日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

音楽・アーティスト

俳優・岸部一徳さんはなんて恰好いいのだ論

岸部一徳さんという役者は名脇役だと思う。役者としての転身は、1975年の連続ドラマ『悪魔のようなあいつ』に出演したのがきっかけだとか。 このドラマの主演は、沢田研二さんである。グループ・サウンズ(GS)のザ・タイガースで、ふたりは4年間一緒に…

情報や情緒のことを考えていたら厚顔無恥と恥の上塗りで頭が混乱

多くのブログを拝読させていただき、いつも思うことであるが、情報量の多さではなく、その語り口により、とても楽しく感じて読み入ってしまう。たしかに、情報だけ詰め込むのなら無味乾燥であろう。行間から感じられる楽しさのようなものがある。 お料理がメ…

井上陽水さんがアカペラで都はるみさんの『涙の連絡船』を歌ってくれたそのときの音楽風景

井上陽水さんのコンサートを2度観てる。いずれも、陽水さんが20代の頃であった。初めて生で陽水さんを聴いたおどろきは忘れられない。相模原市の小さなホールで、モップス(The Mops)というバンドがメインのコンサートであった。その前座に登場し…

武田鉄矢さんにおける人生の節目を2度ほど生で目撃している

卒業の季節である。今の人気卒業ソングはよくわからないが、かつて『贈る言葉』が学校の卒業式の定番曲であったことは知っている。1979年11月、海援隊のポリドールレコード移籍6枚目のシングル曲である。武田鉄矢さんが主演したテレビドラマ『3年B…

秋元康さんがAKB48を結成する1年前の講演を1枚のA4メモから再現してみる

その講演は、2004年10月31日に行われた。場所は東京ビッグサイト・TFTホールに於いて、「JTいきいきフォーラム」からのものである。 一昨日、私の部屋を整理していたら、この講演のメモ(A4サイズ)の用紙がひょっこりと現れた。十年ちかく前、…

どういう訳か面白い人ばかりを好きになる

「私は嫌いな人に会ったことがない」と言ったのは、 映画評論家・淀川長治さんである。「人」ばかりか、淀川さんからは映画の悪口を聞いたことがない。 私は平凡な作品だと思っていた映画でも、淀川さんが誉めているのを聞くと、あらためて観なおしたりして…

『右脳左脳が右往左往』というタイトルにしようと思ったらすでにたくさん使われていた

右脳のことを書こうと思ったら、『右脳左脳が右往左往』というタイトルがパッと浮かんだ。しかし、念のためにネット検索をしてみると、ほとんど同様な言葉がどんどん現れてきた。パッと浮かぶというのはまさに右脳的。それが、多くの人の右脳へ同じように浮…

春よ来い!

春を連想してみると、やはり花であろうか。 私はずっと桜の花だったのが、いつのまにか菜の花にすり替わっている。菜の花を見ると、春を感じてうずうずしてくる。 写真は神奈川県二宮町の吾妻山である。とくに、ここの菜の花が大好きなのである。撮影したの…

わが鑑定眼にまちがいはなし

かつて、同じ職場の飲み友だちにUTさんがいた。私より5歳上の独身である。幼い頃、鎌倉に住んでいたということは聞いていた。あるとき、鎌倉の話をしていたら、UTさんは急に思い出したらしく、「そういえばうちの近所に『ろじん』がいてさ・・」と『ろ…

神様を越えたカリスマ

カリスマ性とは、人の心を引きつける強い魅力があることや、多くの人から支持されることとか。私なりに付け加えると、型破りでお茶目な部分もそこに含まれるように思う。カリスマ性を感じるということは、人の好みによる要素が大きいので、人それぞれでバラ…

定番のクリスマスソング

ラジオのFEN(エフイーエヌ、Far East Network - 極東放送網)が、今はAFN(エイエフエヌ、American Forces Network-米軍放送網)に変わっているのであろうか。 名前が変わったのをなんとなく聞いていたように思うが、自分の中ではずっとFENのままであ…

京都の歌における女と男の情景

インターネットで、京都を歌った流行り歌を検索してみたら、たくさん出てきた。知っている曲も多いが、まったく知らない曲もある。楽曲でも京都のロケーションの良さで、歌詞からの情景が浮かびやすい。ただ、いくら京都だからといって、ここまで依存されて…

素敵な指揮者

2年前、深夜になにげなくつけたテレビの衛星放送で観たクラシックコンサート。そこにすばらしい指揮者がいた。それが、カルロス・クライバー(Carlos Kleiber)さんであった。 インターネットで調べたところ、カルロス・クライバーさんは、(残…

言うものは知らず 知るものは言わず

私の好きな言葉のひとつに『かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう』というのがある。早川義夫さんというシンガーソングライターの方が、ジャックスというバンドを解散後に出した、ソロアルバム『かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう』からの言葉…

