日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

夏は終わっているのだろうか

先週、まだ8月末の或る日に、江ノ島へ行ってきた。
一眼レフとネオ一眼の2台のカメラをぶら下げて、「晩夏」や「夏の終わり」をテーマにした写真を撮るために。

ビデオや写真の撮影に興味を持ち始めてから、最近は江ノ島によく行っている。いいロケーションや被写体が多くて、試し撮りには最適であるからだ。それと、少し前は山や森林の撮影が続いていたので、どうしても海が見たかった。

いつものように、小田急線•片瀬江ノ島駅を降りて、駅前のコンビニで缶ビールを買うつもりだった。
ところが、駅前とコンビニは若い人たちであふれていた。

8月も終わりの平日にいったい何が起きているのか、しばらく理解ができなかった。それでも江ノ島の中で、撮影の合間のビールを楽しみたくて、レジ待ちの長蛇の列に並んで買った。

この駅前のコンビニでは、江ノ島に向かう前と、帰りに電車内でビールを飲むために立ち寄るが、待たされたことなど一度もなかった。
海水浴の時期の真っ最中ならわかるが、なんで今なんだ!?

私が若い頃は、お盆が過ぎると海中にくらげが増えて刺されたり、雨などで気温が低くて海水が冷たくて入らなくなっていたものだ。それが、海水浴の時期のど真ん中のような光景である。

それはそれとしても、なにかおかしなことが目につくのである。
若い男の子も女の子も、真っ白なからだの子たちがとても多い。
まるで海開きしたばかりの頃のようである。

夏も終わりのこの次期に、今年初の海水浴にきたのであろうか。
それと、コンビニに殺到するわりに海の家の食堂は静かである。
我々の頃は、お高くなるのを承知で海の家で食事したりビールを買った。ただ、あの頃はコンビニが出始めかまだなかった頃でもあった。

ということで、静かな海をじっくり撮影しようと思っていたのが、完全にアテが外れた。今から行ったら、夏は終わっているのだろうか。とても気になる。