日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

骨のある話

スマホ、iPad、PCなどを介して、インターネットをよく利用している。
調べものとしては、iPadを肌身離さずという感じであろうか。
大量のメールや長文のものの読み書きでは、やはりPCであろう。あと、生活に密着したソフトの使用や自分のデータベース保管もPCの利用が多い。
スマホに関しては、連絡用や軽いメモ代わりという意識であろうか。

よく使うインターネットではあるが、ルーティンとしての活用をのぞくと、これといった新しい使い方をしていないように感じてならない。たまにブログは書くが、あえて人の書いたものは読まない。読むことがあるとすれば、自分の興味のあることを検索して、その流れでたどり着いた方のブログくらいなものであろうか。
そんな折、久しぶりにおもしろいブログを読ませていただいた。

私は知らなかったのであるが、タレントの杏野はるなさん(24)という方がいらっしゃって、 日本のテレビを「離乳食」にたとえ、独自の目線で気骨のある批判を展開している。
たしかに、ドラマやバラエティのつまらなさがよくわかる。それでも勝手に流れているから、いやなモノは観ないようにしているだけ。

一億総白痴化』なる言葉の流行したのが57年前である。
テレビ創生期において、テレビの持つくだらなさを、知識人がそうたとえたのである。
しかし、テレビは国民に支持され、数多くの名番組を輩出してきた。
本を夢中で読み漁っていたある時期、自分でおんぼろアパートに住み込み、テレビを排除することを試みたこともあったが、それでもその頃もいい番組は多かった。

今でもいいドラマや番組はあるはず。ただ、その出会いの確率が格段と減っているように感じる。とくに、テレビのデジタル化でフルハイビジョンの美しい画面が手に入るようになってから、おもしろいと思う番組が見当たらなくなっているように感じる。
それでも、私はテレビをよく観ている。番組はどうでもよくて、あの美しいスクリーンをムダにしたくないとの一心だけである。

まず、DVDやBDで映画をよく観る。昨年だけでも100本は超えているであろう。
観る番組としては、BSなどが多いけれど、美しい風景や自然の映像。
かつてのテレビでは得られない高画質の映像にハラハラするくらいに感動している。
また、自分で撮影したビデオや写真の映像でも、画質のよさにおどろかされる。
あらためて、今のテレビへの接し方として、番組を観るための機械、という概念から逸脱しているのではないだろうか。