日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

伝統食品わが手中にあり

 

漬物は日本の伝統食品といってもいいだろう。今年の夏の前から、数年ぶりにぬか漬けを始めた。自分の好きな味を得るには自分で作るしかない、との気持ちであった。今回は長く続けるつもりもなく、夏が終われば、ぬか床を捨てるつもりだった。しかし、今もいい味を出してくれているので続行中である。

 

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その縁で、漬物のルーツについて少し調べてみた。一説によると縄文時代から作られていたとか。また、3千年~4千年も昔、まだ野菜もない頃、芹やワラビなどの山菜を海水で漬けたのがはじまりともいわれている。中国から渡ってきたのはまず間違いないと書かれていた。江戸時代のことばに『一汁一菜』という言葉がある。それは、味噌汁と漬物をさしていったものらしい。江戸時代に、漬物のない食事は考えられないものだったのであろう。


 

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漬けるドットコム』というサイトがある。漬物全般に関してとても詳しく、そしてわかりやすく書かれているので便利である。

『おつけもののマメ知識』というコーナーでは、「ぬか床」は生き物で、美味しいぬか床を作るためには、乳酸菌のご機嫌取りが一番大切、などと、楽しく読ませてくれる。そして、野菜に含まれている乳酸菌や酵母をぬか床で繁殖させ、そこで生まれる酸味や旨味を染み込ませた漬物が「ぬか漬け」。

もし「塩漬け」で「ぬか漬け」と同じような酸味や旨味を出そうとすると、1ヶ月ぐらい漬け込む必要があるのだそうだ。「ぬか漬け」の場合、「ぬか床」に酸味や旨味が蓄えられているので、野菜を一晩漬けておくだけで、おいしいお漬物が出来上がる。まるで魔法のようである。

 

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はてなグループの中に、『ほのぼの』というグループをだいぶ前に作っていて、素晴らしい方たちにご参加いただいています。よろしければのぞいてみて下さい。

そして、そことは別に新しく『漬物大好き』というグループを昨日 誕生させました。漬物に関するグループはないものかと、前から探していたのであるが、見つからないのでとりあえず作ってみた。私は、ぬか漬けしか知らないが、いろいろな種類の漬物のお話にも興味がある。とはいっても、漬物ネタだけでは話が続かないかもしれない。おそらく、漬物に関する自分のエントリもほとんどないだろうが。まずは見切り発進でひとりのスタートということである。