日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

笑い声

笑い声とは笑う声、という意味なのだろうが、声を出して笑う、ことなのかもしれない。家族や友人との会話で声を出して笑うことはあるが、テレビや映画で声を出しながら大笑いすることが、最近は少なくなっている。そんな中、この2、3日でテレビを観ながら大笑いしをして、ずいぶん久しぶりのこと、と妙な納得をしたりした。

BSの深夜の番組で、三宅裕司さんを始め4、5人の役者さんたちで、5本か6本の新作?コメディを披露して、各々のコントの合間の裏話も見せてくれていた。思えば、このような上質なコメディがかつてのテレビにはあふれていたものである。話の展開がこうなるだろう、と読めていても、ちょっとした会話やしぐさで大笑いさせられた。

昨年末だったか、なにげなく観ていた番組でも、三宅裕司さんがトリオを組んで、「てんぷくトリオ」がかつて演じたコントを復元していた。それらのネタはすべて井上ひさしさんの作品で、三宅さんたちのコントを「てんぷくトリオ」のメンバーであった伊東四朗さんが、ゲストのような形で懐かしそうに見守っていた。
私もコントに引き込まれて、声を出しながら笑ってしまった。

あと、お笑いとして観ていないのに、いつも大笑いさせられてしまうのが、ゴールデンボンバーの彼らである。もちろん最初は『女々しくて』というすばらしい楽曲をカラオケボックスで知って、ノリのいいバンドが現れたな、と興味を持った。ぜひカラオケだけではなく、オリジナルメンバーの演奏を目にしたいと思ったがなかなか機会がなかった。

紅白出場で騒がれた時期あたりから、テレビで観られるようになってきた。
思っていたとおり、元気いっぱいのすばらしいバンドだと思った。
そんな彼らが楽器のできないエアーバンドだと知ったのは、紅白の直前あたりだったであろうか。なんとユニークなバンドなのだろう、とあらためて感激した。

テレビでバンド結成秘話や楽屋話などもたっぷり話していたが、もうおもしろくて笑いが止まらなくなっていた。バンドなのに音合わせなどはまったくやらない。
武道館や大阪城ホールなどの大会場でも、演奏?楽曲の音源はすべてこれですよ。と、ボーカルの彼が小さなiPodをつまんで見せる。それって、私の使っているのと同じじゃん、とまた笑い転げる。ドラムの白塗りの彼などは、スリムクラブ真栄田賢さんに雰囲気が似ていて、姿を観るだけで大笑いである。