日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

心温まる料理に街並み懐かし

北から南に向かって吹く風を“北風”と呼び、南から北へ流れる潮のことを“北流”というらしい。方向を示す言葉はややこしい。 松任谷由実さんの名曲のひとつに『冷たい雨』という曲がある。“冷たい雨”は、公式の気象用語なのだという。 熱帯で気温の高い地域で…

カレーライス・大阪・オダサク

レトルトカレーが世に出回る前、子どもたちは母親の作るカレーが大好きだった。その家庭の味は、専門店もかなわない。<朝食の献立・・・ゆうべのカレーの残り>。向田邦子さんはテレビドラマの台本に書いた。 “おかわり!”の記憶は、のちのちまで食欲を刺激…

身近の意外なモノにハマる今

先月から週に数回、早朝に短時間の用事ができた。朝食はどうするか。すぐに浮かんだのは納豆とごはん。妻に頼まずとも、このパターンでいける。 家では酔っている時間が長く、ごはんを食べることが少ない。こういうことがなければ好きな納豆を食べられない。…

砂時計を置きたい気分の時は

<部屋には時計でなく、砂時計を置きたい>。ドイツの作家ユンガーさんの『砂時計の書』にあった。静かで安らかな気持ちになれるから。機械時計にしばられない贅沢は、時計が生活に入り込んでいなかった遠い昔へのあこがれなのか。 1日が24時間なのは当た…

雨が空から降れば自然科学が

暑くなることだけが地球温暖化の問題ではないという。異常気象も引き起こし、台風も巨大化している。水害や干ばつも増えて、農業や生活、経済活動にも影響を及ぼす。 天気予報もたいへんらしく「晴れ・曇り・雨」の予報が多い。直近の天候の変化としては、“雨…

赤木圭一郎とブルース・リー

もし、あの人気俳優が今もご健在であるのなら、今年79歳である。石原裕次郎さん主演の『紅の翼』で群衆の一人としてエキストラ出演したのが映画デビュー。 西洋的な風貌で、(当時のハリウッドスターであった)トニー・カーチスさんにちなみ、「トニー」の愛称で親し…

自然の中に超えた何かがある

衣服関係の言葉は栄枯盛衰が激しいようだ。今でも愛用している“Gパン”はジーンズになり、最近はデニムと名を変えているとか。 セーターなどの“とっくり”はタートルで、“チョッキ”がベスト。アクション映画やドラマで出てくる“防弾チョッキ”などは、防弾ベス…

現金の嫌われる時代らしいが

アメリカの経済学者・ケネス・ロゴフ氏は『現金の呪い』にて、現金をなくす提案をしていた。それも、高額なお札から段階的に廃止して、最後は紙幣をなくすべき・・だと。 100ドル札で100万ドルを用意すると大きめの袋に入るが、10ドル札や硬貨ではたいへ…

歌にまつわるいくつもの想い

かつて、永六輔さんが用事で京都を訪ね、タクシーは三千院の前を通った。「昔はいい所でしたがね」と、運転手さんがつぶやいた。続けて「くだらない歌のせいで混雑して困ったものです」とも。 <♪ 京都大原三千院 恋に疲れた女がひとり・・・>。『女ひとり』の…

選ばれても出られない映画祭

<ゆとりでしょ? そう言うあなたは バブルでしょ?>(なおまる御前さん)。第一生命恒例の「サラリーマン川柳コンクール」にて、昨年1位に輝いた作品である。 今年で31回目となるこのコンテストで大賞を獲得したのは、<スポーツジム 車で行って チャリをこ…

なぜ人が熱狂するかといえば

この方の筆力はすばらしい。井上ひさしさんである。 「蛇の前の蛙」、「フライパンに置かれたひと塊りのバター」。そこへ続けて「作新学院の江川投手の快速球を待つ非力な打者」・・・と。 短編『われら中年万引団』の中で、<圧倒的な強者の比喩として>妻の前に…

大風呂敷を広げて見えるモノ

蚊のなかにも知恵の回るのがいる。新聞のコラム記事にあった。能の囃子方の取材から得た情報らしい。その知恵とは、鼓を持つ手ではなく、打つほうの手にとまる。それなら叩かれる心配がないからだ。 ドイツの思想家・ゲオルク・リヒテンベルクは著書『雑記帳…

宮崎駿監督から学ぶ ある流儀

釣り人には短気が多いらしい。以前、釣り好きの人からその理由をお聞きしたことがある。釣りという作業は、やることがあまりにも多いとのこと。釣り糸を垂らしてウキを、注視し続けるときも、気長にかまえていることはないらしい。私みたいな呑気者には向か…

行きと帰りで遠いのはどちら

<♪ 帰り道は遠かった 来た時よりも遠かった・・・>。昔、流行った歌の歌詞にある一節である。はたしてそうであろうか。疑問を持つのはおもしろい。 フランスの心理学者がパリの街並みを写真に撮り、人に見てもらう実験を行ったという。写真を見る時間はま…

喫煙シーンにはイカした音楽

昔の映画は喫煙のシーンが多かった。邦画では、石原裕次郎さんの“くわえ煙草”がカッコいいと、当時の若者にウケたという。年代差はあるが、女性でカッコよく吸うとの評判は、桃井かおりさんだったろうか。 1966年制作のフランス映画『男と女』で、主人公…

