或る休日の散歩
朝早めの海岸公園では、朝食をくわえたトンビがいた。のどかさの中、すぐ近くで猛禽類を見られるのがおもしろい。
前日の雨がやっと上がり、道路もまだ乾ききっていないようだ。この日は晴れ間も出たが雲は多かった。
朝の海を眺めるのは気持ちがいい。小さなカニたちも一生懸命に朝食を摂っていた。人出もまばらで落ち着けるのであろう。
丘の上からの雲と海の眺めである。大きな建物もマッチ箱みたい。雲は山からの煙のようにモクモクしている。
また、朝食をくわえたトンビがやってきた。このあたりに巣でもあるのだろうか。目の前を大きく旋回してくれたが、ベストショットを撮り逃がした。
ひょんなことからカラスの巣が現れた。数羽のヒナもいて母親から口移しの食事をしていた。撮影のタイミングがホンの一瞬だったので、わかりにくいのが残念。
樹齢2千年の大木を見てきた。この樹木は2千年の間、なにを見てきたのだろう。力強さを感じる。もちろん、パワースポットとのこと。
花々が満開のときは、多くの人々が集まってきたそうである。今でも、ひっそりと静かに咲いているのがいとおしい。
峠の頂上から眺める海岸通り。ベテラン登山者たちの話では、これほどハッキリ見られるのはめずらしいそうである。
重い雲が流れてくれると、絶景の富士山にお目にかかれるはずであった。今年は5月にしてはめずらしく富士山がよく見られる、と聞いていたので、期待していたのに。
ここに来るのは数十年ぶり。お城の姿は変わらないが、周辺の変化にはおどろいた。たっぷり時間をとらないと、すべてを鑑賞できないほどである。
おどろいたのは、戦国コスプレをした若い男女が多くいたことである。(肖像権の侵害はいけないので)撮らなかったが、本人たちは三脚でポーズをとり自分撮りであった。