日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

言葉の断片がブーメランのようにもどってくるとき

 

この頃は横着をして、文章の入力にボイスレコーダーを駆使している。

車に乗りながら、テレビを観ながら、お酒を飲みながら、などと、あらゆるところに持ち歩いて、言葉の断片が頭に浮かんだら録音している。そして、それを再生しながら、タブレットの音声入力などで文章化していくのである。

 

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常に録音できる状態にしておくと、(今までは)ぼんやりと見過ごしたり、聞き流してしまうようなことにも敏感になり、別の感覚で物事を感じ取るような気分である。頭で考えてそのまま文字にするのと、口に出してから文字にするのでは、なにかがちがう。口に出してみるだけで、自分の言葉という意識になっているのかもしれない。

 

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だれもが目にするインターネットでは、自分に関係のない情報すべてに目を通そうとしてもムダである。情報の海で溺れてしまいかねないし、自分に関係のない情報は、伝えるにしてもインパクトが弱い。引用ばかりでは読者が元記事に直接アクセスした方が早いはず。

 

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さて、言葉の断片が集まったら、アウトラインプロセッサにどんどん貼り付けて、いろいろな組み合わせにしてみる。ここの作業は実に楽しいのである。まったく異質な言葉の断片がうまくつながることもある。そして、並べ替えが終わった時点でわかりやすい文章に馴らしていく。自分で何を言いたいのかがよくわかっていれば、難しい言葉を使わなくても、わかりやすい文章が書けるであろう。

 

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私の好きなクリント・イーストウッドさんの監督(映画)作品は、観るたびにいつも「わかりやすい文章」をイメージする。

そして、ブログをアップ後に読んでいただいた方からの、スターマークの引用内容におもしろい発見があった。

それは、私がボイスレコーダーに録音したのとまったく同じ言葉の断片がそこにあるからなのである。考えてみれば当たり前のことなのであるが、頭だけで考えた言葉ではなく、口に出して言った言葉なので、とても新鮮に思えてしまうのである。