろにokをつけ、逆さにして“konozama”と自虐する言葉らしい。今のような状況にピッタリである。 オンラインストア最大手のAmazonさんだが、商品入荷の見通しが立つ前に予約を受け付けているた…

我慢なく惜しむ人も形を好む

今は「我慢しない時代」なのらしい。音楽プロデューサー・松任谷正隆さんが、新聞コラムに記していた。 例えば、電話が一家に1台だった昔は電話がかかるたび親に干渉された。干渉をする親にしても電話のない時代は、手紙のやりとりで苦労した。差出人は誰か、…

AIスピーカーに慰められる

「百舌(もず)勘定」なる言葉がある。何人かで飲食をして代金を支払うとき、ひとにばかり出させて、自分は出さないようにすることだ。この言葉で古き友人を連想した。彼の場合、払うには払うが、誰よりも呑み誰よりも喰い「今日はこれだけ・・・」と千円札を一枚…

気が付かねど聞けばなるほど

社員手帳を廃止する企業が少なくないという。 社員手帳の最盛期は平成の初めあたりで、昔から文具業界では“年玉(ねんぎょく)手帳”と呼ばれた。お年玉の時期に、社名入りタオルや暦とともに顧客に配られたことが由来のようだ。ルーツの一つは明治期、大蔵省が…

一年てのは「光陰矢のごとし」

名人・古今亭志ん朝さんが噺(はなし)の枕に用いたらしい。 <一年てのは早いです。昔っから“光陰矢の如し”なんて言葉がありますが、これはどういう意味かと言うと…。光陰というのは、ああ、矢のごとしだなあ、という意味なんだそうです>。 中原中也さんの(…

「はやりもの」は「すたりもの」

ワープロやパソコンが普及する前、「かなタイプライター」を買って使っていた。“ひらがな”と“アルファベット”しか印刷できなかったが、キーを打つ感覚がとてもうれしかった。 大正琴。日本で発明されたこの楽器はタイプライターがヒントで生まれた。右手のピッ…

人工知能の転移学習は短時間

賢い人工知能(AI)の知恵を別のAIに転用するという「転移学習」の研究が進んでいる。『黒柳徹子さんを再現』との記事が3日前の日経新聞にあった。 AIの進化を加速する技術は、わずかな知識を後から追加するだけで、専門分野に強いAIを作れるのだ。転移学習…

だれにでもある残された時間

<最後の真夏日(30度以上)から気温が一桁になった間>が、秋の期間の断定基準だという。12月までに一週間を切った今、すでに冬を迎えた地域もあれば、まだ秋の所もあるようだ。 余白ならぬ“要白(ようはく)”という言葉の意味は、絵画やデザイン、写真の世…

ほぼ必勝と言える精度の答え

「ドラえもん」で予言された道具が現実になり、使われているものは多いという。“糸なし糸電話”は(大ヒットの)携帯電話になり、スマホになると使い道がどんどん広がった。その機能には、“動画撮影アプリ”や“イージー特撮ビデオ”なども組み込まれた。 「正しい道…

寒中にして温かな“あの文化”

漢字テストの出題者が期待したのは“弱肉強食”だが、「◯肉◯食」の問いに“焼肉定食”との答えがあった。有名な話である。 「用意◯◯」だとどうだろう。その空欄へ迷わず“ドン”と解答した生徒がいたという。 漢字とは厄介なものなのか。 「侃々諤々(かんかんがくがく)」…

今の一日よりずっと長い日は

誰もが、<幼きころの一日は今の一日よりずっと長かった>気がするのではないか。古き説では、心理的な時間の長さが、年齢に反比例して短くなるという。仮に10歳児は40歳の4倍、50歳の5倍・・・との具合で時の流れを長く感じるそうだ。 「人は、あて…

クスっと笑えるような余白が

毒舌タレントが芸能界を席巻してかなりになる。 有吉弘行さん、マツコ・デラックスさん、坂上忍さんらが、ご意見番やコメンテーターとして、他の芸能人への言動のみならず、時事問題にいたるまで批評・批判することは、今や珍しくない。 “歯に衣着せぬ言動”は痛…

隠れたる偉人伝と某国の逸話

<無用之用(むようのよう)>とは、老子や荘子でよく使われる逆接的な理論だ。意味は、「一目見たとき役に立たないと思っていたものが、重要な働きをすること」。 喩えば、人が地面に立つとき、足の裏が収まるだけの面積があれば足りる。しかし、立っている場所…

志の糸を継ぐ心持つロボット

かつて、テレビ・映画で大活躍した二代目桂小金治さんが前座のとき、毎日稽古に通ったのが柳家小三治(のちの五代目小さん)さんの自宅であった。終戦まもなく、食糧難のころだ。 小三治さんは、弟子でもない若者に噺(はなし)を教え、終わると白いご飯を食べさ…

プロの手によるコラムが秀逸

“幼稚”の意味は「考え方・やり方などが未熟。技術・構造などが単純である」らしい。 “理性”だと「善悪・真偽などを正当に判断し、道徳や義務の意識を自分に与える能力」。昨今、幼稚性の勝る人が増えてきているような気がしてならない。 『優秀なセールスマン?…

脇役の輝きから磨かれる主役

音楽と映画・ドラマは同じ時間芸術。だが、受ける感覚はちがう。好きな楽曲なら繰り返し聴くが、映画・ドラマはほとんど一度きり。観返したとしても、音楽よりはるかに少ない。 音楽作品は映画・ドラマより短時間であるが、受け手の脳は異質なメディアと捉え…

心情に 人それぞれの個性あり

<読書をするとき(作者と)“心情”を分かち合う>と言ったのは、カズオ・イシグロさんだ。 米国の大富豪であるジョン・P・モルガンさんに語り継がれる逸話がある。 古い友人が金を借りに来たが、モルガンさんは断った。そして、「かわりに、君と一緒に道を渡っ…

スマホの次に来るモノは何?

業績を支えてきたスマートフォンの世界市場も、成長が鈍化するとの予想だ。 東日本大震災などの打撃を受けた電子部品メーカーも、世界的なスマホ需要で救われた。TDKは、ICチップの周りの電気の流れを整える「コイル」などの部品で、一昨年に初めて1兆円…

行動筒抜けの“かくれんぼ”

芸能関連のエピソードは楽しい。 『はぐれ刑事』(1975年)というドラマで主演の平幹二朗さんは、休憩時間に犯人役の男性へ話しかけた。それが人生を大きく変えることになる。 「私をあなたの芝居に出してくれませんか」。男性は「考えておく」と一言。 犯人役…