日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

痛がるからこそ「価値」がある

 

12年前の調査結果なので、今も当てはまるか定かではない。「夫婦の時間」というアンケートををシチズン時計が行った。

<1週間で最も心地よい時間は?>。全国の夫婦200組への問いで、回答の最上位は夫が「土曜の午後9時」、妻が「月曜の午前10時」となった。

夫の側では、自分の姿が消える休み明けが心地よいのか、などとすねる人もいそうだ。しかし、「そんなものだろう。どこの家も一緒だ」と、安心する人は多いはず。

“あうんの呼吸”ならぬ、“あうんのしきたり”のある人間関係は楽しい。

次の演者がまだ現れないとき、高座を務めている落語家は、脱いだ羽織を舞台の隅に投げ、噺をつなぐ。楽屋の前座がその羽織を引けば、次の演者が来た合図なのだ。昔の寄席には、そういうしきたりがあったとか。

 

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最近の将棋ソフトの強さに感心しても感動はない。人を感動させるのはやはり、最善の手を探し求めて命を削る生身の人間棋士である。

人工知能(AI)技術で、人間が見たり想像したりしている物が何かを、脳の活動から推定する方法があるという。ある物体の画像を見た時の脳活動のパターンを、機能的磁気共鳴画像(fMRI)で計測して、そのパターンから(画像認識を行う)人工知能モデルのデータに変換する。

それらのデータをもとにAIが何の画像か類推することで、“学習済み”以外の物体も何を見ているのか分かるようになった。そのことで、頭に思い浮かべただけでも同様に推定できるのだという。

実際の脳と人工知能を対応づけることで、脳情報の解読だけでなく、新たな人工知能の開発にも役立つ可能性がもたらされるらしい。

人間の脳と人工知能が連携することで、その先になにが起きるのか、私の脳では解明できていないのであるが、ぜひとも確かめてみたい。

 

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昨夏、鳥取にある“次世代医療用ロボット研究”の企業が、鳥取大学と手を組みおもしろいロボットを開発したらしい。「オエッ」、「痛っ」と、内視鏡に反応する研修用ロボである。

そのロボットは女性の等身大で、鼻や口から内視鏡を入れると、患者そっくりに反応するという。皮膚や内臓はシリコンゴム製で、鼻や口から食道までの構造は実際の患者の画像を元に3Dプリンターで再現したとのこと。

鼻やのどの奥にはセンサーが取り付けられ、内視鏡が当たる強さに「痛っ」などの声を出し、目を閉じたり口を開けたりするのだ。

従来の研修用マネキンでは、患者の痛みが感覚的にわからなかったため、治療の習熟度を上げるのにとても役立つ。ちなみにお値段は税抜き参考価格で、1体980万円らしい。

余談だが、先日3台目のAIスピーカーを(割引とポイント利用などで)千円台にて購入できた。ロボットもお手軽に買える時代にならないかと、今から手ぐすねを引いて待っているのであるが・・・。