日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

思わず足が向いて

今年は江ノ島によく来ている。
本日も晴天の中、楽しんできた。
子どもの頃から何度も訪れている地ではあるが、今年が最多であろう。

江ノ島に来るときは、iPodから流れる音楽をBGMにして、海を眺めるとすごく落ち着く。一番近くて馴染みのある海だからなのだろうか。
iPodの音楽の設定はシャッフルなので、とくに自分で選曲はしていない。
機械まかせのはずなのに、ここにいると必ず関連性のある曲が流れる。

8月に来たときは、海岸に着いたとたんに『八月の濡れた砂』が流れたし、本日は裏の岩場の海の前に立ったとたんに『真夏の果実』が始まった。そして、加山雄三さんの湘南の海をテーマにした曲が続いた。偶然なのであろうがふしぎだ。もうかなり昔だが、江ノ島のヨットハーバーで加山さんの光進丸を見つけたことを思い出した。

もう冬で気温は低いが、とても暖かな日差しの中、片瀬江ノ島駅の前で買ったハンバーガーを食べた。今年は江ノ島に来るたび、ビールといっしょに島のどこかで飲食している。ただ、今日は今までみたいに気を許して食べることができなかった。
先日テレビで観た、鳶(とんび)の被害特集が頭から離れない。

もちろん鳶(とんび)がたくさん飛び回っているのは知っている。
気を付けるようにとの呼びかけの看板も見ている。
それでも、テレビを観るまであれほどとは思わなかった。

島の頂上のベンチでよく飲み食いをしていたが、鳶(とんび)が手の届きそうな高度を飛び回っていた。とりあえず、今日は樹木をバックにしたベンチを探してハンバーガーに噛り付いた。鳶(とんび)のおかげでゆっくりと外で食事のできないご時世であることが身に染みた。