継続されている不透明

今日の朝刊(讀賣新聞)の一面記事にて、「テレビなどで放送される音楽の著作権使用料をめぐり、日本音楽著作権協会(JASRAC)の使用料徴収の方式が独占禁止法違反に当たるかどうかが争われた訴訟の判決で、東京高裁は、『JASRACは新規業者の参入…

天然色への誘(いざな)い

この記事のタイトルはぜったいに『天然色写真を写してみんさい』にしようと思っていた。念のためにネットで調べてみると、残念ながら、4年前にどこかのブログで使われていた。40年も前のフレーズを、同じように頭に浮かべているということで、(記事の内容は…

地方巡業のユーミン

ユーミンのコンサートに行かれた方は多くいらっしゃると思う。私の知人女性も、大掛かりなコンサートを含め、数えきれぬほど行っている。私はといえば、一度もない。iPodにユーミンのアルバムは一枚入っている程度で、とくに自分から聴こうとしてはいな…

尾花の簪

浴衣のきみは 尾花(すすき)の簪(かんざし)~♪ 吉田拓郎さん若かりし頃のヒット作『旅の宿』(1972年発売)の出だしである。熱燗徳利の首をつまんで~♪ と続く。そして、もういっぱいいかがなんて みょうに色っぽいね ♪ となる。 さて当時の時代検証として…

みんながハマショー

「広島出身のミュージシャン」をネット検索してみた。吉田拓郎さん、浜田省吾さん、原田真二さん、矢沢永吉さん、世良公則さん、吉川晃司さん、もんたよしのり さん、奥田民生さん、デーモン小暮閣下・・。まだまだ、いらっしゃいますが、私の独断で抜粋して…

おじさんたちのテーマソング

私が30代の頃、毎晩のように飲み歩いていた。たいていは職場の飲み仲間とのハシゴ酒であったが、カラオケのときなどは高校生の女の子もよく付き合ってくれた。職場ビルの下にあった喫茶店でバイトをしていた子たちである。 バブル絶頂の時期であり、カラオ…

笑い声

笑い声とは笑う声、という意味なのだろうが、声を出して笑う、ことなのかもしれない。家族や友人との会話で声を出して笑うことはあるが、テレビや映画で声を出しながら大笑いすることが、最近は少なくなっている。そんな中、この2、3日でテレビを観ながら…

イメージの落差

レディー・ガガさんがなかなかいい。 何よりの親日家ということもあるが、あの個性が楽しい。来日の度に自由時間の行動が大きなニュースになる。思わず楽しみで見てしまう。 そのガガさんの本職である歌をまったく聴いたことがないということに、最近気づい…

マイ有線

わが愛用のiPodの中身は、現在1805曲になっている。 あんなに小さい本体にそれほどの楽曲が入っているなんて、いまだに信じられない。 小さいといえば、たまに家の中で見つからなくて大騒ぎをすることがある。 イヤホンの方は見失うことがないのに、…

卒業発言

AKB48のセンターである前田敦子さんが、アリーナコンサートで卒業宣言をした。彼女は最近のドラマでは、脇役で脚の不自由な女の子を自然体で演じていた。 (AKB48のセンターで)華のあるあっちゃんとはまったく別人のように感じて、その演技力に感心…

天使の歌声

「天使の歌声」といえば、なんといってもスーザン・ボイルさんの代名詞であろう。 オーディションの場面をYouTubeで公開されてから、閲覧数が爆発して一気にスター歌手になってしまった。また、由紀さおりさんはピンク・マルティーニとのコラボレーション『1…

好きなクリスマスソング

クリスマスソングの定番というと、山下達郎さんの『クリスマス・イブ』が有名なようであるが、私はこの曲に馴染みはない。よく歌って盛上ったのは、稲垣潤一さんの『クリスマスキャロルの頃には』であり、聴いていてクリスマスのイメージを強く感じるのは、…

やっと出会えた歌声

『ジョージ・ハリスン オールタイム・ベスト』(原題『LET IT ROLL』) 今、このアルバムを夢中で聴いている。ビートルズというおごりもなく、新人歌手のようなやさしい歌声。 そして、丁寧な楽曲作り。スーッとこころの中に入ってきてくれる。 もちろんジョ…

チケットのとれない懐かしいコンサート

ザ・タイガースが40年ぶりに復活して、すごい盛り上がりとか。1967年に「僕のマリー」でデビューした5人組はグループサウンズの代表格。わずか4年間の活動ながら、「シーサイド・バウンド」「モナリザの微笑」などとヒット曲多数。81年には同窓会…

魅惑の歌声

今まで女性ボーカリストの楽曲をこれほど聴くことはなかった。 とくに訳があるわけではないが、男性ボーカリストの曲がほどんどであった。声がふるえているような独特な歌い方。かわいらしさがある。たどたどしい日本語。今の韓国アーティストに通ずるような…

同時代を背景にした二つの映画

ベンチャーズをよく聴くという関連から『青春デンデケデケデケ』という映画を観たくてたまらなかった。封切公開当時にも興味を感じてはいたのだが、映画館まで足を運ぶことはなかった。その作品をやっと、DVDで観ることができた。舞台は1960年代の四…