日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

はっきりしない空模様は続く

 

<空に三つ廊下>。空模様がはっきりしないときの言い回しだという。降ろうか、照ろうか、曇ろうか。この3つの“ろうか”を廊下に置き換えているらしい。

景気の“気”は気分の「気」といわれるが、今まで通っていなかった場所へいい気分の気が行き渡るといいが、逆のパターンもありそうだ。。

アメリカがくしゃみをすると日本は風邪をひく>。子どもの頃から聞いていて、なにかのギャグかと思っていたが投資の格言だという。アメリカ経済がコケると、日本経済は大コケする。

さて、中国などで旧正月を祝う春節の大型連休では、中国の訪日客が急増することから、国内の小売業界や観光地で売り上げ増への期待が高まっていたはずだ。今年の収支決算はどうなっていくのだろうか。

 

 

新型コロナウイルスの騒ぎ以前からも、一部では中国経済の減速を懸念する声が出ていたが・・・。

日本の観光庁の調査では、(春節期間を含む1~3月の)中国人観光客の1人当たりの消費額が「爆買い」で伸びた2015年の約30万円に対し、18年は約23万6000円に減ったという。

家電など高額商品の消費は落ち着き、日用品のまとめ買いが主流になっている。とくに近年は都市部でモノを大量に買うだけでなく、地方に出向き自然や文化を体験する「コト消費」へと人気が移行している。

「モノ」より「コト」への切り替わりで、各観光地の期待も当然膨らんだはずだ。どういう形でも中国経済が冷え込めば、日本の小売業や観光業にマイナスとなる。

 

 

いよいよ日本の店頭でもマスクが品薄になってきた。その前に中国人が日本で爆買いしているシーンがテレビに流れていた。けしからんと思いきや、ほとんどのマスクは中国製なのらしい。

たしかに、日本の100円ショップも中国に頼らないと成り立たない。昨年末、自転車を購入。それも中国製。他にも家電など身の回りには中国製が多い。

私はインターネットのサイトで安くておもしろそうな商品をよく買う。品物が届くのに時間がかかるのは難点だが、楽しみに待っている。それらも中国製のモノのようだ。

数年前、箱根の乗り物乗り放題のフリーパスで遊んだことがあった。春節の時期と少しずれていたから平日にゆっくりと楽しめる、と思っていた。そうしたら、春節の時期をわざとずらした中国人の団体客であふれ大混乱であった。どうやら、春節をずらして楽しむツアーだったらしい。

反日で韓国からの観光客も減り、中国もあの騒ぎ。日本の観光客はゆっくり過ごせそうだが、経済も含めて<中国がくしゃみをすると日本は風邪をひく>どころでは済まされないような気配になっている。