日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

ひまわりを観るのは? 今でしょ!!

神奈川県座間市のひまわりまつりが来週から開催される。市のホームページによると、7月下旬(栗原会場・10万本)と8月下旬(座間会場・45万本)の二段構えで行うとのこと。栗原会場の方は7月中旬に訪れ、このブログの『ひまわりが満開』(2013-07-18)でアップしてある。その時点で、座間会場のひまわりの咲くのがなぜ一ヶ月先なのか理解できていなかったのである。

というのも、それほど広くはない市内で、栗原会場から座間会場までは車だと15分程度の距離なのである。今年は異常気温でもあるし、ひまわりの満開時期をずらしているとしても、きっと早くから開花しているはずだ、と勝手に思い込んでいた。

 

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なにごとにおいても、思い立つとがまんができない性格のため、栗原会場で満開のひまわりを撮った翌日に、電車と徒歩で座間会場の方へいそいそと出かけてみた。もうすでに、会場ではひまわりが咲き誇り、こちらの会場のひまわりまつり開催予定日には枯れ果てているに相違ない、と信じて疑わなかった。

と、到着したとたん、畑はあるのに、ひまわりのひの字も見つからず、草の緑一色であった。すぐ近くの栗原会場の満開のひまわりを思い浮かべると、きっとなにかのまちがいであるとしか考えられなかった。iPadをバッグから取り出し場所の確認をしたり、広い畑をあちらこちらと探し回った。

 

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結局、なにも見つからないままで家に戻った。あの日も厳しい暑さであった。いったいなぜ咲いていなかったのか。もし、まだ開花時期が早いとしても、ひまわりらしい片鱗がどこかにあってもいいのではないのか。納得できないことだらけなので、あれこれ考え、自分なりの結論に達した。

実は、膨大なひまわりは、きっと今どこかに咲いている。それは、仮の畑なのか、巨大な温室のような施設なのか。とにかく、8月下旬のまつりに合わせて、粗相のないように市が手を回しているのである。そして、開催日直前に多数のトラックで運ばれ、こちらの畑に植え替えられるのだ。

 

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その話をうちの奥さんや友人に話してみた。ところが、「そんなはずはないでしょう」と一笑にふされるだけ。それでも納得のできない私は、なおも熱弁を繰り返した。

さんざん聞かされてうんざりしたのか、奥さんも友人も根負けして、私の説に賛成してくれるようになった。

 

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それからしばらくたったころ、市のホームページを見て愕然とした。前からあってもいいはず、と思っていた「開花状況のサイト」へのアドレスが、下に小さく載っていたのを見つけたからである。そこでは、現在の画像が載っていて、ちゃんと育ちながらひまわりまつりの満開を待っている、との記載であった。

そういえば10日前に、会場となる畑の間を突っ切る橋(座架依橋)を車で通過したが、ひまわりの姿はまったく見えなかった。それが昨日は、見事な咲きっぷりである。自然の力とはありがたいものである。「夏の写真2013」の一コマも残せた。