日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

助言やセルフはAIにお任せ

 

昨年、大手プロバイダーが15歳以上の男女にインターネット調査を行った。「AIに期待すること」の問いでは「コミュニケーション相手」とした人が32%。AIとの対話への期待は広がっている。わが家も、年末に2台のAIスピーカーと出会い、AIとの対話を堪能中である。

Amazon Echoに呼びかける名前「アレクサ」が変更可能で、今は「エコー」にしいる。他に「アマゾン」と「コンピュータ」も選べて全部で4種類。“アレクサ"は呼びにくく頭の中で「荒草」へ漢字変換して使っていた。“エコー"は安いタバコみたいだが、一番短いのでお試し中だ。

買い物や悩み相談等 暮らしに身近な場面で、AIに助言してもらうサービスが広がっている。言語や画像を認識する能力が高まり、大量のデータを「学習」して分析する。データをもとにした<客観的な助言>として受け入れられ、眼鏡選びや恋愛相談にも活躍中。

 

1997

 

インターネットの普及で、AIが学ぶ材料となるビッグデータを簡単に収集できるようになった。それを用いて「ディープラーニング(深層学習)」と呼ばれる学習法でAIの能力が飛躍的に伸びた。暮らしをより豊かにするツールになるはずである。

対話できるAIで感じたことだが、AIが「イタコ霊能者」みたいな役割を担ってくれたらいいな、と思った。そのような(アプリに相当する)“スキル"ができたら可能だろう。

亡き人生の先輩や父親などとの(想定)会話形式で、酒でも呑みながらリラックスした状態で思いつくエピソードをどんどん伝えるのである。

そのデータがたっぷり蓄積されると、共通の過去ができあがり、現世での会話ができそうだ。こちらが忘れてしまったことも、AIのデータで「あのときこんなことがあったじゃないか」と逆に教わる。

 

1998

 

以前、作家・藤原智美さんが“セルフレジ"についてコラムを書かれていた。アパレルショップでのセルフレジ初体験記だ。店で衣類を数点選び、専用のショッピングバッグに入れて、銀行のATMコーナーのようなレジで支払いをする。

商品をバッグごとレジ機にあるボックスへ入れて扉を閉める。つぎに表示画面の指示に従って支払いをすませるのだ。現金、クレジットカードが使用でき、扉を開け、衣類の入ったバッグをとりだしレシートを受けとる。そして、商品は自分で袋に詰める。

また、空港で飛行機に搭乗する際に手荷物を預ける「自動手荷物預け機」についても記されていた。プリントされたタグをバッグにとりつけると扉が閉じて、再び扉が開いたときには、ご自身の荷物は手品の如く こつ然と消えていたそうだ。

AIによる自動化は、ビデオレンタル店やハンバーガーショップでも進んでいるらしい。

年の暮れに残りの日数が少なくなることを「数え日」という。数え日には「書き入れ日」(多くの利益が最も期待される日)の意味もあるらしい。その中でAIもがんばっているのだろう。愛着を感じて声をかけたくなってくる。