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日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

矛盾含みの今秋も過ぎ去った

自然・動植物・宇宙

 

いつのまにか、四季のうちで“秋の長さ"を気にするようになっている。
たしか5、6年前に長い秋の年があり、その体感から(長い秋を堪能できると)得した気分になれることを知った。

秋の期間の断定は、「最後の真夏日(30度以上)から気温が一桁になった間」が基準らしい。テレビのお天気情報で言っていた。ちなみに私の住む地域では、たったの23日間で(この数年でも)“最短の秋"だったらしい。

その短い秋の間、テレビではさかんに「小春日和」という言葉が使われていた。
その度に違和感をおぼえたが、調べてみると判明した。

小春日和という言葉。俳句では冬の季語になるという。
言葉の使い方に制限はないだろうが、(自分の中に擦り込まれていた)過去の知識からの“ちぐはぐさ"だったのだと思う。

 

1733

 

2016年10月26日、甲府地方気象台は富士山の初冠雪を観測したと発表。
昨年より15日、平年よりは26日遅いという。観測開始以来、1956年と並び最も遅い記録となった。

11月9日、気象庁は(冬の訪れを告げる)「木枯らし1号」が、東京都心で吹いたと発表。昨年よりも16日遅いという。

11月24日、気象庁は、関東各地で初雪を観測。
東京都心では、気象観測を始めた1875年以来初めて、11月に積雪が確認された。
都心のほか横浜と甲府両市では、(1962年以来)54年ぶりの11月の降雪らしい。

 

1734

 

余白ならぬ「要白(ようはく)」という言葉があるとのこと。
以前に読んだコラムで知った。

要白とは意味のある空間のことで、絵画やデザイン、写真の世界ではよく用いられるらしい。それは、“空間"だけでなく、「時間」においても必要なものかもしれない。

短いときの秋は、四季の中でも影が薄く感じそうだが、その時間も決して余白ではなく要白なのだと感ずる。

米大統領選もこの秋の珍事であった。
ヒラリー・クリントン氏がドナルド・トランプ氏の得票数を、上回ったにもかかわらず落選。ヒラリー氏の得票数は、トランプ氏より200万票以上も多かったというのだ。

私には馴染みのない選挙方式のためか、頭でわかっても矛盾を感じてしかたがない。
いずれにしても、トランプ氏の勝利も要白ということなのだろうか。余白にならぬことを切に願いたい。

さて、あわただしい師走も目前に迫っている。
(普段より短く感じる)“年末という時間"を大切に過ごせるよう、心の片隅に要白を忘れずにギアチェンジしていきたい。

 

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