日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

2014-01-01から1年間の記事一覧

フォーク・クルセダーズはやはりすごかったんだなぁと今になって思う

今よりもはるかにのどかな時代の京都駅。そのすぐ近くに、きたやまおさむ(北山修)さんが住む開業医の実家があった。 医科大学生であったきたやまさんはある日、妹の自転車に乗って自宅から15分の距離にある初めてのお宅を訪れた。ものすごく背の高い大学生…

この9月を目前に"きな臭さ"は轟音とともにやってくる

8月もあと1週間。さて、これからいかなる9月を迎えることになるのか。 思えば、昨年の9月は活気があった。2020年に悲願の東京オリンピックが決定。「五輪という新しい〈坂の上の雲〉を目指すことで〈心のデフレ〉を取り払い、国全体が自信を取り戻すきっかけ…

言いたい放題の爺さんを敬(うやま)うメガネとは?

『時事放談』(TBS)というテレビ番組の第1期は1957年~1987年だという。その第2期は2004年から今も続いているので、かなりの長寿番組といえる。 さて、子どもだった私はこのタイトルを見て、「時事」は“爺(じじい)”からの造語で、番組に出て…

いつの世も引き金の口火を切るのは口なのか

「口がきれい」という言葉には、ふたとおりの意味がある。口先だけでりっぱなことや、きれいごとを言うさま。もうひとつが、食べ物にいやしくないさま、である。後者の意味で、私は口がきれいと言われたことがある。人前で食べる姿を晒したくないため、食べ…

身近でかんたんに能力のレベルアップを楽しむ方法とは

4、5日前から、読売新聞のコラム『編集手帳』をパソコンに模写入力している。ついでに夕刊の『よみうり寸評』もである。わが家は読売新聞をとっているからそうなるのであるが、朝日新聞なら『天声人語』をそっくり入力するだけ。文章を書くことの勉強にな…

とんちんかんなニュースの裏にある真実とは

65~74歳が「前期高齢者」、75歳以上は「後期高齢者」。これらの名称は、2008年から使われている。私の知る範囲で、この呼び名を歓迎している方はいない。当然のことである。「後期高齢者医療制度」がスタートしてすぐ、「私たちは後期高齢者なんだってさ…

すてきな懐石料理のあとに神話を堪能

懐石料理のおいしいお店があると訊き、大山(神奈川県伊勢原市)の麓に行ってきた。そこでは宿泊もできるとのこと。せっかくの懐石料理にお酒がないというのも淋しいため、車の運転もあるので泊まるしかない、との選択肢であった。 豪勢な夕食と朝食付きの宿泊…

医師たちの口から発せられた“神頼み”の言葉

神頼みという言葉がある。その意味は、神に祈って加護を願うこと。神の助けを願い求めること。“苦しいときの神頼み”は、私もよくやっている。 さて、“元気で留守”の多かったわが女房が突然倒れたときは、ふしぎと“神頼み”への意識がなかった。その症状は予断…

目先の結果よりそのプロセスの中に必要なものが秘めている

モーニング娘やAKB48の振り付け担当の夏まゆみ先生が、ビジネス書『エースと呼ばれる人は何をしているのか』という本を出している。 たまにテレビで拝見するこの方に、前から興味があった。機会があればぜひ読んでみたいと思う。 夏さんは、芸能界で大…

“おもしろいこと探し”に没頭するのはいいことなのである

おもしろいドラマやバラエティというのものは、構成がとてもわかりやすい。観ていておもしろいと感じるものは、人それぞれの好みにもよるが、わかりやすいということがまず大事だと思う。 『マツコ&有吉の怒り新党』という番組は、見逃してもいいように毎週…

涙の沸騰点はどのあたりにあるのだろうか

映画やテレビドラマのシナリオでは、泣かせるものを書くよりも、笑わせるものを書く方がむずかしいといわれる。人間は笑うことのセーブはしやすいが、泣くことにはもろいのかもしれない。そういうことの意識からか、私は悲しい作品より笑える作品が好きであ…

写真は嘘をつくからおもしろい

以前のエントリで、写真は真を写さないから「写嘘」だと書いたことがある。 写真は真を写すと書きながら、嘘を写すということからのもじりである。あくまでも私の独断と偏見での話であり、反対意見があっても問題ない。いろいろな考え方があっていいのだから…

“女房元気で留守がいい”と投稿した翌朝に女房が救急車で入院した

早朝、リビングで寝たまま起き上がれない女房を発見。いつも時間差の生活をしていて、女房の出勤前の慌ただしい時間帯は、ジャマしたくないとの配慮から、私が起きていても顔を出すことがめずらしい。その日に限って、顔を見に行ったら異変が・・・。 思えば…

ワシも族やお前も族は「女房元気で留守がいい!」を唱えるべし

"ワシも族"や"お前も族"という名称を知ったのは最近のことであるが、その実態はかなり以前から見かけて気になっていた。 平日休みにカメラをかかえて旅に出るときや、仕事で多くのお客さんを訪問した体験でも、“ワシも族”と“お前も族”に出くわすことが本当に多い…

若者たちが石原慎太郎さんに憧れた時代のあったことをご存知であろうか

今、81歳の石原慎太郎さんは、若い頃に爺さんキラーで、文豪などの年輩者にとてもかわいがられた。当時、若者の流行にまでなった太陽族の石原さんが、実は年上の方たちとのお付き合いがよくて、文壇の講演旅行、ゴルフ、文士劇にも積極的に参加していた。…

