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日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

こどもの日を前にして調べてみるとやはり中高年齢の層は厚い

 

 明日はこどもの日である。「0歳から14歳」を対象にした人口をみると、その比率は総人口の13%になる。つい最近は、日本の総人口が21万人減で4人に1人が65歳以上、と報道されていた。5歳ごとの年齢別の人口を調べてみると、一番多いのが「60から64歳」で987万人。次いで「40から44歳」の957万人になる。3番目に多いのが、「35から39歳」の919万人である。

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 さて、「0から4歳」、「5歳から9歳」と「80から84歳」、「85歳以上」の各比率は4%とすべて同じである。80歳以上の方が人数でやや劣る程度であろうか。65歳以上が全体の4分の1で、25%という数字が報道と一致している。60歳以上だと3分の1弱、50歳以上では45%。40歳以上にまで引き下げてみると、59%で約6割にもなる。

10年ごとの世代別では、60代が一番多く、次いで40代で、比率はともに14%。30代が第3位で13%なのである。

 

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日本では、2010年の1億2千8百万人を頂点に、人口が減少している。このままいくと、2060年には総人口が9千万人を割り込み、65歳以上の高齢化率は40%近くになるそうである。

2060年は、今からたったの46年後である。今、日本で一番人口の多い60代の方の46年前は、中学生、高校生、大学生、新社会人のいずれかであろう。おそらく、ご本人たちはそれほど昔とは感じていないかもしれない。

その頃は、団塊世代が世に出て働き手の中心となるスタート前であり、繁栄で訪れる高度成長やバブル景気が待ち受けていた。その浮世のような46年を直に感じてきただけに、この先の46年の厳しさには気が重い。

 

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乳幼児用よりもおとな用のおむつの需要が上、というのも深刻な日本の状況である。少子高齢化の構図が加速するのが特徴で、2048年には1億人を割り込むという。

人口ピーク時の2010年との比較で、(10年から60年にかけて)14歳以下の年少人口が892万人(53%)減って791万人になる一方、65歳以上の老年人口は516万人(18%)増えて3464万人になる。65歳以上が人口に占める割合は39.9%まで上昇し、5人に2人が高齢者になる。

働き手の減少も深刻で、10年に8173万人いた15~64歳の生産年齢人口は、27年には7000万人を割り込み、50年後には4418万人とほぼ半減してしまうそうだ。人口に占める割合は10年の63.8%から60年には50.9%に低下する。

 

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現在の社会は現役世代3人が高齢者1人を支える構図だが、50年後には現役世代1人で高齢者1人を支える社会となる。労働力人口の減少を補うためには、高齢者などの労働力率を高めるなど生産性の大幅な引き上げが必要になる。

それは、先の話ではなく、今から始めなくてはいけないことである。私は高齢者にも働く場をもっと与えるべきだと思っている。元気で働きたいという高齢者が多いのではないだろうか。賃金に関しても、現役のような額は期待していないはずだ。自分の持つ技術を活かしたり、人と接することの方が優先なのであろう。

 

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現在のような年齢別人口分布になることを、今までまったく予測ができなかったのであろうか。決してそんなことはない。今、46年後のことを予測するように、46年前でも現在を予測できていたのである。それがわかっていながら、そのための準備をしてこなかった、ということだけである。

年金の賦課(ふか)方式にしても、(シャレではないが)不可解だ。46年後の今を見越していれば、なんらかの手が打てたのではなかろうか。 背負われる者が今よりもはるかに少なく、背負う者が今よりも格段に多いあの時代に、年金収入がいくら余っても、とにかく全部遣って、あとはそのときの収入で賄えばいい、という考えでずっと続けてきた。そのあげく、収入はガタ落ち。扶養家族だけがどんどん増えている。

2060年の日本を、私は見届けられないであろう。だが、今も(今までみたいに)変えていかなければ、その頃の日本の状態が安易に想像できてしまう。