日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

口は目ほどにモノを見る

 

人間が嘘をつく確率は10%であるとか。なにかの本で読んだ憶えがある。

そうなると、人の話を10人から聞いたら、1人は嘘をついていると思う必要があるかもしれない。振り込ませ詐欺も相変わらず横行しているようなので、すべて鵜呑みにすると、判断を誤ることにもなりかねない。「嘘も方便」などと、嘘つきに都合のよさそうな言葉もあるが、嘘に対するアンテナは、磨いておくことにこしたことはない。

 

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私は営業職が長いせいか、1を10に言うこともある。9は尾ひれということなのか。また、ネットで知り合った友人には、今でもよく「減らず口」といわれている。

ただ、0を10には言えない。根も葉もないことや、歯の浮くようなお世辞はまず言えない。それでも「講釈師、見てきたような嘘をつき」のようなトークにはあこがれる。

 

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頭の回転の良さは、返す言葉の妙味でよくわかる。飲みながら、粋な(言葉での)返しの応酬はとても楽しい。私の身内で口が達者なのは、父親と長男(息子)である。まさに隔世遺伝で、話を聞くだけで大笑いをさせられる。父親はもう他界しているため、実現できないが、あのふたりのトークをそばで聞いてみたくなる。話の噛み砕き方がうまいのであろうか。(どちらからも)観てきた映画の話を聞くだけで、こちらもその映画を観てきた気持ちにさせられる。逆に、口下手の人というのは、噛み砕いた話がうまくできないのかもしれない。

 

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味のある人間にあこがれたり、味のちがいのわかる人間になりたい、などと思うこともあるが、考えてみるととても抽象的な表現である。「味」という言葉が身近なため、意味はなんとなく理解できているような気持ちにはなるが。

「口は災いのもと」の要因には、「口が軽い」とか、「口が重い」などの絡みもあるだろう。また、「一口仲間」というと、軽いつながりのようなものを連想してしまう。

 

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口の機能が果たす役割として、まずは「味覚」である。感覚器としての重要な役割で、口が健康でないと感じられないもの。そして、年を重ねても、最後まで維持する欲望といわれている。また、意識的に行える消化器としての役割では、咀嚼(そしゃく)がある。食べ物を噛み砕くのはもちろん、上述のように、言葉や話を噛み砕くのも口の役目である。もっとも、こちらの方は、脳との連携が必要になるが。

また、唾液は病原菌から体を守り、歯を守る。含まれる物質には、脳の機能改善に役に立つ効果もあるそうである。

顔の表情筋は20種類の筋肉から成り立ち、その多くが口元に集中している。口の老化を防げば、全身の老化予防にもなるとのことである。それにしても、口がこれほどまでに活躍をしているとは知らなかった。これからは、口を慎んで大切にしていきたいものである。

 

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