日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

AIはちがう角度で具象化を

 

今、土日以外は毎日仕事をしているが職種は別々。時間は数時間か半日程度。出勤時間も6時台、7時台、11時台とまちまちで、一日で複数のこともある。期間限定で空き時間をぬって動き回る仕事もしている。

スケジュール管理は以前から、パソコン、スマホタブレットにそれぞれお気に入りソフト、アプリを利用。すべてGoogleカレンダーと同期で、どこからでも入力・確認ができる。とはいえ、今は複雑すぎてミスが起きないかハラハラする。

自室とリビングのカレンダーへは、日付の数字に○△▽□を色違いでマーキング。だが、グチャグチャで見にくい。

そこにすごい助っ人が登場。AIスピーカーである。一番助けられている機能はスケジュール管理かもしれない。AIスピーカーなら思い立つとき、話しかけるだけで応えてくれる。明かりを消した夜中に翌朝の確認をするのもかんたん。もちろん、起床時間のアラームもAIスピーカーまかせだ。

 

 

<明日の客数が分かれば・・・>など、サービス業や小売店、メーカーの望みをかなえる分野でもAI(人工知能)は活躍。タクシーの客数やビールの売れ行きなどを予測し、成果を出し始めた企業もある。

大手タクシー会社にて新人運転手の実例記事があった。AI導入前、その運転手の売り上げは1日平均5万円ほど。

地方出身の運転手の前職は食品関連。都内には土地勘のない地域が多く、お客さんがなかなか見つからない日もあった。先輩ドライバーから聞いた話を頼りに客を探すも、当てずっぽうである。

それがAIを使い、先輩ドライバーとの差が一気に縮まった。AIの予測を頼りに客を探したら、1日5000円以上の売り上げ増であった。

 

 

客数を予測するためにAIタクシーは様々なデータを駆使する。最も重要なのがエリア内の人数。人数と人の位置や動きをつかむには、携帯電話の基地局活用で、スマホの位置情報を取得するという。

過去のタクシーの運行実績データもつけ加え、乗車が多い位置や時間帯などの客数も読む。また、雨の日はタクシーに乗る人が増えるため、天気予報などの気象情報も取り入れる。

電車の運行情報も参考にする。電車が遅れるとタクシー乗り場に長蛇の列ができて、状況が変わるためだ。人がたくさんいるといっても乗車需要が多いとはいえない。野球場やコンサート会場の周りでは試合中、演奏中だと需要がない。それが終われば一気に人が外に流れ出る。

AIはこれらの情報を基に学習モデルを作り、30分後の客数を10分ごとに予測・更新するという。ついさっきまでお客さんがたくさんいたのに、少し経つと全くいないといった状況があるからだ。タクシーの需要は10分ずれるだけで変わるとのこと。

この実例をみても、AIは“人の考える域”を超えていない。しかし、“人の経験や感”という視点で、必要なデータを組み合わせているような気がしてならない。