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日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

人工知能は味方になりうるか

 

人工知能(AI)の進歩がめざましい。ロボットの頭脳となるこの分野への投資は、世界的なブームだという。車の自動運転や介護ロボット、ロボトラクター・・・。
10~20年後には国内の労働人口の49%の仕事が、AIやロボットに置き換えられるとの推計もあるらしい。はたして、明るい未来につながるのだろうか。

人はコミュニケーションすることで生きている。心の奥底のイマジネーションを、いくつもの表現方法を駆使して、伝えようとする時に芸術が生まれる。そんな人間らしさの聖域である芸術にまでAIが踏み込みつつあるらしい。

亡くなった作家の作風で短編小説を創作したり、個人の好みに合わせて自動的に作曲したり、AIに芸術作品を作らせる研究も進んでいるという。

 

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昨秋、トヨタ自動車はアメリカのマサチューセッツ工科大、スタンフォード大の両大学と人工知能の研究で連携すると発表した。5年間で約5千万ドル(約60億円)を投資して、自動運転などに応用できる次世代技術の開発をめざすためだ。

それぞれの大学に新たな研究センターを設置して、AIによる“物体の認識”や“高度な状況判断”などの研究を深め、車の安全走行につながる運転支援技術などに応用するという。

トヨタは、家庭用の生活支援ロボットなどの開発も進めており、ロボット分野にも活用する。人工知能は世界中の技術革新を支える原動力で、将来の自動車に変革をもたらす可能性を秘めている。<人工知能の研究で最先端を走る両大学との連携は、トヨタの研究開発を前進させる機会になる>との見通しである。

 

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宇宙物理学者ホーキング博士は、<完全な人工知能が開発されれば、人類の終焉を招くかもしれない>と、イギリスBBC放送に語ったという。知力で勝る人間は多くの生き物を圧倒し、絶滅させた。同じことが起きないとも限らないと。

現場の研究者によると、今のAIの学習能力はまだ<人間の2歳児程度>だとの声もあるようだ。しかし、もう2歳児と比べられる水準まで来ている、という見かたもできる。
AIが大人になり、私たちを超えるのには、あとどのくらいなのだろうか。

そのときには、いい助っ人でいてくれるのか、それとも・・・。
<巨大な技術はときに牙をむく>ということも歴史は教えてくれる。

“グーグル”などのインターネット産業は現在、ロボット開発に乗り出しているという。ネットに加え、実体のあるロボットがなければ、全体的なサービスが提供できない時代に来ているからなのだと。

ネットとロボットを結びつけるには、越えるべきハードルが多くあるともいわれる。
アメリカの作家・アイザック・アシモフさんは“ロボット工学3原則”を唱えた。

ロボットが守るべきルール。

  • 人間に危害を加えてはならない
  • 人間からの命令に従わなければならない
  • 自分を守らなければならない

以上の3つである。

 

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人工知能の革命”ともいわれているディープラーニング(DL)は、音声認識自然言語処理を組み合わせた音声アシスタントや、画像認識の分野などで実用化されている。
そして、その機能はすでに、私たちの手の中にあるとも。

スマートフォンに組み込まれた、音声で操作するアプリである。
この先、身の回りのものすべてがインターネットにつながれば、手元の端末から口頭で命令するとすべてができるようにもなるという。

認識精度が高く、使いやすい音声操作アプリなら、利用者が増えてそれだけデータが増える。DLはデータを“食べる”ほどに賢くなり、画像や音声などの認識率が上がる。
利用者が増えるほど、アプリの機能は向上し、他社との差が開くというのだ。

現在、IT大手は“勝者総取り”の戦いのまっ最中なのだという。
人工知能がどんどん発達して、30年後には人類の知能を超え、<制御できなくなるといわれる“2045年問題”>に関して、真実味をもって議論されているそうなのである。

 

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