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日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

ジェンカを踊らせたい人たち

事件・報道

 

今回は、だれでもよく行う(であろう?)キスの話題について書いてみよう。
といっても、最近のニュース記事でキスが目立ったからであるが。

数日前、自民党中川郁子農林水産政務官は、同党の門博文衆院議員と路上でキスをして、その写真が『週刊新潮』に掲載されたようだ。
「取り上げられた写真については、酒席の後とはいえ軽率な行動だった」と陳謝するコメントを出した。

そしてすぐに体調を崩して東京都内の病院に入院したという。
“路上でキス”なら、熱い情熱が迸(ほとばし)り元気いっぱいに思えるが、急な体調不良なのか。安っぽいドラマの筋書きみたいでわかりやすい気もするのだが。
それよりも、中川農水政務官は<故中川昭一財務相の奥様>だったということに驚いた。

中川昭一さんは、2009年2月、イタリア・ローマでの<健康不安や酩酊などが疑われる>共同記者会見で顰蹙(ひんしゅく)をかい、「深酒居眠り会見」と大々的に報道された。

 

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不本意な会見以降、中川昭一さんの華やかな政歴も色褪せ、大臣辞職から半年後の2009年8月、第45回衆議院総選挙で、北海道11区から再選を目指して立候補した。中川さんは謝罪回りに奔走するが、北海道ブロックにおいて惜敗し、比例復活もならず落選した。そして、その34日後の10月3日に急死して56歳の生涯に幕を閉じた。

昭一さんの父親で「北海のヒグマ」と呼ばれ、タカ派議員として知られた中川一郎さんも、58歳の若さで自殺をした。その父親の急死がきっかけで、政界入りをしたのが昭一さんである。2009年2月から亡くなる10月初旬まで、昭一さんはどのような心境で過ごされたことか。

順風満帆に築いてきたものが、半年ですべて崩れ去ったはず。そのことが、最近も私の脳裏をよぎっていた。その折に、奥様のキス報道だったので、あっけにとられて思わず笑ってしまった。中川さん親子とかけ離れ、あまりにも明るい話題過ぎるからだ。

 

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門博文さんと中川郁子さん(両議員)の“キス記事”と同日に、別の“キス記事”を見つけた。電車内で面識のない女性にキスをしたとして、和歌山県警がイタリア国籍のV容疑者を「県迷惑防止条例違反」で現行犯逮捕したという。

走るJR電車内で、座っていた女性(21)に近づき、額にキスをした疑いだ。以前にも、「手などにキスをしてくる大きな外国人がいる」と情報が寄せられ、警戒中の署員が逮捕した。

V容疑者は容疑を認め、「キスをしたのは間違いないが、日本の法律に違反しているとは思わなかった」と話していたとか。
だれだって見知らぬ大きな外人に、いきなり手や額にキスをされたら怖いに決まってる。

<日本の法律に違反しているとは思わなかった>と言うのが本当なら、イタリアかどこかの国ではそれが許されるのであろうか。こういう話を訊くと、思わず追求したくなる。まさに、<今週のお題「これって私だけ?」>の心境である。

 

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昔、『キッスは目にして!』とか『それはキッスで始まった』などのタイトル曲があった。キスのつく楽曲はどれくらいあるのかと思い調べたら、“KISS”というアルバム名やタイトル曲がたくさんヒットした。

バンドやグループ名では、日本のアイドルグループ「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」がある。彼らはTVでよく観ていてすっかり顔なじみであるが、グループ名の由来はキスとは別モノで、メンバ-のイニシャルをつなげたものだということらしい。

そして、ニューヨーク出身のヘヴィメタルバンドといえば、あの「KISS」だ。先日、何気なくタモリさん司会の歌番組を観ていたら、KISSが出て演奏をした。思わずヘッドフォンで聴き入ってしまった。そして、“KISS&ももクロ”のコラボ曲『夢の浮世に咲いてみな』も披露してくれた。音もさることながら、<デッカイ“KISS”メンバーと小ちゃな“ももクロ”>の動きが「絵的」ですごくおもしろかった。

 

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1966年に(フィンランドの曲を)坂本九さんが、永六輔さんの作詞で『レット・キス(ジェンカ)』の曲名でカバーして、日本中でジェンカが踊られるようになった。

上述の<キスに絡むふたつの記事>を見たとき、あの人たちにジェンカを踊らせたらおもしろいのではないかと思った。すぐにそのシーンが想像できた。昨今、キス絡みの事件がよくあるので、キスの好きな方たちが一堂に会するのはよいかもしれぬ。

パレスチナ解放運動の指導者、アラファト氏は60歳を過ぎて独身主義を返上し、妙齢の美女をめとり父親になった。硝煙の中でも身辺に華を絶やさぬ姿に、親しみを覚えた人は多いはず。

緑のひと枝を手に、腰に拳銃の革ケースをさげて壇上に立った。
「私はきょう、オリーブの枝と自由の戦士の銃を携えています。どうか私の手からオリーブの枝を落とさせないようにしてください」と。
ずきんの下の、くりくりした目。人懐っこい笑顔の投げキス。
永遠に忘れられないキスである。

 

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