日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

こうすればうまくいかない事

 

逆発想をできる人の話や記事がおもしろい。

糸井重里さんのウェブサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』は、1日の総ページビューが約140万の有名サイトだという。手帳やタオル、カレーのスパイスなどのオリジナル商品を、幅広く扱い、(数十万部が売れている)『ほぼ日手帳』は、利用者の声を集め、毎年改良を重ねている。

<使う人に喜んでもらえるか、考え抜く。喜ぶ姿が光景として浮かびあがらない商品はダメ>だとも。「売る名人ではなくて、売れるに決まっているものをつくっている」と、(売れるものを探し)売れるかどうか、常に自分に問いかけている。

エルメスにキャッチコピーはないですよね。よいコピーをつくることと、売れるものをつくることは別。よくないものをコピーで売るなんて、やめたほうがいい>とのこと。

1980年代から「おいしい生活」など数々の有名コピーを世に送り出した糸井さんの言葉だけに説得力がある。

 

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<お客さんは、何が欲しいのか、わかっていないことも多い。だから、つくり手から提示する>。アップリ社のスティーブ・ジョブズさんも糸井さんとまったく同じことを言っていた。

また糸井さんは、「お客さんを意識しても、ヒット商品を出すのは簡単ではありません。100万個売ろうと考えたらたいへんなこと。でも、オリコンのランキングなら、1位じゃなくって80位だっていい。それでけっこう食える」とも語っていた。

羽生善治さんいわく、「棋士にとって実戦の中から得るものはやはり大きい」とのこと。新しいアイデアや発想のヒントは実戦から得て、それを日常の練習で掘り下げ、全体的な理解を深め着手を考える際も、(40代半ばの今、20代、30代の頃とは)変わってきたと言った。

 

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最初から細かいところにこだわり、理詰めで追っていくのは効率が悪いらしい。
的外れな部分にとらわれて考え込むことより、初めからある程度「こういう方向性でいこう」とか、「とりあえずはこの手で」というのを決め、ポイントを絞りそこに集中するのがいいと考えた。

その“見切り”のつけ方は経験の積み重ねがあったからこそできるようになった。

「経験知を活かす」こととは、(経験から得た)さまざまな選択肢の中から目の前にある問題やテーマに対し、何が一番いいアプローチの方法なのかを選んでいくことになる。

ベストだと思う手法が通じるかどうかは、勝負の世界では皆目わからないもの、なのだ。

しかし、「この場面でこのやり方は通じない」とか、「この手はあまりよくないだろう」などの“当たり”はつく、と断言する。

「こうすればうまくいく」ということより「これをやったらうまくいかない」ということを、いかにたくさん知っているかが大切であり、多くの選択肢の中から何を捨てていくかが問題になる、とのこと。取捨選択の捨てるほうを見極める目こそが、経験知で磨かれるものなのであろう。

 

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