日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

格言やジョークが当てはまる

 

<健康のためなら、死んでもかまわない>。<私は同じことを二度言わない。もう一度言っておく。私は同じことを二度言わない>。こういうジョークが好きだ。そして、<絶対になんてことは絶対にないんだ>と。

フランスの劇作家アルマン・サラクルーの格言だ。<人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する>。“結婚”を“就職”に置き換えてみるとどうか。“離婚”が“離職”で“再婚”は“再就職”に。

全日本空輸日本航空が1、2位で、JTBグループやエイチ・アイ・エスも上位10社内に。

昨年、就職情報会社などが2019年春入社の学生(文系)を対象に調査した人気企業ランキングである。景気動向や世相、学生の気質などによって順位は大きく変動する。今は身近な企業や業界が根強い人気のようである。

 

 

平成2年(1990年)の入社調査では、大手商社3社と大手銀行2社がトップ10に入っていた。昨年の調査でトップ10に入ったのは大手商社1社のみだった。一昨年秋に大幅な人員削減などを公表した大手銀行の場合、その影響が大きかった。

新入社員の過労自殺が発覚した電通も、2017年の8位から翌年は29位に急落した。(仕事を)休まないとか、無理をしてでもという価値感は、高度成長期に比べ現在は下がっていることだろう。

よい仕事をするためにきちんと休む。悪いことではない。無理をして心身を壊したら元も子もない。“休まない”を否定する時代の方が、正しいのはまちがいないようだが。

今朝の新聞にあった。ソニーが発表した2019年3月期連結決算(米国会計基準)は、最終利益が前期比86.7%増の9162億円だという。2期連続で過去最高を更新した。大幅に伸びには、好調なゲーム事業と音楽事業がけん引しているらしい。

 

 

ソニーは、本業のもうけを示す営業利益も21.7%増の8942億円で過去最高。売上高は1.4%増の8兆6656億円だという。ただし、20年3月期は、最終利益が45.4%減の5000億円と大幅に落ち込む予想だ。

家庭用ゲーム機「プレイステーション4」の販売台数が減少するほか、次世代機の開発費が増加し、ゲーム事業の伸びが一巡するからなのだという。過去最高の数字の時点で、一年後の大きな落ち込みを予測している。まるでゲームのような経営が今は、増えているのであろうか。

演出家・久世光彦さんによると、昭和の流行歌は二番から先がいいらしい。一番の歌詞は、テーマに寄り添い、状況や登場人物を描写しないといけない。心情に深く立ち入るのはその先のため、二、三番に“しびれる文句”があるのだという。

人生も、世の中も二番から先がおもしろいのはたしかだ。会社や学校で、最初のひと月が過ぎるという若者には、人間関係や職場になじめない人も多いだろう。顔を合わせてすぐの堅苦しい関係が終わり、人の味わいが見え始め、積み上がった仕事の中にやりがいを見つける時期でもある。