日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

2012年に買って良かったもの

今回の件名は今週のお題となっている。
思い起こせば、今年もいろいろ買った。
どれもこれも、愛着のあるものばかりで、決して無駄遣いではなかったと(自分に言い聞かせて)納得をしている。そして、その中でもっともお気に入りのものは? と問われれば、迷ってもよさそうなのだが即答ができる。この飛び抜けた一品にはどれもかなわないだろう。

さて、その一品とはこれである。
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その商品の名前は『屋台横丁』である。
写真のとおり、焼き鳥を焼くための専用電気コンロである。一杯呑みながら目の前で焼いて好きなだけ焼き鳥を楽しめる。一度に焼ける量は8本で、私の呑むペースにはうってつけである。もちろん、焼き鳥以外に、焼き肉やたこ焼きもできてしまう。
魚を焼くにもバッチリである。

さて、私は焼き鳥屋で一杯が大好きな人間で、どれだけの数通って、いったいいくら使っているのか想像もできない。外で焼き鳥を食べるだけではつまらないので、家で(お店にいるような)焼き鳥が食べたい、と数十年にわたって研究してきた。
ガスコンロの魚焼きのスペースで焼いたり、オーブントースターを使ったりしたが、竹串は黒焦げになり、肝心の焼き鳥の焼き加減も納得がいかないままであった。
仕方なしに、スーパーなどの出来合いのものを買ってきて、電子レンジでチンしてみたが、今度は油が多くなって、とてもではないがお店のできたてとは比べものにならない。

そんなとき、2、3千円で購入できる焼き鳥専用機を知って、さっそく通販で手に入れた。その商品『屋台横丁』との出会いで、私の人生観はまったく変わった。
焼き鳥屋にわざわざ行きたいという気が、まったくなくなったのである。
とにかく火加減も最高。竹串はまったく焦げず何度も使用できている。
そして、なによりすばらしいのは、油の落ち方がすごいのである。

我が家が、というより、我が食卓が焼き鳥店に変身している。できたてのお味も、プロのお店よりおいしいかもしれない。油落ちの受け皿にお水を入れておくだけであるが、こんなかんたんに(数十年の)悩みが解消できるとは思わなかった。
コンロの構造だっていたって単純。火加減の調節は発熱管との、上下2種類の位置を変えるだけである。これがかんたんで、絶妙な火加減なのである。

デジタル機器があふれるこの時代に、超アナログだけでこんなにおいしい焼き鳥が食べられるなんて今でも信じられない。