日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

そして初秋の海

ポートレイト(人物写真)の大家といわれる写真家の坂田栄一郎さんは、90年代後半より16年間江ノ島海岸に通い、夏の「江ノ島」を撮り続けたそうである。たしかに、この海やこの島には何度も訪れたくなる魅力がある。子どもの頃から、真夏の海といえば真っ先に江ノ島が脳裏に浮かんだ。

 

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私の中での、この海のテーマソングといえば、石川セリさんの名曲『八月の濡れた砂』である。昨年こちらに訪れたとき、iPodをずっとシャッフルで再生していたのであるが、海岸に降り立ったとたんにその曲が流れた。あまりの偶然に胸がジーンときた。そして次にはサザンの『真夏の果実』が・・。まるで、私のiPodにはこころがあるように感じた。

 

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こちらの海へ8月に通ったというのは、子どもの頃までであった。車を乗り回す年代になったら、真夏の海はほとんど伊豆に行っていた。江ノ島や鎌倉の海が、真夏はとても汚く感じたからだ。それと、ものすごい人出で海岸で座る場所も確保できないほどだった。その反動で、9月からの江ノ島や鎌倉には無性に行きたくなる。

 

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春の江ノ島も気持ちよかったが、(真夏に近寄ることの)封印が解かれた今が一番好きである。ここへはずっと平日休みを利用してきているが、昨夏うっかり足を踏み入れてしまった。いつもすいているのがあたりまえの駅前のコンビニが大行列であった。また、花火大会の日とぶつかったときは、駅を降りて知ったのですぐに引き返した。

 

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身動きができないほどの観光客でひしめき合う江ノ島と、心地よい風の中でゆったりと海を感じて過ごせる江ノ島。その両方の顔を知っているのであるが、江ノ島は悠然とした態度でいつもと同じに堂々と佇んでいる。

 

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