日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

ニッポンの栄光と汚辱

ロンドンオリンピックで連日、日本人選手の活躍には頭が下がる。
獲得メダルの数も多い。金の数が少ないなどと論ずる俄(にわか)評論家もいるようだが、それは選手自身がどう感じるかで、部外者が口にすることではない。逆に、銀と銅が多いということは、次期オリンピックの金メダル候補の層が厚くなり楽しみが増える。
なんといっても、世界でベストスリーに入る日本人がこれほどまでにいるのだからたいしたものである。会期中の今もメダル獲得への意欲に溢れる選手たちがいる。取れなくてもかまわない。悔いのないようがんばってほしい。

さて...
オリンピックで若者たちが、がんばっているのと時を同じくして、実にくだらない政局を見せつけられた。
「ケンカを売る気か!?」と、民主党•野田総理に喰ってかかる自民党•谷垣代表。今すぐに解散総選挙をしないと「消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案」(長すぎて舌を噛んでしまいそう)を成立させないで、内閣不信任動議を提出するとの脅し。
それに対して煮え切らない野田総理は、「近い将来に信を問う」とのあいまいな返答。具体的にいつなんだ?といきり立つ谷垣代表。

国民にすべて負担させようと企むこの法案を、やろう!と手を組んだり、気分が悪いからやめたと騒いだり。
結局、谷垣代表は、野田総理から密約に誘われて、やはり成立させると気が変わった。その理由として、首相から「近いうちに国民の信を問う」ことを確認したからだと。
まったくふざけた話である。自分たちだけの言い争いだったら、単なるバカで話もすむが、国民に増税を強いて、軽はずみにやめるとか始めるとかわめいているだけ。

このポンコツコンビに比べて、若手の小泉進次郎議員の言動は立派なものである。党派など超越して、彼のように冷静に物事を判断できる者こそが代表や総理になるべきであろう。

今も、世界の中でがんばっている日本の若者たち。
もう、若者にすべてを託した方がいいのではないだろうか。