友人との酔談からの抜粋では

<今は「ためになる」とか「役に立つ」以外のものは存在しちゃいけないような風潮があるけれど、わたしはそれがどうにも不快なんです>。中野翠さんのコラムにあった。 自分に合わなくて、やりたくない仕事も、生活のためにやらなければならない。こういう枷はお…

知っていたつもりの理論付け

靴ひもはなぜ、歩いていると突然ほどけるのか。それは長年の謎だったらしい。昨年、米大学がその謎を解明したとのこと。ビデオで、ひものほどける場面を高速撮影して、仕組みが紐解けたようだ。 歩くときに地面を繰り返し踏むときの衝撃が、靴ひもの結び目を…

連休明けAIは憂鬱になる?

日曜日の終わりが近づくと、翌日のことを考えて憂鬱になる。学生や勤め人の誰もが覚えのある心の動きだろう。“ブルーマンデー”や“サザエさん症候群”なる言葉もあったが、今はどう表現されているのか。 昨日の日曜日も大型連休の最終日と重なった。高速道路で…

容器変われど旅の供はこれ?

俳句の世界で、5月は初夏らしい。旧暦の5月が新暦で6月から7月に当たるとのこと。五月雨(さみだれ)とは、梅雨の別名なのである。 まだまだゴールデンウィーク。今も旅の道中を満喫されている方は多かろう。 その昔、松尾芭蕉の紀行文『おくのほそ道』に…

お茶目な名人の居眠りに客は

夏のような春が続く。この時期も愛飲される方は多かろう。ペットボトル入りのお茶だ。ラベルには「品名・緑茶(清涼飲料水)」とある。寒い時期に温めて飲むが“清涼”とはこれいかに。食品衛生法のくくりでこういう表示になるらしいが。 発酵させずに飲む日本茶に…

憧れずに歩けない時代もある

20年前(1998年)には3232あった市町村が、2016年10月の時点で1718にまで減ったという。規模の拡大で市は増えたが、町は1994から744になり、村は568から183になった。 さて、50~60年前の市町村の数はどうだったのか、ネ…

視覚もさることながら聴覚も

視覚から得られる情報量の割合は約87%だという説がある。次は聴覚が7%、触覚3%、嗅覚2%、味覚1%の順らしい。とはいえ、音の記憶も侮れない。 私は長時間のパソコン作業中、同時にテレビドラマや映画をたくさん視聴している。テレビ画面への視覚が…

スキャンダルと掛け何と解く

身寄りのない人が他界して所持していた現金。引き取り手がなく、自治体が保管している分を“遺留金”という。昨年4月に朝日新聞は調査で、政令指定都市と東京23区に尋ねた。その筆頭は大阪市の約7億2200万円であり、39自治体で計約11億4200万…

AIにもある得手不得手とは

JR東日本グループはAI(人工知能)を活用して2020年までに、駅構内のコンビニエンスストアで無人店舗を導入する。無人店舗では、誰がどの商品を棚から取ったかをAIがカメラで認識して、合計額を自動で計算するという。出口で、客は“Suica(スイカ…

成人になりきれない或る一族

<成人とは人に成ること もしそうなら 私たちはみな日々成人の日を生きている>。谷川俊太郎さんの詩『成人の日に』である。大人になるための条件として、詩は続く。<他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ 自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ・・・>と。…

日本の未来の未来は今にあり

ゆで方一つ取っても、家庭料理の奥は深い。ごちそうである必要はない。でも、毎日食べても飽きない味。まさに暮らしの中にあるのが家庭料理である。料理研究家・土井善晴さんがコラム記事に書かれていた。 見た目や技にとらわれず、ただ一生懸命作り続ければ…

10年前の同月同日も同記事が

2013年9月、映画『そして父になる』は初日2日間で興収3億1319万円、動員数25万3300人で、映画観客動員ランキングで初登場第1位となった。 主演の福山雅治さんが初の父親役。その妻には尾野真千子さん。かたや、リリー・フランキーさんと真木…

この星の壮大な時間旅行とは

“ダントツ”との言葉を世に広めたのは石原慎太郎さんとの説がある。月刊『文芸春秋』(1963年1月号)のヨットレース体験記に、「スタートからダントツ(断然トップ)で出た」と書いた記事を寄せた。 ダントツマークの美酒には“おごり”という毒も含まれていそう…

推敲を重ねた180文字の時代

物事の表記で、「“1個"、“2つ"、“3メートル"、」などと、数量を示すことを基数詞といい、「“1番"、“2回目"、“第3回"」のように、順序や順番では序数詞と呼ぶとのこと。 <『田園』で知られるメロディーは、ベートーヴェンの交響曲6番の1楽章に出てくる・・・>…

普通でないから工夫で共感を

それさえ実現できれば、世の中のほとんどの問題が解決するのだ・・と。小説『ディーセント・ワーク・ガーディアン』(沢村凛さん著)にて、労働基準監督官の主人公が語る。 それは、<誰でもが、普通に働いて、普通に暮らせる>ということである。 メジャーデ…