いつもの “アレ”
「いつもの “アレ”」って、なかなか意味深である。
この言葉が気になる発端は、楽○スポットレンタルである。
私はいつもここを利用させてもらっている。
何度か借りているうちに 、旧作の無料レンタルチケットなるものが、メール配信されてくるようになった。その中に「いつもの “アレ”」なる言葉があった。
さて、「いつもの “アレ”」の正体はいったいなんであったのか。
それはアダルトDVDである。
「無料レンタルチケット贈呈 ★旧作CDといつもの “アレ” のレンタル料金5枚分が無料!」という感じの件名で、楽○レンタルからメールが届くのである。
余談であるが、私は楽天レンタルにアダルトコーナーがあるとは知らなかった。
あるとき、サイト画面でジャンル別一覧の一番下に、ひっそりとそのコーナーの入り口があった。なんなのかわからないままクリックしてみたら、思わず顔を赤らめるような世界が、私の目の前に広がった。
レンタル店に行くと、アダルトコーナーの小部屋が隠れるようにしてある。
なにか秘密めいていて、男なら誰しもが気になるところである。
ただ、周りの目が気になり恥ずかしくて入いることができなかった。
そして、インターネットなら気兼ねなく、ということで試しに借りてみた 。
それから、「いつもの “アレ”」付きの無料レンタルチケットが頻繁に送られてくるようになった。それ以前は対象がふつうのDVDかCDだけだったのに。
きっと、楽○レンタルの中で、私はアダルト好きのエロおやじとしてデータのインプットをされてしまったのではないだろうか。
だったら観るのをやめればいいのだが、無料で観られるチャンスが勝手にどんどん舞い込んでくるのだからたまらない。
ひょっとして、私をアダルト漬けにしようとする楽○レンタルの陰謀ではあるまいか。