天はその人が乗り越えられないハードルを与えない

言の葉を拾い集め、その断片をつなぎ合わせていくと、いつの間にかひとつの話になっている。そういう形が好きである。というとカッコいいが、要するにものぐさで横着者であるということだろう。読み物から言葉を抜粋してメモに残したり、視聴するものや気に…

ためになる話よりおもしろい話がためになる

以前のエントリ『言うものは知らず 知るものは言わず』にも書いたが、“かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう”というフレーズが好きである。賢明に見せようとする人より、バカになれる人は魅力がある。 そういう方の体得した話はとてもおもしろい。そし…

俳優・岸部一徳さんはなんて恰好いいのだ論

岸部一徳さんという役者は名脇役だと思う。役者としての転身は、1975年の連続ドラマ『悪魔のようなあいつ』に出演したのがきっかけだとか。 このドラマの主演は、沢田研二さんである。グループ・サウンズ(GS)のザ・タイガースで、ふたりは4年間一緒に…

恋愛ドラマに欠かすことのできない隠し味

「起承転結」で「承」が、ボディブローのように効いてくるドラマが好きである。その「承」とは、物語の構成だけにとどまらず、要素のような部分においてもいえる。 刑事ドラマと医療ドラマが多いといわれて久しい。最近はそれに加えて銀行ドラマもありそうだ…

こどもの日を前にして調べてみるとやはり中高年齢の層は厚い

明日はこどもの日である。「0歳から14歳」を対象にした人口をみると、その比率は総人口の13%になる。つい最近は、日本の総人口が21万人減で4人に1人が65歳以上、と報道されていた。5歳ごとの年齢別の人口を調べてみると、一番多いのが「60か…

「独断と偏見」を持つことへの効能とは

「独断と偏見」と訊くと、いい言葉として受け入れ難いかもしれない。しかし、人とちがう意見があってもいいだろう。人はそれぞれにいろいろな考え方がある。自分はこう思うからと、相手を否定することもない。人様に迷惑をかけなければいいだけのことである…

時間を3倍に使いたければ3つの同時処理をするのが手っ取り早い

一挙両得や一石二鳥という言葉がある。1つの事をして2つの利益を得たり、1つの石で2羽の鳥を撃ち落とす、ということで、とても得をした気分になる。 昔「ながら族」という言葉が流行った。ながら族とはラジオや音楽を聴きながら勉強したり、TVを観なが…

星は何でも知っている~♪ はてなスターマークに馳せる想い

私に似つかわしくない乙女チックなタイトルになってしまったが、最近気になることがある。私が読者登録している方たちで、はてなスターマーク欄を閉じている方が増えているような気がするのである。 いつものように読ませていただいたあと、スターマークをク…

勧善懲悪という色メガネでみると小保方さんのドラマがおもしろい

小保方さんのSTAP細胞に関わる一連のできごとを、あえてドラマチックにとらえてみると、あまりにもリアリティが薄い。ドラマの大事な要素には、「事件・事情・事実」があげられる。その3要素のどれについても、嘘っぽいドラマのように深みが感じられな…

今だからこそイチロー選手にエールを送り見守っていきたい

田中将大投手は白星デビューを飾り、メジャーでの活躍が期待される。これからは、ケガの注意とメジャーのボールやマウンドに慣れ、移動距離などの環境に馴染めば、日本と同様にいくつもの名場面を構築できるであろう。 私はそれよりも、同チームで40歳のイ…

ソメイヨシノが満開になると集客力がアップする

ふだんはほとんど訪れないが、数年ぶりに通りかかった近所の桜並木商店街のソメイヨシノがなくなっていた。訊いてみると、老朽化のため伐採したという。あれほどきれいに咲いていたのにふしぎである。どうやら、人が手をかけないと弱ってしまい、60年経っ…

まさかこんなことで日本が世界一になっているとは知らなかった

日本国内で使用されている食品添加物は、既存添加物(天然)が365種類、指定添加物(合成)が438種類の計803種類ということで、この数は世界一だとか。ちなみに、アメリカでは140種類、イギリスにいたっては14種類に抑えられている。 既存添加物は…

こころのゆとりで見えてくる本質が潤う生き方へと変えていく

5年前に観た映画『アバター』はおもしろかった。当時の3Dや映像美が新鮮だったこともあるが、作品本編に強く引き込まれた。 パンドラという異星の原住民ナヴィとコンタクトをとるため、地球人は人間とナヴィの遺伝子を組み合わせ、肉体アバターを作りあげ…

情報や情緒のことを考えていたら厚顔無恥と恥の上塗りで頭が混乱

多くのブログを拝読させていただき、いつも思うことであるが、情報量の多さではなく、その語り口により、とても楽しく感じて読み入ってしまう。たしかに、情報だけ詰め込むのなら無味乾燥であろう。行間から感じられる楽しさのようなものがある。 お料理がメ…

わずか6年後の隣国に3千万人以上の適齢期男性が溢れる

我が国のペットの飼育数は犬と猫だけで、15才未満の(人の)子どもの数をはるかに上回るそうである。2013年度、全国で犬・猫の推計飼育数は2,062万頭(犬1,087万頭、猫975万頭)といわれる。 人の子どもの数(15歳未満人口)は、2013年4…