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日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

アイデアプロセッサでブログを書くと楽しくてかんたん

 

秋元康さんの講演会に行ったことがある。秋元さんが、AKB48のプロジェクトを始めたばかりの時期で、今ほど忙しくはない頃であったろうか。

秋元さんのお話の中で、「一行日記のすすめ」というのが記憶に残っている。日記を書こうとすると続かないから、毎日を単純明快に一行で残してみたらいい、というお話である。秋元さんは、放送作家としての叩き上げで、おっしゃる意味の感覚がとてもよくわかる。

私自身、シナリオを書いていたときからの習慣で、一行日記ならぬ一行メモは今もずっと続いている。シナリオの箱書きになくてはならないものが、それだったからなのである。箱書きについては『発想はシナリオ風に』でもふれているが、くわしいことはまたの機会にお話したいと思っている。実はこのエントリから、アイデアプロセッサを(デジタル版の)箱書きとして、ブログに活用しているのである。

 

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イデアプロセッサとアウトラインプロセッサを細かく機能分けすることもあるが、大まかな機能は同じなので、あえてアイデアプロセッサという名前でお話をする。

イデアプロセッサは階層型のメモ帳ソフトである。私はテキストエディタもよく使うが、エディタのコピー、カット、ペーストに比べて、文字や文書の組み替えが自由自在なのである。それこそが、アイデアプロセッサの最大の利点である。

めんどうだと思う文章を書くにも打ってつけ。バラバラに浮かんだ情報の断片や、集めていた断片を箇条書きにして並べるだけ。それをいくらでも、食材の如く組み替えて料理できる。

 

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私は今、ふたつのアイデアプロセッサを愛用している。

  • アイデアツリー
    シェアウェアソフトで現在2100円。
    仕事の報告書作成やプレゼン文書作成等にも長年愛用中である。このソフトのおかげで、会社内のテンプレート書式になったこともある。最近はさぼっているが、小説を書くのにも使う。前述のとおり、箱書きのデジタル版としてである。とても使いやすく役に立つ。
  • NanaTerry
    フリーソフトなので無料。アイデアツリーと使い勝手は同じである。主に、メモ的に使用している。

ふたつのソフトのちがいは、テキスト出力の整形にある。アイデアツリーは出力したままで重要文書にも使える。アウトライン構造を備えた文章を記述するためのソフトウェアである。NanaTerryはテキストエディタで編集の必要がある。文章を記述する前に、発想をまとめておくためのソフトウェア。もちろんエディタで0から文章を書くよりははるかに楽である。

 

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ブログに向く表現として考えていることであるが、ブログはあくまでモニタによって読まれるもの。短くて簡潔な方がいいはず。長くなるのは説明が多すぎるともいえる。文章だけでモニタ画面のスクロールが多い、というのは読みづらいし、少々内容がよくても最後まで読まれないケースも多い。ヘンな言い方であるが、文章を書こうとするからいけないのかもしれない。

情報収集については、(だれもが見ている)インターネットによる情報は、とても目にもつきやすい。それでも、ネットからの情報に頼る必要があるときは、自分の見た目や体験の情報を織り込むことが大事。そのために、断片的な一行メモを残すことが大切になってくる。いつでもどこでも、スマホのメモ帳に入力したり、手帳やメモ用紙に書き込んでもいい。

 

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肌で感じた情報や描写の断片は、多ければ多いほどいい。とにかくなんでもありで、思うままに一行くらいの断片を書き込んでいく。断片的な思考をそのまま残していくだけ。たったそれだけで、自分の体験があとから活きてくる。私は友人と話しているとき、飲んで酔っているときにも、習慣でメモを残している。それらの断片の組み合わせで、自然に文章ができてしまうのである。

よく言われることだが、異質な断片の組み合わせがおもしろい効果を生む。文章でまとめようとすると、この異質な断片の組み合わせとも、めぐり会えないかもしれないのである。 多くの断片が、アウトラインプロセッサを通過されて出てくると、バラバラだった情報が、濾過されて(自然につながり)文章になるような感じである。

今も私は文章を書いていない。断片をつなげているだけである。その断片の中には、一年以上前にメモされたものも含まれているはずである。

 

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