日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

歴史的なカメラ

本日は台風の影響で、外に出ていない。なにもなければ写真を撮りに行く予定であった。家の中で撮ってもしかたがない・・と思いきや、いいモノを発見。さっそく写真に収めた。

デジタル写真の台頭で、100年以上もの歴史ある銀塩写真が激減し、フィルムカメラからデジタルカメラへと主役交代している。銀塩写真に長い間、生活を支えてもらった我が身としては、感慨深い思いもあるが。

 

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民生用として売り出された第一号機のデジタルカメラは、カシオのQV-10という機種で、液晶モニター付き25万画素のものである。そして、そのあとにエプソン社から第一号機のCP-100が発売された。カシオに比べてとてもカッコが悪くて、液晶モニターも付いていない。しかし、画素数が35万画素ということでこちらを選んだ。定価で7万円弱のものを、4~5万円で買ったのだろうか。(私の記憶にまちがいがなければ)とにかくこの時点で、この2機種しか選ぶ余地がなかったのである。この2機種以外にはデジカメが存在していない。今思えば、すごい時空間である。

 

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まるで弁当箱みたいであり、人前で撮影するのが恥ずかしくなるほどであった。まだフィルムカメラが全盛で、カッコのいいコンパクトカメラはたくさん出回っていた時代である。なのになぜ、これを買わなくてはならなかったのか。それは、インターネットで知り合った仲間たちと、飲んで、歌って、騒いで、の各シーンを撮って、全国の仲間たちにネット配信しなければならなかったからだ。フィルムカメラからの写真をスキャナーで読み込むという選択肢もあったが、当時のパソコンが非力で、あぶなそうな気がしていた。

 

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「日経ネットナビ」(2004年4月号で休刊)にて、紹介されたこともあった。

 

インターネットが一般利用できるようになってから、ML(メーリングリスト)を始めた。今はかなり廃れているようであるが、とにかくおもしろい連中とたくさん出会って、オフ会をさんざんやった。今、お付き合いのある方とも、ハンドル(ネーム)で呼び合うため、お互いの本名を知らなかったり、聞いても忘れている方がいる。

この写真のカメラを買ったのは、私がMLを立ち上げたときのことだった。まだ、メンバーでデジカメを持っている人がいなかったからである。もっとも、初めのうちはせっせと撮って、写真をアップしていたが、あまりにもオフ会の回数が多くなって、その必要もなくなってきた。そして、私たちのMLは酒飲みの出会い系サイトへと化していったかも。(^^;   うれしかったのは、飲みっぷりのいい美人メンバーが多くいてくれることである。(ご本人たちに読まれているといけないので念のため)。