日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

山道に死体が・・・!?

昨日、ドライブがてら妻と墓参りに行きました。山間にある大きな霊園の入り口手前の小道にさしかかったときのできごとです。

大きな動物の死体が横たわっていた。それはニホンジカであった。腹から血を流しており、そこに野犬が張り付いている。
そこは山道(さんどう)で、車の対向車がすれちがえる幅の舗装道路です。とにかく、往復でそこを通行しなければなりません。

いったいニホンジカの死因はなんだ?
老衰で道路に迷い込んでそのまま力尽き果てたのでしょうか。それとも交通事故なのか。その場所の少し先 道路脇に、車が3台駐車しているが人影はなかった。

血の匂いをかぎつけて野犬がやってきたのだろうか。そして、今まさに生肉を貪り喰らおうという瞬間だったのではあるまいか。
以前、まったく同じ場所で野猿を数匹見かけたことはあるが、これほどまでにおどろおどろしい光景は初めてで、とてもまともに見ることはできず、その脇をすり抜けて通り過ぎた。

墓参りをすませてから、妻が霊園の事務所の係の人へそのことを告げた
話をきいた女性事務員は動揺して、今日は日曜で市役所も休み。 どうしようと言いながら、外で作業している事務所の男性に声をかけて相談していた。

「そういえば、さっき大きな音がしていたな。猟友会も来ていたみたいだし・・・」とその男性。
ということは狩猟で鹿狩りをしていたということなのか。野犬と思っていた犬は猟犬だったのだろうか。

それにしても、人や車がふだんから通行するこんな場所で。
流れ弾でも飛んできたらどうするのだ。ニホンジカの死体で動揺していたことも忘れ、自分が鹿と同じ犠牲者になることを想像してしまいました。

いずれにしても、帰り道でまたあの大きな死体を見なければならない。そして、流れ弾の恐怖も背負いながら。ところが鹿の死体は跡形もなく、犬もいない。問題の場所もなにごともなかったように木陰ののどかな道のまま。

3台の車は同じように駐車したままである。そして前の2台には「野生鳥獣被害対策云々(うんぬん)」と書かれた札がありました。一番うしろの軽トラックの荷台にはシートがかかっていた。おそらくあの中にきっと・・・。

昨日も、100人以上に噛み付き被害を与えた野猿が、民家に閉じ込められて捕獲されたニュースがありました。今や、野生動物と人間の争いは、森林の奥深い空間ではなくなり、我々の目の前でのできごととなっているのでしょうか。

ふだん人や車があたりまえに通行しているのどかな場所でさえもが、猟銃による猟場に化していることは許されるのだろうか。また、ニホンジカの死体の処理もあまりにも手際がよすぎて気になります。くわしいことはわかりませんが、狩猟のルールがあるとして、発砲してはいけないところで撃つのがあたりまえになっているのかどうか。

そしてなによりも、自然界のルールを勝手に破って、野生動物の住みかを追いやっているのが人間だということです。

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