日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

旧作レンタル

最近、久しぶりにレンタルショップでDVDを借りて、旧作を観ている。
そのきっかけが、黒澤明監督の「野良犬」をいう作品を観たくなったからである。
昔、レンタルのビデオで観てはいるが、あの作品の背景が無性に懐かしかった。
もちろん私たちの生まれる前の終戦後の風景ばかりであるが。

作品を観ていて、ストーリーについて勘違いがあったのに気が付いた。
志村喬さん扮する(三船敏郎さん扮する刑事の)先輩刑事が、三船さんの奪われた拳銃に撃たれて死亡するというシチュエーションだったとずっと記憶していたのだが、ケガを負っただけでラストシーンちかくでは入院先の病院で三船さんと談笑していたのだ。

生きていてくれて本当によかったとあらためて思った。
それにしても、若い頃はこの作品のシナリオが気に入り何度も読んでいたのであるが。

同じく、旧作で石原裕次郎さんの作品や1980年代のクリント・イーストウッドさんの西部劇を観たが、あの時代のスターたちというのは立っているだけで絵になるという感じです。まさに銀幕スターがそこにいます。

AVシステムに凝って多くのビデオ鑑賞をしていた時代は、リアルタイムでの作品をよく観ていて、とくに古き良き時代の映画は観ていなかったが、今こうして観られるというのはかなり貴重な体験なのかもしれない。